出演作品(映画・ドラマ)
同性愛を描き、大きな話題となったドラマ『同窓会』
斉藤由貴は、1993年放送のドラマ『同窓会』(日本テレビ)に出演。主演を務めた。
同作品は同性愛をテーマにしており、男性同士のベッドシーンをはじめとする、スキャンダラスな描写の多さが話題となった。また、当時の日本はLGBTに対する認識がかなり低い状態にあったが、同性愛を茶化すようなシーンは一切なく、むしろその苦悩を描いたことで、当事者である同性愛者からも、高い支持を得ていた。
高校の同級生だった主人公・安藤七月(斉藤由貴)とその夫・安藤風馬(西村和彦)、そしてその夫が思いを寄せる中康介(高嶋政宏)。27歳になり行われた同窓会で再会したことで、3人の感情が揺れ動いていく。
斉藤由貴は、主人公・安藤七月を演じた。[出典8]
▼西村和彦
▼高嶋政宏
https://twitter.com/stage_natalie/status/1050601987153190914
謎めいた事務員を演じたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』
斉藤由貴は、2019年放送のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN (クイーン)』(フジテレビ)に出演。主演は、竹内結子。
本作は、日本で初めての題材となる、情報を操作することで陰ながら社会を動かす”スピン・ドクター”の活躍を描いている。また、竹内結子が6年ぶりに地上波連続ドラマの主演を務めたことも話題となった。
主人公の弁護士・氷見江(竹内結子)の専門は”危機管理”。弁護士でありながら、主戦場を法廷ではなく、スキャンダルの裏側においている。天才トラブルシュータ―である彼女は、これまでにも社会的窮地に陥ったクライアントを、99.9%の確率で救ってきた。そんな凄腕の”スピン・ドクター”である氷見江(竹内結子)は、必要ならば嘘すら正義に変える。[出典9]
斉藤由貴は、高いハッキング能力を持つ事務員・真野聖子を演じた。[出典10]
人物
- 姪は、声優アイドルユニット「i☆Ris」のメンバー・芹澤優。芹澤優は、斉藤由貴の姉の娘にあたる。[出典11]
- 斉藤由貴は、自身の信仰する宗教が「末日聖徒イエス・キリスト教(通称・モルモン教)」であると公言している。モルモン教では、酒・たばこのみならず、茶やコーヒーなどといった嗜好品も禁じられており、数ある宗教のなかでも、禁欲的なイメージが強いとされている。[出典5]
- 斉藤由貴は、人間の機微を表現することがとにかく好きだといい、演じることができる女優という職業について、”天職”であると語っている。[出典12]
- 自身のアイドル時代についてよく思っておらず、当時はアイドルであることが嫌だったと語っている。そのため、アイドル時代の過去の映像が残っているのも苦痛に感じるという。[出典13]
- 運動神経がなく、1985年放送のドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)で主演を務めた際には、ヨーヨーのシーンで26回ものNGを出した。[出典14]
- 人見知りのため、アイドル時代は知らない歌手と過ごさなければいけない歌番組への出演が辛かったと語っている。[出典15]
- ラジオ番組『斉藤由貴 ネコの手も借りたい』(ニッポン放送)で、リスナーから野球チームのチーム名を命名して欲しいと言われた際、「ポンチーズ」と命名した。理由は”イカレポンチ”という言葉が好きだからだという。[出典15]
- 仕事でインドへ行った際、現地の子供たちから持ち物が欲しいと要求された。しかし、事前に何も渡してはいけないと言われていたため断ったところ、後ろから石を投げられショックを受けた。しかし、それと同時に「これが世界なのか」と勉強になったと語っている。[出典15]
- 美容には無頓着だったが、40歳頃から肌のお手入れや美容について真剣に考えるようになり、現在は導入美容液なども使用している。[出典16]
- 2017年に神奈川県の「手話普及推進大使」に任命され、手話の普及活動を行っている。[出典17]
結婚・出産
斉藤由貴は1994年に結婚。
夫は2歳年上の会社員で、交際期間は1年間だった。
2人は「末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)」を信仰しており、それが交際のきっかけとなっている。
夫は当時、同教会で開かれる総大会の進行役などを務めており、進行役を務めることは信徒の間でもとても名誉なことだとされていた。[出典18]
その後、斉藤由貴は夫との間に長女、長男、次女と、3人の子供を出産している。[出典19]
また、2017年8月に斉藤由貴と男性医師が不倫関係にあることが報道された際、夫は斉藤由貴に対し、斉藤由貴の意志の弱さに原因があると言い渡したものの、離婚はしていない。[出典18]
なお、斉藤由貴は過去にも1991年に歌手・尾崎豊、1993年に俳優・川崎麻世との不倫が報道されている。[出典20]
▼尾崎豊
https://twitter.com/natalie_mu/status/1171136327602995200
1984年、『少年マガジン』(講談社)第3回ミスマガジンでグランプリに選ばれる。同年、明星食品「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」のCMが話題を呼ぶ。1985年2月、『卒業』で歌手デビュー。4月『スケバン刑事』(CX)で連続ドラマ初主演。12月公開『雪の断章 -情熱-』で映画初主演。各映画賞の新人賞を受賞した。1986年連続テレビ小説『はね駒』(NHK)のヒロインを演じ、1987年『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏む。以降女優、歌手として幅広く活躍。2006年 宮藤官九郎脚本のドラマ『吾輩は主婦である』(TBS)の主演が評判を呼び、改めて注目される事となる。2017に公開した是枝裕和監督作品映画『三度目の殺人』での演技が評価されブルーリボン賞助演女優賞を、2020年に常盤司郎監督作品『最初の晩餐』で第34回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞した。
出典:タレントデータバンク