2022年9月24日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 吉行和子(よしゆきかずこ)は、日本の役者・エッセイスト・俳人。東京都出身の1935年8月9日生まれ。
- 父は作家の吉行エイスケ、兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人の吉行理恵であり、母はドラマのモデルにもなった美容師のあぐり。
- 高校卒業後に「劇団民藝付属水品演劇研究所」へ入所し、1955年に初舞台を踏み役者デビューした。
- 翌年公演の舞台『アンネの日記』で主演を務め、一気に注目を集めている。
- 1983年には、エッセイ『どこまで演れば気がすむの』を出版し、「日本エッセイストクラブ賞」を受賞した。
▼吉行和子(中央)
https://twitter.com/sakuramovie2022/status/1504752722477981699?s=20&t=bAY9O-m9y6et4e-VNOEfIA
生い立ち
吉行和子は、東京都出身の1935年8月9日生まれ。現在年齢は89歳。
父の吉行エイスケ、11歳年上の兄・吉行淳之介共に作家として活動しており、妹の吉行理恵は詩人として活動している。
母は美容師をしており、1997年に放送された連続テレビ小説『あぐり』(NHK)のモデルにもなっている。[出典リストなし]
芸能活動
吉行和子は高校卒業後の1954年に「劇団民藝付属水品演劇研究所」へ入所し、翌年に初舞台を踏み役者デビューした。
1956年公演の舞台『アンネの日記』では主演を務め、大きな評判を呼んだ。
舞台出演を続けつつ日活映画にも多く出演し、「毎日映画コンクール」助演女優賞を受賞している。
1969年に「劇団民藝」を退団後はフリーで役者活動を継続。
1978年公開の映画『愛の亡霊』では「日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞した。
ドラマでは『3年B組金八先生』(TBS)や『ふぞろいの林檎たち』(TBS)などの話題作に出演。
2008年からは舞台作品から引退し、映像作品中心の活動を開始している。[出典リストなし][出典リストなし][出典リストなし]
以降は映画『家族はつらいよ』シリーズや『DESTINY 鎌倉ものがたり』、『世の中にたえて桜のなかりせば』やドラマ『あと3回、君に会える』(フジテレビ)、『つまらない住宅地のすべての家』(NHK)などに出演した。[出典リストなし][出典リストなし]
またジブリ作品『崖の上のポニョ』や『思い出のマーニー』では声優を務めており、役者業の他エッセイストとしても活動。[出典リストなし]
1983年に出版した初のエッセイ本『どこまで演れば気がすむの』では、「日本エッセイストクラブ賞」を受賞した。[出典リストなし]
人物
- 子ども時代は病弱であり、将来の夢も特になった。
- 中学時代に「劇団民藝」の舞台を鑑賞したことがきっかけで同劇団のスタッフになる事を目標にしており、役者になるつもりはなかった。
- 同劇団の研究所時代は厳しく指導され、時にいじめを受けたこともあったが責任感と意地で活動を続けていた。
- 結婚に対して幸せというイメージがなく、夫に養ってもらうという気もなかった。
- 私生活では28歳の時に結婚したが、4年ほどで離婚している。[出典リストなし]
- 2歳の時に患った小児喘息のせいで、楽しみにしていたことが台無しになることが続き「諦めの良さ」が身についた。
- 人に期待しないことが心の健全さを保つ秘訣だと考えている。[出典リストなし]
- 一人で映画館へ映画を鑑賞しに行く。[出典リストなし]
- 家族団らんがある家庭ではなく、家族に何かを相談するようなこともなかった。
- めんどうくさがりな性格をしており、私生活を楽しくしたいという気持ちよりも仕事で外に出ていることの方が好き。[出典リストなし]
出演
テレビ番組
- ごちそうさん (NHK)
- スニッファー嗅覚捜査官
- ゴールドウーマン GOLD WOMAN~巨大銀行の闇とたたかう女~
- ナースのお仕事
- 3年B組金八先生(第1シリーズ)
- ぱじ~ジイジと孫娘の愛情物語〜
- 僕が笑うと
- 執事 西園寺の名推理2
- スチュワーデス物語
- つばさ (NHK)
- 仮面の女
- Mの悲劇
- 華やかな誤算
- ナースのお仕事3
- 特急田中3号
- ナースのお仕事4
- 死神くん
- スターマン・この星の恋
- 双葉荘の友人
映画
- 舞妓 Haaaan!!!
- 思い出のマーニー
- 東京家族
- 御法度
- 小さいおうち
- 夏美のホタル
- いけちゃんとぼく
- RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 井上信子 役
- 優駿 ORACION 和具美穂 役
- 亜人(映画)
- シェアハウス
- ひまわりと子犬の7日間
- 家族はつらいよ2
- 人生、いろどり
- 家族はつらいよ
- 佐賀のがばいばあちゃん
- 崖の上のポニョ
- にあんちゃん
- 愛の亡霊
- 折り梅
- おくりびと
- ZOO
- 神様のくれた赤ん坊
- 新・雪国
- 妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII
- 雪子さんの足音
- 海すずめ
- 羊と鋼の森
- 僕の彼女はサイボーグ
- お日柄もよくご愁傷さま
- 監督・ばんざい!
- DESTINY 鎌倉ものがたり
- 地下鉄(メトロ)に乗って
- ナースのお仕事 ザ・ムービー
- 浜の朝日の嘘つきどもと
出典
- 『吉行和子 - 略歴・フィルモグラフィー』(KINENOTE)
- 『吉行和子』(映画.com)
- 『吉行和子 NHK人物録』(NHKアーカイブス)
- 『吉行和子の出演ドラマ一覧』(WEBザテレビジョン)
- 『吉行和子 : 関連作品(映画)』(映画.com)
- 『吉行和子「結婚が幸せなものというイメージはなかった」』(AERA dot.)
- 『女優・吉行和子さん(87才)が語る今の時代に必要な力「人に期待しない生き方は楽よ」(NEWSポストセブン)』(Yahoo!ニュース)
- 『吉行和子:86歳になった今も一人で映画館へ イケメン力士の若隆景関がお気に入り 「徹子の部屋」で語る』(毎日キレイ)
- 『吉行和子、経験できなかった“家族団らん”。母・あぐりさんが90歳を過ぎてから「はじめて母娘になった」』(テレ朝POST)
女優として活躍。主な出演作は邦画『雪子さんの足音』『世の中にたえて桜のなかりせば』『愛のこむらがえり』『おもいで写眞』、NHK『つまらない住宅地のすべての家』、NHK BSプレミアム『あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~』、テレビ朝日『徹子の部屋』、著書『質素な性格 欲は小さく野菊のごとく』『そしていま、一人になった』など他多数。
出典:タレントデータバンク