川又米利

早稲田実業学校高等部時代には甲子園大会に通算4回出場。左の強打者で先輩の王貞治になぞらえ｢王二世｣と騒がれた。1979年に中日ドラゴンズに入団、体の中心がぶれずに回転する美しいバッティングフォームが定評で代打の切り札として活躍。特に巨人戦には勝負強さを発揮、代打本塁打16本のセリーグ2位タイ記録を持つ。1997年に引退後は地元メディアの野球解説者を務め、その後は二軍の打撃コーチ、更に一軍コーチとなり後進の指導を行う。2012年から2013年まで中日ドラゴンズの二軍打撃コーチを務めた。2014年から始めたナゴヤドーム・アリーナビュー・ベースボールナビゲーターは、川又ならではの野球観戦の楽しみ方やプロ視点の解説を行い、来場者からも関係者からも高い評価を得ている。更に、2016年より中日ドラゴンズベースボールアカデミーの特別講師として、小中学生に指導を行っている。現在は各メディアにて野球解説者として出演中。

出典：タレントデータバンク