どんな人?
- 正木慎也はアイドルグループ「忍者」のメンバーであった俳優、歌手。12際の時にジャニーズ事務所に入所し、1985年に「忍者」としてデビューした。
- 2000年に独立した後、飲食の世界へ。渋谷のレストランで働き店長にまで昇格した。その後、舞台『人魚姫』の王子様役のオファーをうけたことをきっかけに芸能界に復帰。
- 現在は舞台を中心にフリーで活動。ミュージシャン活動にも力を入れ、音楽配信やライブ、ファンイベントに取り組んでいる。
芸能活動
アイドルグループ「忍者」での活動
12際の時にジャニーズ事務所に入所。
1985年にアイドルグループ「忍者」としてデビューし、1990年にファーストシングル「お祭り忍者」を発表。その後、数十枚のCD・アルバム・ビデオなどを発売し、同年には『紅白歌合戦』(NHK)に出場した。
各種新人賞多数受賞するなどの活躍をみせたが、惜しくも1997年に「忍者」は解散。
正木がジャニーズ事務所を脱退したのは30歳のとき。入所してから19年間、芸能界しか知らなかったため独立直後は電車に乗ることさえ戸惑ったという。[出典1][出典2]
独立後、自分探しの旅へ
2000年に独立後、華やかな世界を離れて約1年間、自分探しの旅に出た。
湘南の海の家でアルバイトなどもしたが、生活の糧を得るため選んだのは、渋谷で知人が経営するレストランだった。
ハウスウェディングがメーンでね。配膳から清掃まで何でもやり、最後は店長に昇格して、給与計算や勤務シフトの作成まで担当。1万円を稼ぐ大変さを肌身で知りました
と正木。元忍者のメンバーと気付かれないように、名札は別名にしたこともあったという。
苦労したのは人間関係。
お客様優先ですし、他のバイトやパートさんともうまくやらないといけない。
人との絆の大切さを学びました。
芸能界は「ライバルを押しのけて、われ先に」が普通でしたが、店は「協力しあう」が基本。新鮮で有意義でした
と芸能界とのギャップに苦労したことを明かしている。[出典1]
芸能界復帰の転機到来
ひたすら働く中、2003年7月に再び転機が。
ファミリーミュージカルで有名な劇団東少から『人魚姫』の王子様役のオファーが来た。
所詮、子供向けとタカをくくっていました。
けいこを見せてもらったら、想像以上にレベルが高い。
2年以上ブランクがあるのに大丈夫かなと逆に気合が入りました
と正木は語り、迎えた舞台初日。スポットライトを浴び、鳥肌が立ったという。
ボクがいるべき場所は、ココだって確信したんです
以来、舞台を中心にフリーで活動。ミュージシャン活動にも力を入れ、音楽配信やライブ、ファンイベントに取り組んでいる。[出典1]
フリーとしての活動
正木はフリーで活動する理由として、
フリーが気楽だから当面は現状のまま。同じように、誰にも縛られたくないから、結婚もしないんです
と語っている。告知は独学で作成したホームページと口コミのみだが昔からのファンが全国各地から集まる。
東日本大震災で奇跡的に助かった車いすの女性が歌手を目指す姿を描く舞台『誓い~奇跡のシンガー』では、キーマンとなる音楽プロデューサーを演じた。[出典1]