どんな人?
- 笠置シヅ子は1927年に大阪の松竹楽劇部生徒養成所に入学し、同年デビュー。当初の芸名は「三笠静子」で、1935年からは「笠置シズ子」に改名した。
- 1947年にリリースした「東京ブギ」が大ヒット。この後リリースされる「買物ブギ」なども続々ヒットとなり、「ブギの女王」と言われる。
- 1955年に歌手を引退。芸名を「笠置シヅ子」と改名し、晩年までテレビドラマや舞台出演などで活躍した。
芸能活動
松竹歌劇団に所属
笠置シヅ子は1927年大阪松竹楽劇部に入団。当時は「三笠静子」と名乗っていた。
同年『春のおどり』で初舞台を踏む。1936年に出演した『春のおどり』で歌った「春はジャズに乗って」が評判となり、歌手としても実力を評価された。[出典1]
「ブギ」の大ヒット
歌手としてのも認められていた笠置は、1947年に「東京ブギ」をリリース。これが大ヒットとなる。この後「買物ブギ」のリリースなどでブギの女王と呼ばれた。[出典2]
笠置のブギについて、喜劇俳優の榎本健一は以下のように解説している。
「ブギの女王として、彼女はいま、日本中の血をわかしている。エキゾチックな、捨身な、サビのある、そして口先の技巧だけでなく、腹の底から湧き出るあの声。/それは聴くものの情熱をかきたてずにはおかない。/彼女は全身で踊り、全身で歌う日本でただ一人のオトナの歌い手である」[出典2]