2021年9月24日更新
そんな中、同大学で教授をしており、劇作家で演出家の野田秀樹の存在を知り、2年時から野田の授業を取り始める。[出典8][出典9]
そこで野田に声を掛けられ、舞台『ザ・キャラクター』に出演。
大学時代の加藤は事務所に頼らず自分でオーディションを探して来たり、ワークショップに参加したりしており、そうした中で河原雅彦や本谷有希子の作品に出演して行った。[出典8]
大学卒業後の転機
加藤諒は、大学卒業後にドラマ『主に泣いてます』に出演。オーディションはなく、「小桃役のイメージに合うから」という理由で同役に大抜擢された。[出典8]
2015年には、バラエティ番組『今夜くらべてみました』や『アウト×デラックス』に出演。大きな話題となり、ブレイクのきっかけとなった。
翌2016年にはNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、大河ドラマ『真田丸』に出演。
以降コンスタントに仕事が入るようになり、現在の地位を築いている。[出典10]
出演作品
映画
2005年『HINOKIO』
2008年『フレフレ少女』
2011年『石降る丘』
2016年『金メダル男』
2017年『本能寺ホテル』
2017年『火花(映画版)』
2018年『ギャングース』
2019年『翔んで埼玉』
2019年『PRINCE OF LEGEND』
2019年『劇場版パタリロ!』[出典29]
ドラマ
2001年『ガッコの先生』(TBS)
2003年『こころ』(NHK)[出典13]
2012年『主に泣いてます』(フジテレビ)[出典6][出典7][出典8]
2015年『学校のカイダン』(日本テレビ)[出典11]
2016年『とと姉ちゃん』(NHK)[出典10]
2016年『ゆとりですがなにか』
2017年『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(日本テレビ)
2017年『東京タラレバ娘』(日本テレビ)※声の出演
2018年『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)
2019年『焼肉プロレス』(テレビ大坂)※主演
2019年『ルパンの娘』(フジテレビ)[出典12]
舞台
2010年『ザ・キャラクター』
2010年『押忍!!ふんどし部!』
2012年『押忍!!ふんどし部!再演』
2013年『続!!押忍!!ふんどし部!』
2011年『クレイジーハニー』
2015年『NARUTO-ナルト-』
2016年『NARUTO-ナルト-再演』
2015年『ライチ☆光クラブ』
2016年『Goodbye,Snow White』
2016年『パタリロ!』
2018年『パタリロ!』
2017年『帝一の國』
2018年『10th Anniversary ザ・ミュージカルマン starring エハラマサヒロ』[出典1]
アニメ
舞台、そして映画化もした『パタリロ!』
加藤諒は、2016年に公演された舞台『パタリロ!』に出演。主演、座長を務めた。[出典14]
本作は、1978年から現在も連載されており、1982年にはアニメ化もされた魔夜峰央の同名コミックが原作。マリネラ王国の国王である10歳のパタリロ、イギリス情報局秘密情報部のバンコラン、元暗殺者で美少年のマライヒ、タマネギ部隊が、サスペンス・ミステリー・オカルト・ファンタジー・ギャグなど、様々な要素で大騒動を巻き起こす作品。
舞台化が発表された際、「あの現実離れした世界観の主人公であるパタリロを演じられる人間が居るのか」と話題になったが、パタリロ役が加藤諒であると発表されると納得の声が上がった。[出典14]
更に、2018年には劇場を天王洲銀河劇場にスケールアップし、ショーアップされた第2弾が上演された。[出典15]
更には、2019年6月28日に映画『劇場版パタリロ!』が公開。
舞台版の演出を手掛けた小林顕作が監督を務めた本作は、舞台版のキャストが再集結した。[出典16]
舞台版のキャスト発表時から「加藤諒なら納得」と言われ、世紀のハマり役とまで称されたパタリロ役に対し加藤は、
こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくない。[出典17]
人物
1990年2月13日生まれ、静岡県出身の俳優。テレビドラマ、映画、CMなどで活躍する。主な出演作品に、フジテレビ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』、邦画『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』、舞台『パタリロ!』など他多数。趣味・特技は、映画鑑賞、食品サンプル作り、ダンス。
出典:タレントデータバンク