2024年2月16日更新
どんな人?
- 前田吟(まえだぎん)は、日本の役者。山口県出身の1944年2月21日生まれ。T-artist所属。
- 養成所を経て、1965年放送のドラマ『純愛物語』(TBS)で本格的に役者デビューした。
- 1969年の映画『男はつらいよ』では主人公の妹と結婚する印刷工・諏訪博を演じ、以降シリーズ48作品に出演している。
- 以降も多くの映画・ドラマなどに名バイプレイヤーとして出演。
- 私生活では結婚しており、次男は役者の前田淳、四男は競技ダンス選手の前田亨。
生い立ち
前田吟は、山口県出身の1944年2月21日生まれ。現在年齢は80歳。T-artist所属。[出典1]
高校を1年で中退したあとは大阪でさまざまな職を転々とし、役者になるため通信で高卒認定を取得している。
1962年に上京し「東京芸術座研究所」を経て「俳優座養成所」に所属した。[出典2]
芸能活動
前田吟は、1965年放送のドラマ『純愛物語』(TBS)で役者として本格的にデビューした。
1968年公開の映画『ドレイ工場』では初の主演を務め、翌年は映画『男はつらいよ』に出演。
同作では主人公の妹と結婚する印刷工・諏訪博を演じ、以降シリーズ化された全てに出演している。
以降も映画『仁義なき戦い・広島死闘篇』や『看護婦のオヤジがんばる』などに出演。
大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)や連続テレビ小説『マッサン』(NHK)、『信長協奏曲』(フジテレビ)や『正直不動産』(NHK)など多くのドラマにも出演している。[出典2][出典3]
2017年公開の映画『3月のライオン』では、3姉妹たちの祖父を演じた。[出典5]
また、2020年まで放送されていたクイズ番組『二代目 和風総本家』(テレビ東京)では二代目司会を務めている。[出典4]
人物
- 生後100日で養子に出され、4歳の時に養母が死去。中学2年に進学する直前で養父も他界し、その後は養父の家族や実の母の姉の家などを転々としている。
- 生い立ちの関係から「役者の仕事は飯を食うため」と公言し続けてきたが、役者人生が長くなってきてからは「日々が楽しいのは仕事のおかげ」と思えるようになった。[出典6]
- 私生活では結婚しており4人の息子がいる。
- 長男、次男、三男は非常に厳しく育てたが、歳が離れてから生まれた四男には甘く、3人から不満を持たれている。[出典7]
出演
テレビ番組
- マッサン
- おんな城主 直虎
- 竜馬がゆく(NHK大河ドラマ 1968年)
- 瞳
- 功名が辻
- 妻たちの課外授業2
- 隠密八百八町
- 遠山の金さんVS女ねずみ
- 家康が最も恐れた男 真田幸村
- 遠山の金さんVS女ねずみ 第2シリーズ
- 六月の花嫁・偽りのドレス
- 伊能忠敬 ~子午線の夢~
- 青い鳥
- 遠い約束 ~星になったこどもたち~
映画
- 3月のライオン 前編
- のぼうの城
- 真夏の方程式
- 男はつらいよ 望郷篇
- フローレンスは眠る
- 男はつらいよ お帰り 寅さん
- 男はつらいよ ぼくの伯父さん
- 男はつらいよ 寅次郎の青春
- 男はつらいよ 寅次郎の告白
- 男はつらいよ 寅次郎の休日
- 男はつらいよ 寅次郎紅の花
- マークスの山
- R100
- 男はつらいよ・口笛を吹く寅次郎
- リトル・マエストラ
- 3月のライオン 後編
- ニライカナイからの手紙