薬物所持で逮捕
沢尻エリカは2019年11月16日、東京・目黒区にある自宅で、合成麻薬MDMAの粉末を所持していた疑いで逮捕された。[出典44]
「パーティードラッグ」や「エクスタシー」とも呼ばれるMDMA。覚醒剤と似たような作用を持っており、高揚感や恍惚感が得られるという。
日本では1989年に規制対象となっており、同薬で過去にタレントなどの逮捕者も出ている。[出典45]
沢尻は逮捕後の取り調べで
薬物は10年以上前から、大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していました。有名人が薬物事件で逮捕されるたびに、私も危ないんじゃないかと注意していました。[出典44]
と語っている。[出典44]
また、所持していた薬物に関しては「数週間前にイベント会場でもらった」と話している。[出典44]
薬物は常習利用していた?
沢尻エリカは取り調べの中で、複数の薬物を使用していたと語っており、10種類程の薬を経験しているという。[出典46]
10年以上前から使用を続けて来たと言うが、毎日は使用せず、それでも毎週というペースで薬を使用。その時の気分で手元にある薬を使用していたそうで、常に何らかの薬が手元にあったという。
そもそも沢尻は2012年に『週刊文春』などにより、大麻常習者であると報道がなされている。
報道について沢尻本人は雑誌を通して知っていたそうで、「その時は捕まらなかったから大丈夫」だと思っていたという。[出典46]
芸能界への影響
沢尻エリカは、2020年1月放送開始予定の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)に出演が決定している。[出典47]
戦国武将である明智光秀(長谷川博己)を主人公に描かれる群像劇である本作で、沢尻は織田信長(染谷将太)の正室である濃姫を演じる予定だった。
NHK大河ドラマの制作サイドは、逮捕後の11月18日に沢尻を出演させない方針を固めているが、既に10話分の撮影を終えているという。
その為、代役を立てての撮り直しが行われる見込みであり、他出演者のスケジュール確保や事務所への連絡、初回放送延期など、様々な可能性を提示しているそう。[出典48]
沢尻は出演CMも多く、サントリー「ほろよい」、ペプシ「ペプシNEX ZERO」、P&G「レノアハピネス」など、様々な企業に起用されている。[出典49]
逮捕前日の11月15日から放送開始された、求人検索エンジン「Indeed」の新CMにも出演していたが、わずか1日でお蔵入りとなってしまっている。
CMの放送中止や店頭POP、ポスターやホームページなど、様々なものを差し替える必要がある為、実質的な損害賠償が発生する。
更に、沢尻は外資系の企業とも契約を結んでいるが、外資系企業の中には、“企業にマイナスイメージを与えた”という理由からも損害賠償を請求する場合もある。
そうなると、計10憶円の損害賠償請求がなされる可能性もあるという。[出典47]
出演
映画
- パッチギ! リ・キョンジャ 役
- クローズド・ノート 堀井香恵 役
- ヘルタースケルター りりこ(本名:比留駒 春子) 役
- 新宿スワン (トライストーン・エンタテイメント)、アゲハ 役
- 手紙
- 阿修羅城の瞳
- 不能犯
- 間宮兄弟
- オトシモノ
- シュガー&スパイス・風味絶佳
- 猫は抱くもの
- 食べる女
- 人間失格 太宰治と3人の女たち
- SHINOBI
テレビ番組
- 1リットルの涙 池内亜也 役
- タイヨウのうた 雨音薫 役
- FIRST CLASS (フジテレビ)、吉成ちなみ 役
- FIRST CLASS 2
- Harajuku ロンチャーズ
- ようこそ、わが家へ
- 母になる
- 悪女について
- あいくるしい
- ホットマン
- ファースト・クラス
- ファーストクラス
- 盲目のヨシノリ先生 ~光を失って心が見えた~
- 億男
- 白い巨塔(テレビ朝日開局60周年記念ドラマ)
- ハゲタカ(2018年)
- 大奥 第一部〜最凶の女〜 (フジテレビ)
- 大奥 第二部〜悲劇の姉妹〜 (フジテレビ)
- HOTMAN
- 天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングに懸けた青春~
書籍
中学時代から雑誌モデルとして活躍。その後、女優として映画やTVでも活動。井筒和幸監督映画『パッチギ!』での演技が認められ、日本アカデミー賞、エランドール賞、ゴールデンアロー賞を始めとする様々な映画賞の新人賞を獲得。テレビでは、ドラマ『1リットルの涙』『タイヨウのうた』等で主演を務め注目を浴びる。さらに2012年公開の映画『ヘルタースケルター』では主演をつとめ、第36回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得。
出典:タレントデータバンク