2022年2月3日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
プロフィール
芸名 / 読み | 余 貴美子 / よ きみこ |
誕生日 | 5月12日 |
出身地 | 神奈川県 |
身長 / 体重 / 血液型 | 161.0cm / 56.0kg / B型 |
星座 / 干支 | おうし座 / 申年 |
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▼余貴美子(左)
生い立ち
余貴美子は、神奈川県横浜市中区出身の1956年5月12日生まれ。B型。[出典1][出典10]
現在年齢は66歳。アルファエージェンシー所属。[出典2]
台湾人と日本人のハーフ
余貴美子は父が台湾人で、母が日本人。
また、台湾の女優・范文雀は従妹にあたる。[出典3]
ドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』に出演
余貴美子はドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』(NHK)でナレーションを担当。
同番組は、著名人の”家族の歴史”を徹底取材。その取材によって判明した”アイデンティティ”や”家族の絆”などにまつわるエピソードを紹介している。
2016年には余貴美子自身も出演。
番組内で、余一族が”客家”と呼ばれる民族に属していることが判明した。
客家は中国の漢民族のなかでも独自の文化とアイデンティティを有しており、”流浪の民”とも呼ばれている。[出典4]
また、客家からは孫文、李登輝など政治家や事業家が数多く輩出されているという。[出典5]
余貴美子は、自身のルーツについて、
日本や台湾、中国というより、私は客家。そんな風に思っています。[出典4]
と語っている。[出典4]
芸能活動
高校卒業後、「オンシアター自由劇場」に所属
余貴美子は、高校卒業後の1976年に「オンシアター自由劇場」に所属。
舞台『上海バンスキング』のリリー役などを務める。
その後、1996年に俳優・大谷亮介らと役者集団「東京壱組」を旗揚げ。
映像作品においては、1987年公開の映画『ちょうちん』で映画に初出演。
また、その翌年の1988年公開の映画『噛む女』で見せた凄艶な演技で注目を集めた。[出典3]
▼大谷亮介
https://twitter.com/ai_sakaba_music/status/1038699363067809792
2年連続で「日本アカデミー賞」を受賞
余貴美子の代表作は、2010年放送の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)、2012年放送の朝ドラ『純と愛』(NHK)、2018年放送の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)など。
2008年公開の映画『おくりびと』、2009年公開の『ディア・ドクター』の2作品では「日本アカデミー賞」において、最優秀助演女優賞を2年連続で受賞している。[出典3]
出演作品(映画・ドラマ)
フジテレビ史上最速で続編放送が決定したドラマ『ファーストクラス』
余貴美子は2014年10月放送のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ)に出演。主演は沢尻エリカ。
本作は、同年4月に放送されたドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ)の続編として制作された。前作は、最終回で同枠としては最高視聴率となる10.3%を獲得。放送終了からわずか4ヵ月で続編となる本作が放送されることが決定した。これは、フジテレビ史上最速での続編放送決定となっている。[出典6]
デザイナーとなったちなみ(沢尻エリカ)は、大御所デザイナー・竜子(夏木マリ)の会社に勤務していた。そんなちなみ(沢尻エリカ)は、1週間後に予定されている秋冬コレクション発表のためのデザイン提出に追われていた。
余貴美子は、ちなみの勤める会社を買収したNGS HoldingsのCEO・瀧川蘭子役を演じた。[出典7]
大ヒット作の続編アニメ映画『アナと雪の女王2』
余貴美子は2019年公開の映画『アナと雪の女王2』に声優として出演。主人公・エルサの声は女優の松たか子が務めた。
本作は、興行収入が日本歴代3位となる255億円を記録し、大ヒットとなった2013年公開の映画『アナと雪の女王』の続編として制作された。また、前作の主題歌『let it go』に続き、本作の主題歌『Into the Unkown』も「アカデミー賞」主題歌賞にノミネートされている。
自身の魔法の力を”ありのままの自分”として受け入れた姉・エルサとその妹・アナは仲間たちに囲まれ幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、エルサは不思議な歌声を耳にするが、その歌声はエルサにしか聞こえなかった。[出典8]
余貴美子は、ノーサルドラ一族のリーダー・イエレナの声を担当した。[出典9]
人物
- 学生時代は横浜の元町・中華街でよく遊んでいた。[出典10]
- 20歳頃までサンドイッチやソフトクリームを提供する「ホンダ」という店でアルバイトをしていたという。[出典10]
- 横浜で育ち、結婚して東京へ移住するまではずっと横浜で生活をしていた。そのため、横浜は思い出と思い入れのある、大好きな大切な街だと語っている。[出典10]
- 脚本家・遊川和彦のファン。どこかスリルを感じる会話劇に魅力を感じるという。そんな遊川和彦脚本の作品には、朝ドラ『純と愛』(NHK)やドラマ『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日)などに出演している。[出典11]
- 権力が欲しい、銅像を建てたいといった類の欲望を持ったことがなく、女優業においても主役を務めたいと考えたことは一度もないという。[出典12]
- 心配性で、常に悪い妄想をしてしまう。[出典13]
- かつて横浜のバイク乗りが集うチーム「ケンタウロス」が集まる喫茶店に出入りしていた。当時、チームのメンバーから「マリア」と呼ばれるマドンナ的な存在だったという。[出典13]
- ゲン担ぎとして大量のお守りを持ち歩いている。[出典13]
- 伝統芸能である能を習っている。流派は喜多流。[出典13]
- 電車に乗っていると集中できるため、セリフを覚えるために山手線に乗車していたことがある。また、人間観察にも山手線を利用していた。[出典14]
結婚
2006年にNHK美術スタッフの男性と結婚
余貴美子は、2006年にNHKで美術スタッフとして働いていた男性と結婚。[出典15]
また、出演したドラマのインタビューで”運命”についてどう思うかを聞かれた際、
'86年、劇団『東京壱組』を結成。'96年の解散までに14公演に出演。劇団活動と並行して、映画、TVへと活動の場を広げる。'88年『噛む女』(神代辰巳監督)で、本格的に映画デビュー、'92年『うみ・そら・さんごのいいつたえ』(椎名誠監督)で初主演を果たす。'98年、『あ、春』、『学校Ⅲ』で、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール助演女優賞を受賞。'08年には、第63回毎日映画コンクールにて田中絹代賞を受賞。また同年『おくりびと』、'09年『ディア・ドクター』で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞するなど、受賞歴多数。TVでは、『愛してると言ってくれ』('95年 TBS)以来、連続ドラマにおいて欠かすことの出来ない女優となっている。単発ドラマでは、'99年『冬の駅』(日本テレビ火曜サスペンス劇場)で、ギャラクシー賞個人賞受賞、'01年『人情質屋の事件台帳』(TBS月曜ドラマスペシャル)で、質屋店主いかりや長介さんの出戻り娘役で初主演。シリーズ化が期待されたが、いかりやさん死去により2本で終了。同じく'01年より『だます女だまされる女』シリーズ(日本テレビ火曜サスペンス劇場)3話~9話主演。'03年より『女タクシードライバーの事件日誌』シリーズ(TBS)など2時間ドラマ主演作も多数。近年の舞台主演作に、『錦繍』('07年 原作宮本輝、演出ジョン・ケアード 銀河劇場)、『あれから』('08年 作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ 世田谷パブリックシアター)がある。
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