槙野智章

サンフレッチェ広島の中心メンバーとしてリーグ戦全試合出場を果たした2010年は、Jリーグベストイレブンに選出されるなど日本屈指のDFに成長。武器は、1対1の強さと的確なコーチング。得点への意欲が高く、試合中もセットプレーだけではなく、流れの中から前線に上がり、シュートを狙う。FKの精度も高い。また34試合に出場しながら警告や退場は1度もなく、フェアプレー個人賞も受賞した。2010年12月、ドイツの古豪1.FCケルンへの入団が決定し、戦いの舞台をヨーロッパへ移した。2011年1月のFCザンクト・パウリ戦でフル出場し、ブンデスリーガデビューを果たした。2012年から浦和レッドダイヤモンズに１年間の期限付き移籍を経て、完全移籍。2015年日本代表に復帰、6月のキリンチャレンジカップ2015にて、イラク戦に先発出場し1得点を決めた。2018年ロシアワールドカップでは、予選第3戦のポーランド戦でＷ杯初出場。2018年8月、Jリーグ清水エスパルス戦で史上100人目となるJ1通算300試合出場を果たす。2019年には、アジア年間最優秀選手賞にノミネートされる。2022年12月に現役引退。

出典：タレントデータバンク