2024年1月16日更新
2008年公開の映画『おくりびと』、2009年公開の『ディア・ドクター』の2作品では「日本アカデミー賞」において、最優秀助演女優賞を2年連続で受賞している。[出典3]
出演作品(映画・ドラマ)
フジテレビ史上最速で続編放送が決定したドラマ『ファーストクラス』
余貴美子は2014年10月放送のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ)に出演。主演は沢尻エリカ。
本作は、同年4月に放送されたドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ)の続編として制作された。前作は、最終回で同枠としては最高視聴率となる10.3%を獲得。放送終了からわずか4ヵ月で続編となる本作が放送されることが決定した。これは、フジテレビ史上最速での続編放送決定となっている。[出典6]
デザイナーとなったちなみ(沢尻エリカ)は、大御所デザイナー・竜子(夏木マリ)の会社に勤務していた。そんなちなみ(沢尻エリカ)は、1週間後に予定されている秋冬コレクション発表のためのデザイン提出に追われていた。
余貴美子は、ちなみの勤める会社を買収したNGS HoldingsのCEO・瀧川蘭子役を演じた。[出典7]
大ヒット作の続編アニメ映画『アナと雪の女王2』
余貴美子は2019年公開の映画『アナと雪の女王2』に声優として出演。主人公・エルサの声は女優の松たか子が務めた。
本作は、興行収入が日本歴代3位となる255億円を記録し、大ヒットとなった2013年公開の映画『アナと雪の女王』の続編として制作された。また、前作の主題歌『let it go』に続き、本作の主題歌『Into the Unkown』も「アカデミー賞」主題歌賞にノミネートされている。
自身の魔法の力を”ありのままの自分”として受け入れた姉・エルサとその妹・アナは仲間たちに囲まれ幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、エルサは不思議な歌声を耳にするが、その歌声はエルサにしか聞こえなかった。[出典8]
余貴美子は、ノーサルドラ一族のリーダー・イエレナの声を担当した。[出典9]
人物
- 学生時代は横浜の元町・中華街でよく遊んでいた。[出典10]
- 20歳頃までサンドイッチやソフトクリームを提供する「ホンダ」という店でアルバイトをしていたという。[出典10]
- 横浜で育ち、結婚して東京へ移住するまではずっと横浜で生活をしていた。そのため、横浜は思い出と思い入れのある、大好きな大切な街だと語っている。[出典10]
- 脚本家・遊川和彦のファン。どこかスリルを感じる会話劇に魅力を感じるという。そんな遊川和彦脚本の作品には、朝ドラ『純と愛』(NHK)やドラマ『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日)などに出演している。[出典11]
- 権力が欲しい、銅像を建てたいといった類の欲望を持ったことがなく、女優業においても主役を務めたいと考えたことは一度もないという。[出典12]
- 心配性で、常に悪い妄想をしてしまう。[出典13]
- かつて横浜のバイク乗りが集うチーム「ケンタウロス」が集まる喫茶店に出入りしていた。当時、チームのメンバーから「マリア」と呼ばれるマドンナ的な存在だったという。[出典13]
- ゲン担ぎとして大量のお守りを持ち歩いている。[出典13]
- 伝統芸能である能を習っている。流派は喜多流。[出典13]
- 電車に乗っていると集中できるため、セリフを覚えるために山手線に乗車していたことがある。また、人間観察にも山手線を利用していた。[出典14]
結婚
2006年にNHK美術スタッフの男性と結婚
余貴美子は、2006年にNHKで美術スタッフとして働いていた男性と結婚。[出典15]
また、出演したドラマのインタビューで”運命”についてどう思うかを聞かれた際、
運命ですか…。私、今の主人と一緒になるとき、お互いの実家の電話番号、下4ケタが全く一緒だったんですよ! つまらないことですいません、確か「0595」でした(笑)。確率的になかなかないですよね。番号が全く同じなんて。それはいま思えば運命だったなと感じています。[出典11]
と、夫とのエピソードを語っている。[出典11]
出演
テレビ番組
- はじめまして、愛しています。 (テレビ朝日)
- 下流の宴 (NHK)
- TAROの塔 (NHK)
- FIRST CLASS 2
- おせん
- 離婚シンドローム〜妻に今すぐ出て行って!と言われたら〜
- 愛していると言ってくれ
- 芙蓉の人〜富士山頂の妻〜
- 遺産争族 (テレビ朝日)
- ちゅらさん
- クレオパトラな女たち
- 大奥〜華の乱〜
- 危険な関係
- 悪女について
- いねむり先生
- 篤姫 (NHK)
- 眩(くらら)~北斎の娘~
- 民衆の敵 ~世の中、おかしくないですか!?~
- ファーストクラス
- 居酒屋ふじ
- 半分、青い。
- 生きたい たすけたい
- わるいやつら
- キルトの家
- バージンロード
- 家政夫のミタゾノ
- 記憶捜査~新宿東署事件ファイル~
- 家政婦のミタゾノ
- 疑惑
- Dr.伊良部一郎 (テレビ朝日)
- 顔
- 病室で念仏を唱えないでください
- 家政夫のミタゾノ 第4シリーズ
- 深夜食堂4
- ナイトヒーロー (テレビ東京)
- 松本清張生誕100年スペシャル・夜光の階段 (テレビ朝日)
- dele
- いちばん大切な人
- テミスの剣
- L×I×V×E
- 居酒屋ゆうれい
- 鬼平犯科帳 第6シリーズ
- 天城越え
- 民衆の敵
- ショートピース2
- たんぺん!~大人のコメディ劇場
- 優しい時間
- つるかめ助産院~南の島から~
- 結婚前夜
- 白線流し
- 純と愛
- 放課後グルーヴ
- 世にも奇妙な物語 第3シリーズ
- 君が心をくれたから
映画
- 藁の楯 (ワーナー・ブラザース映画)
- ディア・ドクター
- 外事警察 その男に騙されるな
- 続・深夜食堂
- 後妻業の女
- 麦子さんと
- 食堂かたつむり
- 横道世之介 世之介の母・横道多恵子 役
- 男たちの大和 YAMATO
- RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 滝島佐和子 役
- あ、春 韮崎千鶴子 役
- 繕い断つ人
- ブルーハーツが聴こえる
- 八日目の蝉
- 樹の海
- 繕い裁つ人
- ツレがうつになりまして。
- 汚れた心
- パーフェクト・レボリューション
- 20世紀ノスタルジア
- 寄生獣 (東宝)
- 東京タワー
- 空気人形
- 全裸監督
- 新・仁義なき戦い
- 榎田貿易堂
- 駅までの道をおしえて
- 影に抱かれて眠れ
- ステップ
- 自殺サークル
- 深夜食堂 (東映)
- 寄生獣(完結編) (東宝)
- 寄生獣(前編) (東宝)
- ソロモンの偽証 後篇・裁判
- 魔法遣いに大切なこと
- 武士の献立
- AI 崩壊
- 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ
- 偶然にも最悪な少年
- ホテルローヤル
- 泣く子はいねぇが
- だいじょうぶ3組
- 孤高のメス
- 総理の夫
- ノイズ
出典
- 『余貴美子』(映画.com)
- 『余 貴美子』(ALPHA AGENCY)
- 『余貴美子』(KINENOTE)
- 『余貴美子 「日本や台湾、中国というより、私は客家」』(livedoorNEWS)
- 『ファミリーヒストリー 余貴美子〜350年前に遡るルーツ不屈の家族〜』(TVでた蔵)
- 『フジ史上最速!沢尻エリカ主演「ファースト・クラス」続編が10月放送』(シネマトゥデイ)
- 『ファーストクラス』(ザテレビジョン)
- 『アナと雪の女王2』(映画.com)
- 『『アナと雪の女王2』吹き替え声優キャスト【まとめ】』(シネマトゥデイ)
- 『日本を代表する女優、余貴美子さんを徹底解剖!』(はまれぽ.com)
- 『余貴美子「笑わない努力をするのは難しかったです」』(ザテレビジョン)
- 『「民衆の敵」出演中の余貴美子「『主役をやりたい!』と一度も考えたことがなくて…(笑)」』(ザテレビジョン)
- 『女優・余貴美子は超心配性だった!? スタジオでまさかのハプニングが!:チマタの噺』(テレ東プラス)
- 『『RAILWAYS』の余貴美子が語る「男と女はややっこしい(笑)」』(Movie Walker)
- 『余貴美子「チンコピー」で夫婦円満!』(日刊スポーツ)
'86年、劇団『東京壱組』を結成。'96年の解散までに14公演に出演。劇団活動と並行して、映画、TVへと活動の場を広げる。'88年『噛む女』(神代辰巳監督)で、本格的に映画デビュー、'92年『うみ・そら・さんごのいいつたえ』(椎名誠監督)で初主演を果たす。'98年、『あ、春』、『学校Ⅲ』で、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール助演女優賞を受賞。'08年には、第63回毎日映画コンクールにて田中絹代賞を受賞。また同年『おくりびと』、'09年『ディア・ドクター』で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞するなど、受賞歴多数。TVでは、『愛してると言ってくれ』('95年 TBS)以来、連続ドラマにおいて欠かすことの出来ない女優となっている。単発ドラマでは、'99年『冬の駅』(日本テレビ火曜サスペンス劇場)で、ギャラクシー賞個人賞受賞、'01年『人情質屋の事件台帳』(TBS月曜ドラマスペシャル)で、質屋店主いかりや長介さんの出戻り娘役で初主演。シリーズ化が期待されたが、いかりやさん死去により2本で終了。同じく'01年より『だます女だまされる女』シリーズ(日本テレビ火曜サスペンス劇場)3話~9話主演。'03年より『女タクシードライバーの事件日誌』シリーズ(TBS)など2時間ドラマ主演作も多数。近年の舞台主演作に、『錦繍』('07年 原作宮本輝、演出ジョン・ケアード 銀河劇場)、『あれから』('08年 作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ 世田谷パブリックシアター)がある。
出典:タレントデータバンク