2020年11月10日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 斉藤由貴(さいとうゆき)は、日本で活動する女優・歌手。神奈川県横浜市出身の1966年9月10日生まれ。東宝芸能所属。
- 高校3年生だった1984年に、漫画雑誌『週刊少年マガジン』の「ミスマガジンコンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界入り。
- 歌手として楽曲『卒業』でデビューを果たし、ヒットを記録した。
- 1985年放送のドラマ『原島弁護士の愛と哀しみ』(TBS)に出演し、初演技を経験。同年放送のドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)では、連続テレビドラマ初主演を務めている。
- 1994年に結婚し、3人の子供がいる。また2017年8月には、男性医師との不倫関係が報道された。
プロフィール
芸名 / 読み | 斉藤 由貴 / さいとう ゆき |
誕生日 | 9月10日 |
出身地 | 神奈川県 |
デビュー年 | 1985年 |
身長 / 血液型 | 161.0cm / B型 |
星座 / 干支 | おとめ座 / 午年 |
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▼斉藤由貴
https://twitter.com/queen_scandal/status/1093464456187637760?s=20
生い立ち
斉藤由貴は、神奈川県横浜市出身の1966年9月10日生まれ。161cm。B型。
現在年齢は54歳。東宝芸能所属。[出典1]
高校時代は漫画研究部だった
斉藤由貴は高校時代、漫画研究部に所属。[出典5]
当時の趣味は読書で、神経質で内向的な性格だったと語っている。[出典5][出典14]
また、通っていた高校が坂の上にあることを理由に、登校してもすぐに帰宅してしまうことがしばしばあった。
母親へはその理由について、「坂がキツイ」「風が強くて坂が登れない」「坂が滑る」などと話していたという。[出典7]
芸能活動
斉藤由貴は、1984年に行われた漫画雑誌『週刊少年マガジン』のコンテスト、「第3回ミスマガジン」でグランプリを獲得。
同年に出演した明星食品のCM「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」で注目を集めた。[出典1]
歌手としての活動
斉藤由貴は、1985年2月に発売したシングル『卒業』で歌手デビュー。同曲は35万枚を売り上げ、ヒット曲となった。[出典1][出典2]
翌年の1986年には、歌番組『第37回NHK紅白歌合戦』(NHK)に初出場。紅組司会者も務めた。[出典5]
その他、代表曲に1986年に発売したシングル『悲しみよこんにちは』、1989年に発売した歌手・井上陽水のカバー曲『夢の中へ』などが挙げられる。[出典6]
歌手活動は2020年に35周年を迎え、同年2月14日に、アニバーサリーイヤー・ライブ「斉藤由貴the live 2020」を行った。[出典1]
https://twitter.com/TohoEnt/status/1228244956558458881
役者としての活動
斉藤由貴は、1985年放送のドラマ『原島弁護士の愛と哀しみ』(TBS)で役者デビュー。[出典3]
また、同年4月に放送されたドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演を務め、ドラマが大ヒットしたことで、一躍トップアイドルとなった。
さらには、同年12月に公開した映画『雪の断章 情熱』で映画初主演。[出典1]
その高い演技力が認められ、「第28回ブルーリボン賞」をはじめ、各映画賞において新人賞を受賞した。[出典4]
以降、2016年放送の大河ドラマ『真田丸』(NHK)や、2017年公開の映画『三度目の殺人』など、多くの作品に出演。
映画『三度目の殺人』では、「第60回ブルーリボン賞」で助演女優賞を受賞。映画『雪の断章 情熱』以来、32年ぶりのブルーリボン賞受賞となった。[出典4]
受賞に際して斉藤由貴は、
思いがけずまたこの賞をいただける夢みたいな気持ちです。本当に思いがけないプレゼントだと思います。[出典4]
とコメントしている。[出典4]
https://twitter.com/TohoEnt/status/961555451639771136
出演作品(映画・ドラマ)
同性愛を描き、大きな話題となったドラマ『同窓会』
斉藤由貴は、1993年放送のドラマ『同窓会』(日本テレビ)に出演。主演を務めた。
同作品は同性愛をテーマにしており、男性同士のベッドシーンをはじめとする、スキャンダラスな描写の多さが話題となった。また、当時の日本はLGBTに対する認識がかなり低い状態にあったが、同性愛を茶化すようなシーンは一切なく、むしろその苦悩を描いたことで、当事者である同性愛者からも、高い支持を得ていた。
高校の同級生だった主人公・安藤七月(斉藤由貴)とその夫・安藤風馬(西村和彦)、そしてその夫が思いを寄せる中康介(高嶋政宏)。27歳になり行われた同窓会で再会したことで、3人の感情が揺れ動いていく。
斉藤由貴は、主人公・安藤七月を演じた。[出典8]
▼西村和彦
▼高嶋政宏
https://twitter.com/stage_natalie/status/1050601987153190914
謎めいた事務員を演じたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』
斉藤由貴は、2019年放送のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN (クイーン)』(フジテレビ)に出演。主演は、竹内結子。
本作は、日本で初めての題材となる、情報を操作することで陰ながら社会を動かす”スピン・ドクター”の活躍を描いている。また、竹内結子が6年ぶりに地上波連続ドラマの主演を務めたことも話題となった。
主人公の弁護士・氷見江(竹内結子)の専門は”危機管理”。弁護士でありながら、主戦場を法廷ではなく、スキャンダルの裏側においている。天才トラブルシュータ―である彼女は、これまでにも社会的窮地に陥ったクライアントを、99.9%の確率で救ってきた。そんな凄腕の”スピン・ドクター”である氷見江(竹内結子)は、必要ならば嘘すら正義に変える。[出典9]
斉藤由貴は、高いハッキング能力を持つ事務員・真野聖子を演じた。[出典10]
人物
- 姪は、声優アイドルユニット「i☆Ris」のメンバー・芹澤優。芹澤優は、斉藤由貴の姉の娘にあたる。[出典11]
- 斉藤由貴は、自身の信仰する宗教が「末日聖徒イエス・キリスト教(通称・モルモン教)」であると公言している。モルモン教では、酒・たばこのみならず、茶やコーヒーなどといった嗜好品も禁じられており、数ある宗教のなかでも、禁欲的なイメージが強いとされている。[出典5]
- 斉藤由貴は、人間の機微を表現することがとにかく好きだといい、演じることができる女優という職業について、”天職”であると語っている。[出典12]
- 自身のアイドル時代についてよく思っておらず、当時はアイドルであることが嫌だったと語っている。そのため、アイドル時代の過去の映像が残っているのも苦痛に感じるという。[出典13]
- 運動神経がなく、1985年放送のドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)で主演を務めた際には、ヨーヨーのシーンで26回ものNGを出した。[出典14]
- 人見知りのため、アイドル時代は知らない歌手と過ごさなければいけない歌番組への出演が辛かったと語っている。[出典15]
- ラジオ番組『斉藤由貴 ネコの手も借りたい』(ニッポン放送)で、リスナーから野球チームのチーム名を命名して欲しいと言われた際、「ポンチーズ」と命名した。理由は”イカレポンチ”という言葉が好きだからだという。[出典15]
- 仕事でインドへ行った際、現地の子供たちから持ち物が欲しいと要求された。しかし、事前に何も渡してはいけないと言われていたため断ったところ、後ろから石を投げられショックを受けた。しかし、それと同時に「これが世界なのか」と勉強になったと語っている。[出典15]
- 美容には無頓着だったが、40歳頃から肌のお手入れや美容について真剣に考えるようになり、現在は導入美容液なども使用している。[出典16]
- 2017年に神奈川県の「手話普及推進大使」に任命され、手話の普及活動を行っている。[出典17]
1984年、『少年マガジン』(講談社)第3回ミスマガジンでグランプリに選ばれる。同年、明星食品「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」のCMが話題を呼ぶ。1985年2月、『卒業』で歌手デビュー。4月『スケバン刑事』(CX)で連続ドラマ初主演。12月公開『雪の断章 -情熱-』で映画初主演。各映画賞の新人賞を受賞した。1986年連続テレビ小説『はね駒』(NHK)のヒロインを演じ、1987年『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏む。以降女優、歌手として幅広く活躍。2006年宮藤官九郎脚本のドラマ『吾輩は主婦である』(TBS)の主演が評判を呼び、改めて注目される。以降、数多くの作品に出演。近年の代表作として、舞台、2014年『紫式部ダイアリー』(PARCO劇場)、2016年『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(PARCO劇場)、ドラマ、2016年大河ドラマ『真田丸』(NHK)、2017年『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)、『カンナさーん!』(TBS)など。2017に公開した是枝裕和監督作品映画『三度目の殺人』での演技が評価され、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した。
出典:タレントデータバンク