2022年2月4日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 田中要次(たなかようじ)は、日本で活動する役者。長野県出身の1963年8月8日生まれ。
- 高校を卒業後当時の国鉄長野鉄道管理局に就職するも、映画の世界に惹かれ8年後に退職し、上京。
- 上京後は様々な映画の現場でスタッフとして関わりながら、エキストラや端役として映画出演していた。
- 1994年頃から役者に専念するようになり、2001年放送のドラマ『HERO』(フジテレビ)に出演し、一気に知名度を上げた。
- BoBA(ボバ)という愛称で呼ばれている。
プロフィール
芸名 / 読み | 田中 要次 / たなか ようじ |
誕生日 | 8月8日 |
出身地 | 長野県 |
身長 / 体重 / 血液型 | 178.0cm / 68.0kg / A型 |
星座 / 干支 | しし座 / 卯年 |
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▼田中要次
生い立ち
田中要次は、長野県木曽福島町出身の1963年8月8日生まれ。現在年齢は59歳。ザズウ所属。[出典1] [出典2]
高校時代は演劇部に所属
田中要次は、高校時代に友人からすすめられ演劇部に入っていた。
しかし、将来的に役者になるとは思っていなかったそう。
高校卒業後は、就職している。[出典3]
国鉄に就職したが8年後に退職
田中要次は、1982年に国有鉄道(国鉄)に就職した。
1987年には、国鉄が民営化したためJR東海の社員となっている。[出典1]
もともと映画好きであり、愛知県で働きながら、映画館にも多く足を運んだそう。[出典1] [出典4]
また自主上映活動にも参加。各地を訪れたそう。
国鉄に就職してから8年8ヵ月と8日を経過した1990年12月8日に、JR東海を退職している。[出典1]
芸能活動
初めての撮影が忘れられず上京
田中要次は、会社員時代に参加した自主映画活動で、たくさんの映画人との出会いがあったそう。[出典1]
そのおかげで1989年には、シンガー・ソングライター佐木伸誘のショートムービー風ミュージックビデオ『SEEK AND FIN』に、BoBA(ボバ)という役名で出演した。[出典4]
現在、英語表記で「BoBA」としても活動しているが、本作での役柄が由来である。[出典1]
本作で味わった撮影の楽しさが忘れられず、「もう一度撮影に携わりたい」と思うようになり、JR東海を退職後に上京した。[出典3]
上京後は竹中直人監督の映画『無能の人』で照明助手を務めたほか、撮影スタッフや宅配便のアルバイトをしながら、なんとか生活する日々を送った。[出典1] [出典3]
俳優業に専念しようと決意したのは、1994年の竹中直人監督の映画『119』で、スタッフとしての仕事を終えた後であった。[出典3] [出典4]
俳優として活動を始める
田中要次は、1999年の石井克人監督の映画『鮫肌男と桃尻女』に出演。[出典3]
同じ頃、NTTグループのCMに出演していたこともあり、俳優として世間に認知され始めた。 [出典3]
https://twitter.com/BoBA_/status/737297061926690816
あの大ヒットドラマで人気者に!
田中要次は、2001年に木村拓哉が主演したドラマ『HERO』(フジテレビ)にレギュラー出演した。[出典3] [出典5]
連続ドラマのレギュラーは初めてであった。[出典5]
とても無口なマスター役を演じ、何を注文されても「あるよ」とだけ答えるクールな振る舞いが、視聴者の間で人気となった。[出典3]
本作は全話の平均視聴率が30%を超える大ヒットドラマとなり、名物マスター役を演じた俳優として一躍有名となった。[出典3] [出典6]
名脇役として数々の作品に出演
田中要次は、2004年に人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズのスペシャルドラマ『古畑任三郎 すべて閣下の仕業』(フジテレビ)に出演した。[出典7]
2009年には、アニメ映画『サマーウォーズ』で、陣内頼彦役として声優も務めた。[出典8]
2010年には、映画『桜田門外の変』に出演。[出典9]
桜田烈士の稲田重蔵役を演じている。[出典10]
2016年には、無類の猫好きを生かし、ドラマ『猫とコワモテ』(BSテレ東)に出演。
自宅で大型犬を飼っているものの、実は猫好きの中年男性・犬飼健三役を演じている。[出典11]
同年は、連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)にも出演。ガールズユニット「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子の夫役を演じた。
百田夏菜子とは実年齢で30歳も違うため、オファーがあった際には「ドッキリではないか」と疑ったそう。[出典12]
2017年には、ホラーアクション映画『蠱毒 ミートボールマシン』で主役を務めた。
好きな女性を謎の生命体から守ろうと手を尽くす、ぱっとしない中年男性を演じた。[出典4]
同年は、映画『サバイバルファミリー』にも出演している。[出典13]
同年春からは、旅ドキュメント番組『ローカル路線バス 乗り継ぎの旅 』(テレビ東京)に出演。[出典14]
小説家の羽田圭介とともに、レギュラーとして出演している。[出典14] [出典15]
2019年には、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ)に出演。交換殺人ゲームに巻き込まれ殺害されてしまう、浮田を演じた。[出典16]
2021年には、ドラマ『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜』(テレビ東京)第5話に出演。
サスペンスドラマ『わたしの番です』に出演する、ネコ好きで心の優しい俳優・田中要次役を演じた。[出典17]
1982年に国鉄に就職、その後各地の自主上映活動などに参加。様々な映画関係者と交流を深め、1990年サラリーマン生活にピリオド打ち上京。映画『無能の人』(監督:竹中直人)に照明助手として参加し、録音助手、付き人などを経験。俳優兼スタッフとして数多くの映画に参加し映画道を学ぶ。フジテレビのドラマ『HERO』でのバーテンダー役は「あるよ」の台詞で話題となった。近年の出演作として、映画『道~白磁の人~』『さまよう獣』など。ドラマでは、『ストロベリーナイト』『純と愛』などがある。
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