2017年6月22日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 堀内正美の父は映画監督・堀内甲(まさる)。子供時代は父の仕事場によく出入りしていた。
- 堀内正美は演出を学ぶため、桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇コースへ入学し、演出家の千田是也・田中千禾夫・阿部公房に学ぶ。その後、劇作家の清水邦夫・演出家の蜷川幸雄へ師事した。
- 大学在学中にスカウトされドラマ『わが愛』(TBS系)加藤剛の弟役でデビュー。
プロフィール
芸名 / 読み | 堀内 正美 / ほりうち まさみ |
誕生日 | 3月22日 |
出身地 | 東京都 |
デビュー年 | 1973年 |
身長 / 血液型 | 172.0cm / AB型 |
星座 / 干支 | おひつじ座 / 寅年 |
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生い立ち
1950年3月22日、東京都世田谷区に生まれる。[出典1]
父は映画監督の堀内甲で[出典1]、仕事熱心な人物だったと語っている。[出典2]
子供時代は父の仕事場である映画の撮影所によく出入りしていたとのこと。[出典2]
中学生の頃までは教師か考古学者になりたかったといい、高校生の頃は革命家になって日本を変えることに憧れていたという。[出典2]
桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇コースに入学し、演出家の千田是也・田中千禾夫・阿部公房の下で演出を学んだ。[出典1]
その後は劇作家の清水邦夫の下で劇作を学んだり、演出家の蜷川幸雄の下で演出をより深く学んでいた。[出典1]
芸能活動
大学在学中、TBSプロデューサー・山田和也に俳優としてスカウトされた。その後1973年にテレビドラマ『わが愛』(TBS系)に加藤剛の弟役で出演し、俳優デビューした。[出典1]
以来、俳優として数多くの舞台・映画・テレビドラマ等に出演している。[出典1]
文芸・サスペンス・時代劇作品に多く出演
堀内正美の出演作品の中で特に多いジャンルとして、文芸・サスペンス・時代劇が挙げられる。[出典1]
実際、公式サイトに掲載されている主な出演作品を見ると、例えばテレビドラマでは
- 『わが愛』(TBS系)
- 『帰ってきた七人の刑事』(TBS系)
- 『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)
- 『峠の群像』(NHK)
- 『必殺仕事人シリーズ』(テレビ朝日系)
- 『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)
などが挙げられており、前述のジャンルの作品に多く出演していることがわかる。[出典3]
テレビの影響力を実感した出来事
堀内正美は印象に残っている役として、1974年に放送された『虚構の家』(テレビ朝日系)の「受験生の息子」役を挙げている。[出典2]
堀内が演じた「受験生の息子」は、サイダーがないと勉強がはかどらないと思い込んでいる受験生。作中には、受験生が母にサイダーを買いに行かせたところ、道中で母が交通事故に遭い死亡する場面がある。[出典2]
その場面が放送された後、たまたま入った喫茶店ではウェイトレスに「サイダーはありませんよ」と責めるように言われたという。[出典2]
そこで堀内は
あっ、TVの役柄のイメージって、すごい影響力なんだなぁ
と実感したと語っている。[出典2]
私生活
東京から神戸へ
堀内正美は1984年、30年間生活をした東京から神戸市に住居を移している。
阪神淡路大震災後の後、1995年からは、神戸市民の合言葉「がんばろう!!神戸」を発案し、市民ボランティアネットワーク「がんばろう!!神戸」を結成し、活動を始めている。[出典2]
神戸について堀内は、
思い出は東京にもたくさんあるけど、やっぱり神戸が好きだね。
いいとこいろいろあるけど、海があるのが一番かな。日常生活に海があるんだよ。一番好きなあきない風景だね。思い切って移り住んでほんとよかったと思ってるよ。仕事は大変になったけどね。今はがんばって東京通勤してる!だから応援よろしく(笑)[出典2]
と語っている。
出演
テレビ番組
- 仮面ライダードライブ (テレビ朝日)
- べっぴんさん 田中五郎 役
- 二十歳と一匹
- 誇りの報酬
- 東野圭吾「変身」
- 純と愛
- 3年B組金八先生 (第5シリーズ)
映画
出典
- 『Profile』(堀内 正美 Official WebSite -Face-)
- 『一問一答インタビュー』(堀内 正美 Official WebSite -Face-)
- 『Biography テレビ出演履歴』(堀内 正美 Official WebSite -Face-)
桐朋学園大学演劇科在学中、清水邦夫氏に劇作を、蜷川幸雄氏に師事し演出を学ぶ。在学中にスカウトされ、73年ドラマ「わが愛」で俳優デビュー翌年、NHK朝の連続テレビ小説「鳩子の海」でヒロインの憧れの人を好演。その後、実相寺昭雄監督との出会いで個性的な役柄を次々と演じる。NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」主役の父(2012-2013春)、大河ドラマ『軍師官兵衛』公家:吉田兼和役(2014)NHK土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』(主役:松下奈緒)の父(2014)NHKBSプレミアム『ボクの妻と結婚してください!』(主役:木村多江)の父(2015)EX『アイムホーム』(ヒロイン:上戸彩)の父(2015)、など気品ある父親役を演じている。EX『BG~身辺警護人』民事党幹事長・五十嵐映一役(2018)など敵対する役も多い。
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