2022年2月7日更新
また、
ありがたいことに、親からも『人様に迷惑かけないようにしなさい』としか言われなかったので、自由にさせてもらいました[出典7]
とも語っている。[出典7]
エキストラ会社に登録し、同社が運営していた養成所へ通い始めた濱津だったが、演技の練習をしても手応え感じず、仕事もなかったという。[出典8]
不安を感じながら日々過ごしていたそうだが、
そもそも大学を卒業してからずっと不安でした。でも、他の生き方ができないのも事実なんです。[出典8]
と語っており、テレビや映画での役者業のみのイメージしか持っていない中、努力を続けていたそう。[出典8]
その後、養成所で知り合った先輩の舞台に出演。晴れて役者デビューとなり、それまで所属していた事務所を退所。自身でオーディションを探し、受かった舞台作品に出演するというフリーランスの役者生活がスタートした。[出典8]
運命ががらりと変わる出会いと作品
フリーランスの役者として活動し始めた濱津隆之は、活動の幅を広げるべく2017年にENBUゼミナール主催「SINEMA PROJECT」のオーディションに参加。[出典7]
元々、2016年に開催された同オーディションに知り合いの監督が参加しており、そちらのオーディションを受ける予定だったという。
しかし、予定が合わずオーディションが受けられなかった為、2017年のオーディションに参加。そこで知り合ったのが、映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督。その後、濱津は同映画の主役に抜擢された。
濱津が主演を務めた、2018年公開の映画『カメラを止めるな!』は、新人監督と無名俳優たちが、300万円という低予算で作ったインディーズ映画。
公開時は2館のみの上映だったが、SNSなどを通じ評判を呼びあっという間に全国展開され、大ヒットとなった。[出典7]
同作のヒットと共に、主演を務めた濱津の演技が脚光を浴び、
- 2019年「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞ノミネート[出典9]
- 2019年「第28回東京スポーツ映画大賞」主演男優賞ノミネート[出典10]
- 2019年「第28回日本映画批評家大賞」新人男優賞(南俊子賞)受賞[出典11]
など、数々の功績を残した。[出典9][出典10][出典11]
出演作品(映画・ドラマ・舞台)
織田裕二主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』
濱津隆之は、2018年放送のドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ)に出演。主演は織田裕二。[出典12]
本作は、アメリカで大ヒットした同名ドラマの日本版。敏腕弁護士・甲斐(織田裕二)と、その日暮らしをしている頭脳明晰な青年・大貴(中島裕翔)が、様々な手段で難解訴訟を解決して行くリーガルドラマ。[出典12][出典13]
濱津は本作で、甲斐と繋がる謎の情報屋を演じており、月9ドラマデビューを果たした。[出典12]
池井戸潤原作のドラマ『ノーサイド・ゲーム』
濱津隆之は、2019年放送のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS)に出演。主演は大泉洋。[出典14]
本作は、『半沢直樹』や『下町ロケット』の作者・池井戸潤の同名小説が原作。大手自動車メーカーで働いていた君嶋隼人(大泉洋)は、ある日工場に左遷されてしまう。同時に低迷しているラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを任されることとなり、自身とチームの再起に挑む様を描く。[出典14][出典15]
濱津は本作で、物語のキーパーソンであるゴルフ場の責任者・青野宏を演じている。[出典14]
▼共演の藤原光博・大泉洋と