2021年12月15日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 草笛光子(くさぶえみつこ)は、日本で活動する役者。神奈川県出身の1933年10月22日生まれ。草琇舎所属。
- 小学校の頃からバレエを習っており、高校を中退して松竹少女歌劇学校に入学。1950年に松竹歌劇団に5期生として入団した。
- 劇団での活躍が注目され、1953年公開の映画『純潔革命』で主演に抜擢。同年には歌手デビューも果たしている。
- 映画監督・市川崑の作品に多く出演しており、金田一耕助シリーズには全て出演した。
- その活躍や功績を讃え、「芸術祭賞」「紫綬褒章」「旭日小綬章」「紀伊國屋演劇賞」「菊田一夫演劇賞」「毎日芸術賞」などを受賞している。
▼草笛光子
生い立ち
草笛光子は、神奈川県出身の1933年10月22日生まれ。
現在年齢は、88歳。草琇舎所属。[出典1]
高校を中退し、松竹少女歌劇学校へ入学
草笛光子の本名は、栗田光子。
3兄弟の長女として誕生し、妹の富田恵子も役者として活動している。
幼い頃は虚弱体質だったため、体力づくりのために小学生の頃からバレエを始めた。
その後、県立横浜第一女子高校に進学するも、1949年に中退。
松竹少女歌劇学校へと入学している。[出典2]
芸能活動
松竹歌劇団で活躍後、映画・ドラマに出演
草笛光子は、1950年に松竹歌劇団に5期生として入団。高い歌唱力で注目を集め、同劇団の舞台でプリマドンナ役などを務めた。
その後、1953年に映画『純潔革命』で主演を務め、同年8月には歌手デビュー果たしている。
翌年の1954年5月に松竹歌劇団を退団後は、映画・ドラマを中心に活躍。1958年に放送を開始した音楽バラエティ番組『光子の窓』(日本テレビ)では司会も務めた。
映画では、映画監督・市川崑が手掛ける作品への出演が多く、金田一耕助シリーズにおいては全作に出演している。
ドラマにおいては、2006年放送のドラマ『結婚できない男』(フジテレビ)や2009年放送の大河ドラマ『天地人』(NHK)などの作品に出演。[出典2]
また、ミュージカルスターとしても知られており、ミュージカル『ラ・マンチャの男』やミュージカル『シカゴ』が日本で初演された際も、その舞台に立っている。[出典1]
さらに、1999年には芸術分野における功績が評価され、「紫綬褒章」を受賞。[出典2]
以降も、2005年に「旭日小綬章」のほか、「芸術祭賞」「紀伊國屋演劇賞」「菊田一夫演劇賞」「毎日芸術賞」などを受賞している。[出典1]
https://twitter.com/keisukehoribe/status/1220691013456367616
2022年、11度目の大河ドラマ出演を果たす
草笛光子は、2019年公開の映画『殿、利息でござる!』や、同年公開の映画『ばぁちゃんロード』などの作品に出演。[出典1]
映画『ばぁちゃんロード』では、文音とW主演を務めた。[出典11]
ドラマにおいては、2015年放送の朝の連続テレビ小説『まれ』(NHK)や2016年放送の大河ドラマ『真田丸』(NHK)などに出演している。[出典1]
2021年は、映画『老後の資金がありません!』やドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ)に出演。[出典3][出典4]
また、2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)には、源頼朝(大泉洋)の乳母・比企尼役で出演する。[出典5]
草笛光子は11度目の大河出演となる同作について、
三谷さんの作品ですから一筋縄ではいかないでしょう。覚悟してお待ちしています。演技力、人間味を兼ね備えた魅力ある役者さんたちとご一緒できることで、私も若返ります![出典5]
と語っている。[出典5]
人物
- 70代の頃から筋肉トレーニングを始めた。[出典6]
- 犬を飼っていたが、2018年に亡くなっている。その後は、花屋で出会った犬に一目ぼれし、飼い主と連絡を取って会わせてもらっているという。[出典6]
- 都内の一戸建てで1人暮らしをしている。[出典7]
- 肉を食べることが多い。[出典7]
- 銀髪だが、黒髪が生えることもあるという。[出典7]
- 舞台でがん患者を演じるため、丸坊主にしたことがある。[出典8]
- 果物が好き。[出典8]
- 冷え性のため、湯船に10分間浸かるようにしている。[出典8]
- 亡くなったのちに「面白い女優だった」と言われるよう、人に迷惑をかけない我儘をたくさん言い、好きなことをやっていきたいと語っている。[出典10]
- マネージャーを務めていた母親から言われた「綺麗に生きましょう」という言葉を大切にしている。なお、”綺麗に”というのは人を陥れるなど汚いことをしない生き方を指しているという。[出典9]
出演
映画
テレビ番組
- 運命に、似た恋
- 遠山の金さんVS女ねずみ 第2シリーズ
- 幸福の黄色いハンカチ
- 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
- オリエント急行殺人事件
- 芸能人格付けチェック
- 美しい隣人
- 八代将軍吉宗
- 横溝正史シリーズI・II
- 波の塔(NHK銀河テレビ小説)
- 55歳からのハローライフ
- どんと晴れ
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲
- ありがとう
- まだ結婚できない男
- 鎌倉殿の13人
舞台
出典
- 『プロフィール』(草琇舎)
- 『草笛光子』(KINENOTE)
- 『老後の資金がありません!』(映画.com)
- 『その女、ジルバ』(WEBザテレビジョン)
- 『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」草笛光子11度目出演 源頼朝支える乳母役』(日刊スポーツ)
- 『草笛光子87歳、花屋で出会い一目惚れ!”新恋人”の存在が毎日の癒しに』(テレ朝POST)
- 『草笛光子 若すぎて82才で黒髪が生えてきた』(NEWSポストセブン)
- 『「死ぬまで初めて!」84歳の淑女・草笛光子さんが輝きを増す理由』(Maison KOSE)
- 『草笛光子「洋服には、人生が出るんです」 役柄にリアリティを出すコツ』(anan NEWS)
- 『草笛光子さん:わがままでいい!「私」で生きる覚悟』(ハルメクweb)
- 『ばぁちゃんロード』(映画.com)
1950年、松竹歌劇団入団。1953年、映画『純潔革命』でデビュー。映画だけでなく、舞台作品やミュージカル、テレビにも出演。歌唱力が高いことでも有名。主な出演作品は映画『雪に願うこと』『社長シリーズ』『犬神家の一族』、TBS『渡る世間は鬼ばかり』、テレビ朝日『熟年離婚』、日本テレビ『光子の窓』、舞台『私はシャーリー・ヴァレンタイン』など。1999年には紫綬褒章、2005年には旭日小綬章を受章。
出典:タレントデータバンク