2021年10月1日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 室井滋(むろいしげる)は、日本で活動する役者。富山県出身の1958年10月22日生まれ。ホットロード所属。
- 早稲田大学在学中から自主制作映画に多数出演しており、「自主映画の女王」と呼ばれていた。
- その後、映画『風の歌を聴け』で本格的にスクリーンデビューを果たし、役者業が多忙となった。
- 役者以外にも声優なナレーターも勤めており、ピクサー作品『ファインディング・ニモ』『ファインディング・ドリー』では、ナンヨウハギのドリーを演じている。
- 私生活では、結婚はしていないが映画監督の長谷川和彦と長年同居を続けており、事実婚状態であることが度々話題となっている。
▼室井滋
生い立ち
室井滋は、富山県出身の1958年10月22日生まれ。現在年齢は66歳。身長160cm。ホットロード所属。[出典2]
小学生の時に両親が離婚
富山県で9代続く由緒ある家に生まれた室井滋。
父親は、家業の荒物問屋を祖母に任せ、作家活動を行いながら高校の英語教師をしていた。
結婚後は教師として生活することに飽き、家で塾を開いたり、小説を書くために何日も取材旅行に出かけるなど奔放な暮らしだったという。
次第に夫婦仲が悪くなり、室井が小学校高学年の時に両親は離婚。[出典3]
それ以降、室井は祖母と父親と3人で暮らしていた。[出典4]
高校時代に女優を目指し始めた
高校時代、夜は芝居や映画を観て過ごしていたという室井滋。[出典4]
室井が芝居好きだと知った教師や生徒から「学校の演劇で演出を担当してみない?」と言われたのがきっかけで、自ら演出、主演を務めるようになった。[出典4][出典5]
高校卒業後は、女優を目指して上京。
父親の母校である早稲田大学に進学し、演劇サークルやシネマ研究会に所属していた。[出典4]
大学在学中は自主映画に多数出演し、“自主映画の女王”と呼ばれた。[出典5]
芸能活動
映画で女優デビュー
室井滋は、1981年に公開された映画『風の歌を聴け』で本格的に女優デビューした。
“自主映画の女王”として色々な作品に出演していたのを映画監督の大森一樹が注目し、起用されたという。[出典5]
その後、映画『闇打つ心臓』や映画『パン屋襲撃』に出演。
1987年に公開された映画『トットチャンネル』では、映画の使用曲『東京ブギウギ』で歌手デビューを果たしている。[出典1]
執筆業との両立
20代の頃は、女優として活動しながらアルバイトもしていたという室井滋。
英会話教材のセールスやパチンコ店のサクラなど100種類の業種を経験。
そんなバイトのひとつとして執筆の仕事も行っており、たまたま書いたエッセイが面白いと評判になったという。[出典7]
1991年に発売した処女作エッセイ『むかつくぜ!』は、100万部を超えるベストセラーを記録。[出典5]
その後、多数のエッセイ本を出版している。[出典1]
また、2011年には絵本『しげちゃん』で絵本作家としてデビュー。
早稲田大学在学中に‘81年映画『風の歌を聴け』で劇場映画デビュー。映画『居酒屋ゆうれい』『のど自慢』 『OUT』『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~ 』などで数多くの映画賞を受賞。2014年6月7日より全国順次公開の映画『いのちのコール~ミセスインガを知っていますか~』や、近作『小さいおうち』などに出演。主な出演作品に、NHK連続テレビ小説『花子とアン』BS日テレ『わるいやつら』日本テレビ『14才の母』『凍りつく夏』『心療内科医 涼子』フジテレビ『やっぱり猫が好き』、舞台『菊次郎とさき』など。出演の他に数々のナレーションも手掛ける。また、エッセイや絵本など著書も多数発表。
出典:タレントデータバンク