どんな人?
- 東野英心はドラマ『水戸黄門』(TBS系ほか)にて初代・水戸黄門役を演じた名優、東野英治郎の息子。高校卒業後、父のいる俳優座・養成所の門を叩き、俳優となった。
- 主な出演作はテレビ映画『俺はあばれはっちゃく』(テレビ朝日系)やドラマ『中学生日記』(NHK)など。数々の作品で印象的な演技を見せた。
- 2000年11月14日、父・英治郎の死からわずか6年後に、父の後を追うように脳出血のため帰らぬ人となった。享年58。
生い立ち
父親に憧れた幼少期
1942年01月31日、東京都淀橋区大久保に生まれる。[出典1]
父親は、ドラマ『水戸黄門』(TBS系ほか)にて初代・水戸黄門役を演じた名優、東野英治郎。
幼少時代、英心にとって俳優として活躍する父親は憧れの存在だった。
しかし父が愛人を作り家を出てから、東野の心には複雑な思いが渦巻いていたという。[出典2]
芸能活動
父と同じ役者の道へ
高校卒業後、父のいる俳優座・養成所の門を叩き、俳優を目指す。
しかし父である英治郎は、ドラマ『水戸黄門』(TBS系ほか)に主演。不動の人気を得るようになり、東野にとって憧れの父親はますます遠い存在となっていった。
役者として芽が出ず、行き詰る東野に英治郎が「役者として何がやりたいんだ?」と声をかけたこともあるという。[出典2]
子供と向き合う役に挑戦
結婚し、長男にも恵まれていた東野は、幼少時代に父と向き合えなかった苦い経験から真剣に子供と向き合う役を演じたいと思い、テレビ映画『俺はあばれはっちゃく』(テレビ朝日系)やドラマ『中学生日記』(NHK)に出演。
子供と真正面から向き合う見事な演技を披露し、そのほかの数々な作品でも印象的な演技を見せた。
『水戸黄門』(TBS系ほか)で共演した父・英治郎も息子の成長した姿を見て、喜んだという。[出典2]
私生活
脳出血
2000年11月14日、父の死からわずか6年後に、父の後を追うように脳出血のため東野は帰らぬ人となった。享年58。[出典2]
出演
映画
- 『青べか物語』
- 『白と黒』
- 『八甲田山』
- 『歌麿 夢と知りせば』
- 『海峡』
- 『ヒロシマのたたかい はだしのゲン PART3』
- 『砂の上のロビンソン』
- 『麗霆”子 レディース!!総長最後の日』
- 『D坂の殺人事件』[出典3]