2020年2月20日更新
前向きに考え、一刻も早く仕事に復帰することばかり考えた洞口は、余計に追い詰められて行ったそう。
その後もつらい日々が続き、うつや不安障害を発症。周りにもきつく当たるようになってしまい、腫れ物扱いを受けたという。
そうして術後3年が過ぎた頃、東京では焦りや不安から逃れられないと思い、沖縄へ。
気ままに歩き回り、ぼんやりと海に浮かんだりを繰り返した沖縄での日々で、ようやく自分を受け入れ、前を向くことができたという。
また、2007年には自身の闘病生活などを記した著書『子宮会議』を出版している。[出典5]
後遺症発症で足が丸太のように…
子宮頸がんの経過は良好に思えた洞口依子。しかし、2019年に出演したバラエティ番組で、3年間闘病生活を続けていることを告白。
2016年に製作されたハリウッド映画『沈黙 サイレンス』に出演していた洞口は、撮影終了後に左足に激痛を感じたそう。
診断結果は、リンパ節やリンパ管が傷つくとリンパの流れが悪くなり、むくみなどが発生する“リンパ浮腫”。ほぼ完治することのない難病だという。
2004年に子宮頸がんの手術時、足の付け根のリンパを切除したことが原因だという。
足のむくみは、定期的なマッサージや水中での適度な運動が効果的だそうで、洞口は治療の一環としてサーフィンを行っている。[出典7]
結婚
洞口依子は1997年、当時NHKでディレクターを務めていた葛西弘道と結婚。
自身が子宮頸がんを患い苦しんだ時期も、隣で支えてくれていたという。[出典6]
公式SNS・ブログ
ツイッター
https://twitter.com/noranecotv/status/1209772889311854592?s=20
出演
映画
- ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (リトルモア)
- バースデーカード
- ほしをつぐもの
- 猫侍
- デビルマン (東映)
テレビ番組
出典
- 『洞口依子 - 略歴・フィルモグラフィー』(KINENOTE)
- 『洞口依子インタビュー:シネマヴェーラ特集上映によせて』(INTRO)
- 『洞口依子』(テアトル・ド・ポッシュ 公式ウェブサイト)
- 『90年代に大ヒットした伝説のドラマ『愛という名のもとに』、鈴木保奈美・唐沢寿明・江口洋介らが青春と葛藤を熱演』(music.jpニュース)
- 『洞口依子さんスペシャルインタビュー』(人間ドックのここカラダ)
- 『子宮をなくしたが、「女であること」を自分の中でもっと開花させたい 特別対談・洞口依子(女優) × 高橋 都(東京大学大学院講師)』(がんサポート)
- 『洞口依子 3年間の闘病生活を告白 「丸太にように足がむくむ」難病も…「同じ病の女性を勇気づけたい」(スポニチ)』
女優として活躍。主な出演作はWOWOW『コールドケース2~真実の扉~』、TBS『ホテルコンシェルジュ』、テレビ朝日『警視庁・捜査一課長』、テレビ東京『シェフは名探偵』、Disney+『SHOGUN -将軍-』、邦画『飛べ!ダコタ』『沈黙 -サイレンス-』『白鍵と黒鍵の間に』、著書『子宮会議』など他多数。
出典:タレントデータバンク