2016年7月1日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 城戸真亜子は大学在学中からモデルとして活動し、1981年に『カネボウ化粧品キャンペーンガール』となり知名度を上げた。同年10月に、『アモーレの鐘』で映画デビュー。1984年には歌手デビューもしている。
- テレビ番組の司会などでも活躍する一方、洋画家として活動。東京湾横断道路の壁画 (海ほたる内)なども作品として手がけている。「学研・城戸真亜子アートスクール」を開講している。
- 1990年に所属事務所社長と結婚。
生い立ち
幼少期のエピソード
絵を描くのが好きな少女だったといい、幼稚園児の頃は珍しい鳥が飛んできたといっては絵に描いて、母親に見せていた。飼っていたザリガニが死ぬと、天国に行けますようにと願って描いた絵と一緒に埋葬したという。[出典1]
学生時代のエピソード
中学や高校時代になっても絵が一番楽しい遊びで、はっきりと画家になりたいと意識したのは大学受験の時であったと語っている。
美術大学進学を希望するが、娘にはありきたりの幸せを望んでいた両親は猛反対する。城戸はそれを押し切って武蔵野美術大学油絵学科に入学する。
しかし、19歳のときに大学の休学を経験。
両親を説得して選んだ憧れの美大でしたが、その思いが濃密だっただけに入学と同時に自分の居場所を失ってしまいました。周りは個性的な人ばかりで、女子校出身の私には刺激が強すぎたのかもしれません
そのようなときに、友人の代打で受けた雑誌の読者モデルに合格。「芸能界の仕事は今という時代の空気をつかむにはいいのではないか」と思い、この道を選んだという。[出典1]
芸能活動
芸歴
武蔵野美術大学油絵科に在学中から芸能活動を始め、学生時代の1981年にはカネボウ化粧品のキャンペーンガールを務める。[出典2]10月には映画『アモーレの鐘』に厳本陵子役で出演した。[出典3]
また同年に女流画家協会展、1998年には現代美術の新進作家の登竜門といわれるVOCA展にそれぞれ入選した。[出典1]
以降はタレントや画家として活躍を続け、1990年には所属事務所の社長と結婚をした。[出典4]絵画展の審査員を務めることもある。[出典5]
なお認知症の義母の介護が始まった10年ほど前から、芸能界の仕事は控えている。城戸は理由を「人の命は代わりがきかないし、待ってもくれない。弱っていく命に寄り添っていくことが、今の自分にできるより良い選択だと思うから」としている。[出典1]
個展も開く
個展をたびたび開催しており、東日本大震災後に開いた「城戸真亜子展 episode(エピソード)」で、
何気ない瞬間や風景をとどめておきたい思いは常にあったが、昨年の東日本大震災以降、その思いはより強くなった。当たり前だと思っていた風景をかけがえのないものだと感じる。
(中略)
震災の影響もあり、年齢的にもいつどうなるかわからない。だからこそ、今感じたことは今すぐ表現していこうと思う。描きたいという気持ちが続く限りは、ずっと絵を描いていきたい。
と話している。[出典8]
私生活
結婚
1990年に所属事務所の社長と結婚をしている。[出典4]
義母の介護を経験
2004年7月に義母が倒れ、入院したことがきっかけで介護を始める。
認知症が進み新しいことが覚えられない義母のために、トイレや電気のスイッチ、お風呂場など大きなメモ書きを部屋中に張った。
また絵日記も書き始め、義母が見て忘れてしまったことがわかるように、楽しかったことや嬉しかったことなどポジティブな内容を綴った。
城戸は自身の介護体験を踏まえ、
嫁という立場には、実の息子よりもお義母さまに対して距離がある。客観的に見ると、素直な笑顔や会話をするお義母さまが愛おしい。とってもかわいらしいのです。少し距離を置くことで、その人に対するストレスは緩和されると思います
とアドバイスしている。[出典4]
一方で亡くなった自身の両親に対しては、病気になることをイメージ出来ず、仕事も忙しく親孝行ができなかったと後悔の思いがあるという。
そのため義母には神様が親孝行のチャンスをくれたと思い、しっかりと向き合うことができるとしている。[出典6]
子ども向けアートスクールを開講
学研と共同で子ども向けの「学研・城戸真亜子アートスクール」を開講している。[出典7]
SNSやブログでの様子
公式ブログsketchを開設し、自身の作品や展覧会の情報などを発信している。
ブログはこちら。
出典
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『第13回 城戸真亜子さんのセンタク|「ワタシの、センタク。」xサライ 達人たちの「ワタシの、センタク。」』(東和薬品)
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『未来につながる子どもの夢を応援! 創作絵画コンクール 第14回「ドコモ未来ミュージアム」表彰式 レポート』(産経ニュース)
在学中からモデルとして活動。1981年、カネボウのキャンペーンガールに選出される。女優、レポーター、執筆など、活躍の場は多岐にわたる。画家としての活動も積極的に行い、1981年に女流画家協会展に入選して以来毎年個展を開いている。展覧会に、『ムーンライトパーティー』『源氏物語』『城戸真亜子展』、テレビ出演に、TBS『ワイドウォッチャー』など。また学研・アートスクールの主宰。NEXCO中日本CSR懇談会委員、中部国際空港顧問、学研ホールディングス社外取締役を務める。
出典:タレントデータバンク