どんな人?
- 野村萬斎(のむらまんさい)は、日本の能楽師・役者。東京都出身の1966年4月5日生まれ。シス・カンパニー所属。
- 1969年の狂言『靱猿』で初舞台を踏んだ。
- 1994年に曽祖父・5世野村万造の隠居名「萬斎」を襲名。
- 1985年には、映画『乱』で映像デビューしている。
- 2016年公開の映画『シン・ゴジラ』では、ゴジラのモーションを務めている。
▼野村萬斎(右)
生い立ち
野村萬斎は、東京都出身の1966年4月5日生まれ。現在年齢は58歳。シス・カンパニー所属。[出典1]
東京芸術大学卒業後、1991年から東京大学教養学部表象文化論講座の非常勤講師を務めている。[出典2]
1994年からの1年間は、文化庁の芸術家在外研修制度でイギリスへ留学。[出典3]
芸能活動
野村萬斎は、3歳だった1970年に狂言『靱猿』で初舞台を踏んだ。
1985年には、映画『乱』で映像作品デビュー。
1995年にイギリス留学から帰国後は、狂言の普及に貢献しながら多くの作品に出演している。
映像作品では、映画『陰陽師(映画)』シリーズや『のぼうの城』、ドラマ『鞍馬天狗』(NHK)などに出演。
また、舞台『ハムレット』や『ベッジ・パードン bedge pardon』などにも出演している。[出典2][出典3][出典4][出典5][出典6]
2016年には、映画『シン・ゴジラ』でゴジラのモーションキャプチャーアクターを務めた。[出典7]
2020年開催予定だった東京オリンピックでは、開閉会式演出の総合統括に就任していたが、開催延期が決まり退任している。[出典8]
人物
- 健康的に歳を重ねることに大切なことは、笑うことだと考えている。
- コロナ禍の自粛期間には、SNSを通じて狂言で笑いのエクササイズを配信していた。[出典9]
- 2022年には能狂言『鬼滅の刃』の演出・出演を務め、鬼舞辻無惨・竈門炭十郎・天王寺松右衛門を演じた。[出典10]
- 役を演じる上で、自分の経験や実年齢など役としてそこにいる実感があることを重視している。
- 年齢を重ねることで演じる役に広がりが生まれたと感じる。
- 自己実現を目標に仕事をしている。
- やりたいことをやっているため仕事が趣味のようになっており、妻からは「趣味がない」と言われている。
- 狂言は映像などで残らないため、映像作品に出ることが趣味だとも思っている。[出典10]
出演
映画
テレビ番組
出典
- 『野村萬斎』(SIS company inc.)
- 『野村萬斎 年譜』(万作の会)
- 『STORY:野村萬斎さん(狂言師)』(ブリティッシュ・カウンシル)
- 『野村萬斎』(映画ナタリー)
- 『野村萬斎:プロフィール・作品情報・最新ニュース』(映画.com)
- 『野村萬斎 NHK人物録』(NHKアーカイブス)
- 『シン・ゴジラ役は野村萬斎だった 329人目のキャストが判明』(ORICON NEWS)
- 『最初は野村萬斎さんだった…解散・辞任相次ぐ演出チーム - 東京オリンピック』(朝日新聞デジタル)
- 『野村萬斎インタビュー「型を通してでもいいから、まずは笑うということが大事なんだと思います」』(GetNavi web)
- 『野村萬斎 独占インタビュー「能 狂言 『鬼滅の刃』」』(ローチケ演劇宣言!)
- 『狂言師 野村萬斎』(B-plus)