どんな人?
- 福島千里は北海道出身の陸上競技選手。短距離を専門としており、日本女子の100メートル、200メートル共に日本記録保持者である。
- 福島の才能が開花したのは2008年の日本選手権の100メートルで優勝してから。2008年の北京オリンピックでは、日本の女子選手としては56年ぶりとなる五輪の100メートル出場を果たした。
- 福島の頭の位置が上下せず、後ろにキックした足が伸びきらないうちに前に出す独特な走り方は「アメンボー走法」と呼ばれている。
選手活動
陸上を始めたきっかけ
福島は陸上を始めたきっかけについて以下のように話している。
私は運動会の徒競走でいつも一番だったので、小学校4年生の時に学校の先生に勧められて始めました。
また、同クラブに仲の良い友人がいたため、遊びにいく感覚で続けていたという。[出典1]
略歴
福島の才能が開花したのは2008年の日本選手権の100メートル走で優勝してから。
同年、日本の女子選手として北京オリンピックの100メートルに出場。
2009年の世界選手権では、日本人女子として初めて100メートルの1次予選を突破した。
日本女子の100メートル、200メートル共に日本記録保持者である。[出典2]
一番の思い出
福島は2008年の北京オリンピックで、日本の女子選手としては56年ぶりとなる五輪の100メートル出場を果たした。[出典3]また、福島自身も陸上生活において一番の思い出を「北京オリンピック」だと次のように語っている。[出典1]
やっぱり初めての世界大会でしたし、一番大きなターニングポイントでした。
オリンピックを目標にしていましたし、あれだけの大きな舞台で走れたことは嬉しかったです。
リオデジャネイロオリンピックでの目標
近日開催されるリオデジャネイロオリンピックでの目標は、2010年に自身が出した日本記録”11秒21”の更新だ。福島は、
リオ五輪は、これまでの努力の集大成になる。
やり残したことがないようにしたい。
確実に代表権を獲得し、三度目の正直で絶対に結果を出す
と力を込めて話した。[出典3]
福島は北京・ロンドンと合わせて3大会連続のオリンピック出場。[出典4]
リオデジャネイロオリンピックでは、女子200メートル・女子100メートルに出場する。[出典5]
アメンボ走法
福島は、頭の位置が上下しない独特な走り方をする。
後ろにキックした足が伸びきらないうちに前に出すことで可能になり「アメンボ走法」とも呼ばれる。[出典2]
あれは周りがそう呼ぶようになっただけで、私が言い出したわけではないんです。
自分で意識したこともないのでよくわからないです。
と福島は話している。[出典1]
性格
実は天然?
2010年7月26日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、福島の北海道の練習場を熱血タレントとして有名な松岡修造が訪ねた。
松岡が福島に対し、なぜ早く走れるのかと聞くと、福島さんはニッコリ笑い、暫く時間を置いた後
とにかく速く走る。スー、みたいに
と回答。さらに、さらに、理想の走りを聞かれると、首を右から左に振りながら、
あーーーっと終わるといいなって。終わっちゃった、みたいな。はやーい。スー
と独特な説明が続き、松岡を困らせた。しかしネットでは、
スポーツ選手でこんなに萌えるのは初めてだ 福島ちゃん最高だな