福原愛の父は、2013年10月に膵臓がんのため71歳で亡くなっている。当時、福原愛はファックスにて、
2008年の終わり頃を最後に一度も会っていない状態にありました。以後は電話やメールでのやりとりも、一度もない関係となりました[出典6]
とコメント。5年もの間、絶縁状態にあったことを明かしている。[出典6]
▼【NHKリオ】卓球女子・福原選手 フォアもバックも眼光もキレッキレ!
なお、福原愛の父と母は2004年に離婚が報じられていた。[出典7]
母の千本ラリーに鍛えられ
福原愛にはじめて卓球を教えたのは、母の千代さんだった。
母・千代さんの指導のなかで有名なのが、「千本ラリー」。
1度でも失敗すると最初からやり直しという過酷なものだが、これが福原愛の負けず嫌いな性格を刺激したという。
「やめていいよ」と言われると余計にやめられない、そういう性格を母はわかっていたんでしょう。[出典5]
「卓球は遊びじゃない!」が、当時の口ぐせでした。[出典5]
▼【NHKリオ】福原 会心の試合で好スタート 卓球女子シングルス3回戦
兄は母と事務所運営
10歳年上の兄・秀行さんは、母・千代さんとともにマネジメント会社「千秀企画」を営み、福原愛の活動を支えている。千秀企画[出典6]
福原愛の世界ランキング
ランクから消えた!?
福原愛の世界ランキングは最高で4位、リオオリンピックが開催された2016年には8位にランクインしていたが、2017年1月時点ではまさかの圏外となっている。[出典8]
▼【NHKリオ】まさに神懸かり!無敵の福原愛!! 卓球女子シングルス
近年の主な戦歴
そんな福原愛の近年の主な戦歴は次の通り。[出典1]
2004年
アテネオリンピックでシングルスベスト16
2005年
全日本選手権大会で混合ダブルス優勝
女子ワールドカップ広州大会でシングルス3位
2006年
世界選手権ブレーメン大会で女子団体銅メダル
2007年
アジア選手権揚州大会で女子団体3位
2008年
世界選手権広州大会で女子団体銅メダル
北京オリンピックで女子団体4位、シングルスベスト16
2009年
ITTFプロツアーモロッコオープンでシングルス優勝(※ツアー初優勝)
2010年
世界選手権モスクワ大会で女子団体銅メダル
アジア競技広州大会でシングルス銅メダル、女子ダブルス銅メダル、混合ダブルス銅メダル
2011年
日本卓球リーグ・ビッグトーナメント金沢大会でシングルス優勝
世界選手権ロッテルダム大会で混合ダブルス銅メダル
2012年
全日本選手権大会でシングルス優勝
同大会における全タイトル獲得(優勝20回)となり、史上初のグランドスラムを達成(※30歳以上対象のマスターズ除外)
ロンドンオリンピックで女子団体銀メダル(五輪にて日本卓球界史上初となるメダル)
2016年
リオデジャネイロオリンピックで女子団体銅メダル、シングルスベスト4
福原愛と中国
中国でも大人気!
2005年から06年にかけて中国スーパーリーグに所属していた福原愛は、「瓷娃娃=お人形さん」と呼ばれるようになり、中国での知名度を獲得。[出典9]
▼お人形さん!
2008年に開催された北京オリンピックでは、当時の世界女王であった中国の張怡寧と対戦し、圧倒的なレベルの違いを見せつけられながらも必死に食らいつき、中国のインターネット上では、
「愛ちゃんかわいい。健気すぎる」「張大魔王、手を抜いてやれ」[出典9]
宮城県仙台市出身。3歳9か月で卓球を始め、全日本選手権全タイトルを獲得し、史上初のグランドスラムを達成。11歳でナショナルチーム入り、17歳で日本人初の中国超級リーグ参戦。2012年、ロンドンオリンピック女子団体で銀メダル獲得。2016年、リオデジャネイロ・オリンピックでシングルス4位、女子団体で銅メダル獲得。2018年、29歳で現役を引退。現在は、WTTJapanGeneralManager、青森大学客員准教授、琉球アスティーダ社外取締役、Tリーグアンバザダー、仙台観光大使アンバザダーを務める。
出典:タレントデータバンク