2020年2月24日更新
どんな人?
- 青野武は高校卒業後に上京し、舞台芸術学院にて演劇を学び、『欲望という名の電車』での演技が評価され、海外ドラマ『ブロンコ』の主役タイ・ハーデンの吹き替えを担当した。
- 代表作は『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のさくら友蔵役、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー ザ・ライド』のドク役他多数の作品がある。
- かねてより療養中だったが、2012年4月10日に死去。死因は多発性脳梗塞だった。
芸能活動
数々の話題作へ出演
青野武は俳優活動の他、声優として数々の話題作に出演するなど活躍した。
アニメでは『宇宙戦艦ヤマト』(日本テレビ系)の技術士官の真田志郎役や『ドラゴンボール』(フジテレビ系)のピッコロ大魔王役と神様役、『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)のぬらりひょん役、『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のさくら友蔵役、『ワンピース』(フジテレビ系)のジュラキュール・ミホーク役、『銀魂』(テレビ東京系)の平賀源外役他多数。
また洋画では、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー ザ・ライド』のドク役他多数の作品がある。[出典1]
私生活
闘病生活
青野は2010年に体調を崩し、『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)を降板。
そこから長い闘病生活を送ってきた。
闘病中は、同アニメの共演者たちが声を録音して病院に届けた激励のCDを聞き、薄れ行く意識の中で涙を流していたという。[出典2]
多くのファンが復帰を心待ちにしていたが、その願いかなわず、2012年に享年75歳で息を引き取った。[出典3]
死因は多発性脳梗塞。[出典5]
葬儀・告別式には永井一郎、古川登志夫など、多くの声優仲間約400人が参列した。
青野の死去に悲しむ声があがるとともに、出棺の際には、参列者から
「青野さん、お疲れさま」
出演
テレビアニメ
- 『新ビックリマン』(テレビ朝日系)スーパーデビル役[出典6]
- 『おれは直角』(フジテレビ系)石垣子太夫役[出典7]
- 『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)さくら友蔵役[出典3]
- 『ONE PIECE』(フジテレビ系)ジュラキュール・ミホーク役〈初代〉[出典8]