2016年6月28日更新
TARAKO(たらこ)は日本で活動する声優、ナレーター、シンガーソングライター、女優。1960年12月17日生まれ。群馬県太田市出身である。本名福島たら。AB型である。最終学歴は群馬県立太田女子高等学校。事務所はトルバドール音楽事務所。
どんな人?
- TARAKOは1981年、アニメ『うる星やつら』で演じた幼稚園児役で声優デビュー。
- 1983年にLPアルバム『とっておきの瞬間』でシンガーソングライターとしてのデビューする。
- 1990年から放送のアニメ『ちびまる子ちゃん』で主人公・まる子役を担当し、一躍注目を浴びる。
プロフィール
本名 | 福島たら |
生年月日 | 1960年12月17日 |
没年月日 | 2024年3月4日(満63歳没) |
身長 / 血液型 | 158cm / AB型 |
出身地 | 群馬県太田市 |
最終学歴 | 群馬県立太田女子高等学校 |
デビュー年 | 1981年 |
所属事務所 | トルバドール音楽事務所 |
芸能活動
アニメ『ちびまる子ちゃん』
TARAKOはアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の主人公・まる子役を担当し、一躍注目を浴びた。
『ちびまる子ちゃん』との出会い
TARAKOは実はまる子役を決める第一オーディションに呼ばれていなかった。そこでほぼ決定していたまる子役だったが、原作者のさくらももこが少しイメージに合わないというと、第二オーディションを決行。そのオーディションの最後の最後で TARAKOは呼ばれたという。オーディションが行なわれているスタジオに行くと実力派声優がズラリ。「これは落ちるな……」と感じたという。しかし、最終的に5人くらいの候補に残った後で、さくらももこが、「一番、自分に声が似ている」とTARAKOを任命。TARAKOは「確かに似てるんですよ!」と言うと
昔、ももこ先生と、(フォークシンガーの)イルカさんと、私の3人でラジオに出させていただいたことがあるんですが、リスナーの方は、誰が誰だかわからなかったそうです(笑)。[出典2]
とエピソードを語っている。
自身に主役が決まったことについては
うれしかったんですけど、私でいいのかな……と不安でしたね。実際に放送が始まっても肩に力が入ったままで、声もすっごい作ってました。[出典2]
と語り、不安な気持ちがあったことを明かしている。[出典2]
社会現象に
その後、アニメ『ちびまる子ちゃん』は放送開始して1年のうちにアニメ歴代1位の視聴率39.9%を記録するなど、社会現象となった。[出典2]
TARAKOやスタッフでさえこんなことは予想だにしていなかったという。TARAKOは同時のことを振り返り
『ちびまる子ちゃん』って、放送当時にしても今にしても、流行っているアニメとは全然違う平面な絵で、お話も日常のことですからねぇ。本当に信じられなかったですよ![出典2]
と語っている。[出典2]
25周年
2015年で25周年を迎えた『ちびまる子ちゃん』。TARAKOは25周年を振り返り、
ちびまる子ちゃん』での25年は私にとって、他のキャストやスタッフさんとのお付き合いの25年でもあります。毎週アフレコで顔を合わせるとホッとするんです。
お互いに構えることもないですし、本当に仲が良くて、ここが私の「ホーム」なんだなって思います。みんなで行った旅行とか、温泉、お花見なんかもすごく楽しかったですね。[出典2]
と語った。[出典2]
声優アワードを受賞
2016年3月に「第10回声優アワード」の授賞式が執り行われ、2015年にアニメ化25周年を迎え、同年冬に23年ぶりに劇場公開されたアニメ『ちびまる子ちゃん』がシナジー賞を受賞した。
幅広い年齢から支持を集める同作では、作品を代表して「ちびまる子ちゃん」役の声を演じるTARAKOが授賞式に登壇した。[出典1]
TARAKOは自身のブログで授賞式に登壇したことを報告し、
みーんなでいただいた賞です
ありがとうございました
これからも昭和のあったかい世界を続けられますように
と綴った。[出典1]
『声優アワード 授賞式』(TARAKO Official blog)
私生活
“お姉ちゃん”水谷優子への思いを語る
TARAKOは2016/5/29日にブログを更新すると、同月17日に51歳の若さで亡くなった水谷優子への思いを綴った。水谷優子はアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)でTARAKO演じるまる子のお姉ちゃん役を担っていた。
水谷との写真と共に数々の思い出を振り返ったTARAKO。
私は好きになると男女関係なく自分だけの呼び方をしたくなります。なのでみんなは『優子ちゃん』私は『ゆう』。ゆうはおねえちゃんだったよずっと
と語るなど親愛の情をのぞかせた。
終わりに
さよならなんて言うわけがない。また会えるもん
と綴り、故人を偲んだ。[出典3]
『今日のまる子は』(TARAKO Official blog)