2024年1月16日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
▼余貴美子(左)
生い立ち
余貴美子は、神奈川県横浜市中区出身の1956年5月12日生まれ。B型。[出典1][出典10]
現在年齢は68歳。アルファエージェンシー所属。[出典2]
台湾人と日本人のハーフ
余貴美子は父が台湾人で、母が日本人。
また、台湾の女優・范文雀は従妹にあたる。[出典3]
ドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』に出演
余貴美子はドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』(NHK)でナレーションを担当。
同番組は、著名人の”家族の歴史”を徹底取材。その取材によって判明した”アイデンティティ”や”家族の絆”などにまつわるエピソードを紹介している。
2016年には余貴美子自身も出演。
番組内で、余一族が”客家”と呼ばれる民族に属していることが判明した。
客家は中国の漢民族のなかでも独自の文化とアイデンティティを有しており、”流浪の民”とも呼ばれている。[出典4]
また、客家からは孫文、李登輝など政治家や事業家が数多く輩出されているという。[出典5]
余貴美子は、自身のルーツについて、
日本や台湾、中国というより、私は客家。そんな風に思っています。[出典4]
と語っている。[出典4]
芸能活動
高校卒業後、「オンシアター自由劇場」に所属
余貴美子は、高校卒業後の1976年に「オンシアター自由劇場」に所属。
舞台『上海バンスキング』のリリー役などを務める。
その後、1996年に俳優・大谷亮介らと役者集団「東京壱組」を旗揚げ。
映像作品においては、1987年公開の映画『ちょうちん』で映画に初出演。
また、その翌年の1988年公開の映画『噛む女』で見せた凄艶な演技で注目を集めた。[出典3]
▼大谷亮介
https://twitter.com/ai_sakaba_music/status/1038699363067809792
2年連続で「日本アカデミー賞」を受賞
余貴美子の代表作は、2010年放送の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)、2012年放送の朝ドラ『純と愛』(NHK)、2018年放送の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)など。
'86年、劇団『東京壱組』を結成。'96年の解散までに14公演に出演。劇団活動と並行して、映画、TVへと活動の場を広げる。'88年『噛む女』(神代辰巳監督)で、本格的に映画デビュー、'92年『うみ・そら・さんごのいいつたえ』(椎名誠監督)で初主演を果たす。'98年、『あ、春』、『学校Ⅲ』で、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール助演女優賞を受賞。'08年には、第63回毎日映画コンクールにて田中絹代賞を受賞。また同年『おくりびと』、'09年『ディア・ドクター』で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞するなど、受賞歴多数。TVでは、『愛してると言ってくれ』('95年 TBS)以来、連続ドラマにおいて欠かすことの出来ない女優となっている。単発ドラマでは、'99年『冬の駅』(日本テレビ火曜サスペンス劇場)で、ギャラクシー賞個人賞受賞、'01年『人情質屋の事件台帳』(TBS月曜ドラマスペシャル)で、質屋店主いかりや長介さんの出戻り娘役で初主演。シリーズ化が期待されたが、いかりやさん死去により2本で終了。同じく'01年より『だます女だまされる女』シリーズ(日本テレビ火曜サスペンス劇場)3話~9話主演。'03年より『女タクシードライバーの事件日誌』シリーズ(TBS)など2時間ドラマ主演作も多数。近年の舞台主演作に、『錦繍』('07年 原作宮本輝、演出ジョン・ケアード 銀河劇場)、『あれから』('08年 作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ 世田谷パブリックシアター)がある。
出典:タレントデータバンク