2016年10月28日には東京都内の青山葬儀場で告別式が営まれ、中尾彬、中村玉緒、藤原竜也、桐谷健太、竜雷太、堤真一、山田涼介、溝端淳平、佐々木蔵之介などの約600人が参列。
平は喪主として挨拶などを行なっており、父の役者人生や父が亡くなったと見られる22日の前日、妹の子どもに会いに行き家族の会話を行ったことなどを語った。[出典5]
芸能活動
平岳大は、2002年公演の舞台『鹿鳴館』で役者デビュー。その後、2006年公開の映画『明日の記憶』でスクリーンデビューを果たした。
以降は数々の舞台・映画・ドラマに出演を続けている。
危機感を感じて海外へ
平岳大は2019年の暮れ、家族と共にハワイへ移住した。それに伴い日本の芸能事務所を退所し、海外のエージェントと契約を交わしている。
平は現在の日本の芸能界に対し、毎クール同じような内容で放送枠を埋めるため制作されるドラマや、その延長のように見慣れたキャストで制作される映画に疑問を持ったという。また、実力や箔付けとして映像作品で活躍する役者が舞台に出るという流れにも危機感を感じたそう。
そんな中で、仕事の主戦場だったテレビドラマの中に昨今では配信ドラマが加わり、活動の場が広がっている。
海外に活動の場を移した平は、動画配信サービス「Netflix」とイギリスの公共放送局「BBC」が共同制作し、2020年1月10日からNetflixにて配信開始されたドラマ『Giri/Haji』に主演として出演。
更に、ハリウッド映画『G.I.ジョー』のスピンオフ作品であり、2020年公開予定の映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』にも出演を果たしている。[出典7]
出演作品(映画・ドラマ)
わずか2話という出演ながら話題となったドラマ『真田丸』
平岳大は、2016年放送の大河ドラマ『真田丸』(NHK)に出演。主演は堺雅人。
本作は、三谷幸喜脚本作品。戦国時代最後の名将と言われる真田幸村(堺雅人)を主人公に、伝説の武将へと成長する過程と、戦国の世を家族と共に生き延びるため苦悩する家族愛を描いている。[出典8]
平は本作で、武田信玄を父に持つ武田家最後の武将・武田勝頼を演じている。また、作中にはわずか2話のみの出演だが、SNSで大きな話題となり、平自身も普段は連絡を取らない友人や母から連絡をもらったという。[出典9]
BBC制作初の日本人主演ドラマ『Giri/Haji』
平岳大は、2020年配信開始されたドラマ『Giri/Haji』(Netflix)に出演。主演を務めた。
本作は、イギリス公共放送局「BBC」と動画配信サービス「Netflix」が共同制作した作品。日本に住む刑事・健三は、行方不明となっていた弟・勇人(窪塚洋介)を探すためイギリス・ロンドンへ派遣される。弟を探す中、徐々にロンドンの闇社会へと巻き込まれていく健三は、2つの都市で起こる裏社会の権力抗争を食い止めようと立ち向かう。[出典10]
平は本作で、主人公の刑事・健三を演じている。また、BBC作品で日本人が主演を務めるのは平が初となった。[出典7]
人物
愛猫2匹との生活
平岳大は2018年時、サンダー、サモンという2匹の猫と同居していた。
先に平と共に暮らし始めたのはサンダー。食事に出かけた浅草・雷門で知人を待っていた際、その場で猫と缶詰を食べていたホームレスらしき男性に「自分といるよりもあなたといた方がこの子も幸せだ」と言われ、託されたのだという。
その後、自身が仕事で家を空けがちで寂しがるサンダーのため、もう1匹迎え入れようかと考えていた時に、サモンと出会った。
撮影で茨城の山中にいた際、スタッフが野良の仔猫を見つけたのが出会いであり、怯える仔猫に頼られたことがきっかけだったそう。
2匹はすぐに仲良くなり、一度も喧嘩をしたことがないという。
また、初めて飼ったサンダーとは苦労して育てた分繋がりが深いといい、一度仕事で深く落ち込んだ平のことを、サンダーが元気付けることもあった。[出典リストなし]