どんな人?
- 市川染五郎(8代目)(いちかわそめごろう)は、日本の歌舞伎役者。東京都出身の2005年3月27日生まれ。
- 父は十代目松本幸四郎であり、叔母は松たか子。
- 2歳の時に歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見えし、4歳の時に歌舞伎座『門出祝寿連獅子』で初舞台を踏んだ。
- 歌舞伎以外にも、2021年公開のアニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』で主人公の声優を務めた。
- 2022年1月から放送される大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、木曽義高役で大河初出演を果たしている。
▼市川染五郎
生い立ち
市川染五郎(8代目)は、東京都出身の2005年3月27日生まれ。現在年齢は19歳。[出典1]
著名人の親族を多く持つ歌舞伎界のサラブレット
市川染五郎は歌舞伎一家の家系に生まれ、父親には10代目松本幸四郎、祖父には2代目松本白鸚を持つ。[出典2]
また、叔母は役者の松たか子など、親族には著名な芸能人が多い。[出典3]
▼父・10代目松本幸四郎と祖父・2代目松本白鸚と
芸能活動
幼いころから歌舞伎役者として活動
市川染五郎は2007年、2歳のころに歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見え。
2009年に4代目松本金太郎を襲名し、歌舞伎座『門出祝寿連獅子』で初舞台を踏んだ。[出典2][出典3]
2012年には歌舞伎座『奴凧廓春風』の舞鶴屋倅小伝三で、国立劇場特別賞を受賞。
翌年の2013年にも歌舞伎座『春興鏡獅子』の胡蝶の精で同賞を再度受賞した。[出典2]
その後、2018年には親子3代同時襲名を発表し、12歳で8代目市川染五郎を襲名する。[出典4]
なお、襲名に合わせてドキュメンタリー『高麗屋三代襲名スペシャル 八代目市川染五郎 密着3650日』(テレビ朝日)が放送され、歌舞伎稽古の様子やプライベート映像などが公開された。[出典6]
2020年には歌舞伎座『雪の石橋』の、獅子の精で国立劇場奨励賞を受賞している。[出典2]
市川染五郎(8代目)は、
ただただ、歌舞伎が好きという気持ちを支えにやってきた感じです。常に歌舞伎のことを考えていて、ぼくの頭の中の99%は歌舞伎が占めています。[出典5]
と、歌舞伎に対する思いを語っている。[出典5]
俳優や声優としても活躍
市川染五郎は、2013年に放送されたBS時代劇『妻は、くノ一』(NHK)に出演して映像デビュー。
同ドラマでは、父親である10代目松本幸四郎(当時7代目市川染五郎)とドラマ初共演を果たしている。。[出典7]
2021年には役者の杉咲花とともに、アニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』に出演。
同作品で声優初挑戦となった市川染五郎は、人見知りでいつもヘッドホンをしている少年・チェリーを演じた。[出典3][出典8]