どんな人?
- 森川智之(もりかわとしゆき)は、日本で活動する声優・タレント・歌手。神奈川県出身の1967年1月26日生まれ。アクセルワン代表取締役。
- 勝田声優学院を卒業し、1987年に外国人向け日本語教材のナレーションで声優デビューした。
- 以降、アニメ『スラムダンク』や『遊☆戯☆王』、『鬼滅の刃』などに出演。アニメ『クレヨンしんちゃん』では野原ひろしの2代目声優を務めている。
- 海外作品の吹き替えも多く務めており、トム・クルーズ、ユアン・マクレガー、キアヌ・リーブス、マーティン・フリーマンなど多くの俳優の専属声優も務める。
- 2011年には、声優の福山潤と共に「声優事務所アクセルワン」を設立。代表取締役を務めている。
生い立ち
森川智之は、神奈川県出身の1967年1月26日生まれ。現在年齢は、57歳。アクセルワン代表取締役。[出典2][出典3]
幼い頃は”おじさん”になることに憧れていた
森川智之の幼い頃のあだ名は”社長”。
当時は早くおじさんになりたかったといい、早くネクタイを締めたり車の運転をしたりしたいと思っていたと語っている。
また、祖父が詩吟をしており、老人会の会計も務めていたため、自宅には近所のお年寄りがたくさん出入りしていた。
そのため、小学生の頃からお年寄りと接することが多く、お年寄りからも好かれやすいタイプだったという。[出典17]
当時の経験は声優になってからも活かされており、森川智之は
この業界に入った時に、(業界の)年齢幅が広いので、(目上の人とも)付き合うのが自分の中ではすごく楽で、他の人に比べるとだいぶ僕は得をしているなと思います。[出典17]
と語っている。[出典17]
芸能活動
声優としてアニメ『クレヨンしんちゃん』などで活躍
森川智之は高校卒業後、勝田声優学院に入学。
1987年より声優としての活動を開始しており、外国人向けの日本語教材でナレーションを務め、声優としての一歩を踏み出した。[出典4]
以降、アニメ『幽☆遊☆白書』やアニメ『スラムダンク』などの作品に出演。
アニメ『遊☆戯☆王』では城之内克也、アニメ『金田一少年の事件簿』では明智健悟の声を務めた。[出典1]
2016年からはアニメ『クレヨンしんちゃん』で野原ひろしの声を担当。[出典5]
それまで同役は声優・藤原啓治が務めていたが、病気療養ののち2020年に逝去。
代役を務めていた森川智之が2代目声優として同役を引き継ぐこととなった。[出典6]
森川智之は同役を引き継いだ当時を振り返り、
実はスタッフの方を介して手紙をもらったんです。『森川しかいないから頼むぞ』っていうお手紙をもらいました。その手紙は今もすごく大切にしていて、仕事部屋の引き出しにずっと入れてるんです。[出典6]
と語っている。[出典6]
また、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』では、殺人鬼の顔を持つ影の薄い男・吉良吉影の声を担当。[出典7]
アニメ『名探偵コナン』では、プロ棋士・羽田秀吉の声を演じている。[出典8]
ディズニーが2016年に公開した大ヒットアニメ映画『ズートピア』では詐欺師のキツネ・ニックの声の日本語吹き替えを担当。[出典10]
さらに、2019年に大ヒットしたアニメ『鬼滅の刃』では、人々を守るため鬼と戦う「鬼殺隊」の第97代目当主・産屋敷耀哉の声を担当している。[出典9]
トム・クルーズやユアン・マクレガーの日本語吹き替えを担当
森川智之は、ハリウッド映画『ミッションインポッシブル』シリーズなどに出演するトム・クルーズや、『スターウォーズ』シリーズなどに出演するユアン・マクレガーの吹き替えなど、多くの洋画吹き替えを担当。[出典1]
特にトム・クルーズの日本語吹き替えは”本人公認”だという。[出典11]