2021年3月23日更新
どんな人?
- 大倉忠義(おおくらただよし)は、日本で活動するアイドル・役者。大阪府出身の1985年5月16日生まれ。アイドルグループ「関ジャニ∞」のメンバー。ジャニーズ事務所所属。
- 父は居酒屋チェーン店「鳥貴族」の創業者で社長の大倉忠司。
- 1997年にジャニーズ事務所へ入所し、ジャニーズJr.での活動を経て2002年にアイドルグループ「関ジャニ∞」にメンバー入りした。
- グループ内ではドラムを担当しており、2004年に発売されたシングルCD『浪花いろは節』でメジャーデビュー。
生い立ち
大倉忠義は、大阪府出身の1985年5月16日生まれ。[出典1]
現在年齢は、37歳。身長178cm。ジャニーズ事務所所属。[出典1][出典2]
父親は居酒屋チェーン店「鳥貴族」の創業者
父親は、居酒屋チェーン店「鳥貴族」の創業者で社長の大倉忠司。
大倉忠司は1985年、25歳の時に東大阪市に1号店を出店。その後、500以上もの店舗を抱える一大チェーンに成長させ、2016年に東証1部に上場した。
その後継者にも注目が集まっていたが、長男である大倉忠義や2人の弟にも継がせる気はないと断言。
大倉忠司は創業時から子供に継がせるつもりはなかったといい、「後継者は長年勤めている社員の中から輩出したい」と語っている。
同社への入社については、大倉忠義と次男からの打診はなかったが、三男からは大学卒業前に打診があった。
しかし、「自分の好きな道で、夢をつくって追いかけたほうが幸せだ」と、断っている。[出典3]
▼父親で居酒屋チェーン店「鳥貴族」の社長・大倉忠司
https://twitter.com/livedoornews/status/1059948390405038081
高校を中退している
大倉忠義は高校を中退しており、最終学歴が中学卒業だった。
しかしその後、自身が所属するアイドルグループ「関ジャニ∞」がメインを務めるバラエティ番組『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日)で、卒業程度認定試験に合格している。
卒業程度認定試験、通称”高認”は高校卒業程度の学力があるかどうかを認定する試験。合格することにより大学・短大・専門学校の受験資格を得ることができる。
なお、同番組ではメンバーの横山裕も大倉忠義と共に同試験に挑戦。
芸能活動
1997年にジャニーズ事務所へ入所
大倉忠義は1997年、ジャニーズ事務所へ入所。
同事務所にはオーディションを経ているが、履歴書を送ってからオーディションの案内がくるまでに、2年もの空白の時間があったという。
入所後は、デビューを目指して所属タレントのバックダンサーなどを担う「ジャニーズJr.」として活動。舞台などに出演するも、1999年から2001年の期間は仕事がほとんどない状態だった。
2002年、後に自身も所属するアイドルグループ「関ジャニ∞」が結成。
しかし、大倉忠義は初期メンバーに選出されておらず、同グループのバックダンサーを務めたこともあった。
その後、同グループのドラムを担当していたメンバーが脱退。
同グループのメンバー、安田章大が当時の社長である故・ジャニー喜多川に大倉忠義をドラム担当として推薦したという。
推薦を受けた大倉忠義は、ジャニー喜多川の前でドラムを披露することに。
当日は保険のため、もう1人ドラマーがスタンバイしていたが、大倉忠義がメンバーとして選ばれた。[出典4]
大倉忠義は当時を振り返り、
いろんなドラマーのビデオとかを見て、ガムシャラにやってたらかっこよく見えるんじゃないかっていうので、リハで首とかガンガン全力でやってたら、ジャニーさんから『いいよ。1人で行こう』ってなって。[出典4]
と語っている。[出典4]
同グループは2004年、『浪花いろは節』でCDデビュー。
代表曲は、2007年発売の『ズッコケ男道』や2015年発売の『前向きスクリーム』など。[出典5]
また、メンバーそれぞれが役者として様々な作品に出演しているほか、「関ジャニ∞」として冠番組を複数持つなど、多方面での活躍を見せている。[出典6][出典20]
役者としても活躍
大倉忠義は、役者としても活躍している。
大人気ドラマ『必殺仕事人』シリーズ(テレビ朝日)をはじめ、2009年放送のドラマ『ヤスコとケンジ』(日本テレビ)などに出演。
同年放送のドラマ『ROMES/空港防御システム』(NHK)では、連続テレビドラマ初主演を果たしている。
また、その翌年の2010年には映画『大奥(2010)』でスクリーンデビュー。2013年公開の映画『100回泣くこと』で映画単独主演を務めた。[出典7]
2014年には、漫画家・稚野鳥子の人気コミックを実写映画化した映画『クローバー』に出演。主演の武井咲演じるOLの鈴木沙耶の恋人で、ドSなエリート上司・柘植暁を演じた。[出典8]
2016年公開の阿部寛主演映画『疾風ロンド』では、スキー場のパトロール隊員・根津昇平を熱演。
同作は、小説家・東野圭吾の同名サスペンス小説を実写映画化。しがない研究者である栗林和幸(阿部寛)が、盗まれた生物兵器の捜索に奮闘する様子を描いている。[出典9]
その後、2020年に映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で、およそ6年ぶりに映画の主演を務める。主人公の不倫を重ねる広告代理店社員・大伴恭一を演じた。
同作は、漫画家・水城せとなの人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』、『俎上の鯉は二度跳ねる』の2作を実写映画化。
同作では主人公の大伴恭一(大倉忠義)と、大学時代の後輩で浮気調査員の今ヶ瀬渉(成田凌)との男性同士の恋愛模様を描いている。[出典10]
2021年放送の主演ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ)では、過去にタイムスリップして未来を変えてしまう恐妻家・剣崎元春を演じた。同作は、韓国で2018年に放送された同名ドラマを原作としている。[出典11]