どんな人?
- 西堀健実は、溝江明香とのペアで活躍するビーチバレー選手。2013年に、アットホーム株式会社に所属する溝江とのペアを結成した。
- 2014年12月、FIVBビーチバレーボールオープン2014マンガウング大会に出場し、銀メダルを獲得。日本勢として14年ぶりとなるメダル獲得だった。
- リオデジャネイロ五輪の出場権をかけて戦ったアジア最終予選では、3位決定戦で中国に敗北。惜しくもリオ五輪への道は閉ざされてしまった。
選手活動
ビーチバレーを始めたきっかけ
西堀は、溝江明香とのペアで活躍するビーチバレー選手。
ビーチバレーを始めたきっかけについては、
楽しそうだなと思って始めました。(笑)
もともとインドアのバレーボールをやってて、インドアやめるときに、私双子だったんですけど、ビーチバレーは2人制なのでふたりで楽しくできる、ということだけで、転向というよりもただやってみたという感じです。そういう感覚で始めました
と明かしている。[出典1]
戦歴
2013年に、アットホーム株式会社に所属する溝江とのペアを結成。
女子ビーチバレーペアの世界ランキングは、日本人としては最高位の39位(2014年時点)。
2014年12月、南アフリカ共和国で行われたFIVBビーチバレーボールオープン2014マンガウング大会に出場し、銀メダルを獲得。[出典1]2人にとっては初の、日本勢としても14年ぶりとなる表彰台登壇だった。
さらに2015年には、日本で開催されたワールドツアー「横浜グランドスラム」で9位と奮闘。
ひと桁順位も珍しいことではなくなり、ツアーでも一目置かれるペアとなった。[出典2]
リオ五輪出場ならず
西堀&溝江ペアはロンドン五輪予選の際、準々決勝で敗れ、1996年のアトランタ五輪から4大会連続で五輪に出場してきたその歴史を途絶えさせてしまった。[出典2]
そのこともあって、リオ五輪には特別な思いがあった。[出典1]
しかし、リオ五輪の出場権をかけて戦ったアジア最終予選では、3位決定戦で中国に敗北。リオ五輪への道は閉ざされてしまった。
西堀は自身のブログにて、
悔しい。
でも、少ない時間の中で作り上げてきた
チームジャパンとしてのチームワーク
そして4年間かけて築きあげてきた西堀・溝江としてのチーム力で
この大陸予選を戦った経験は誇りに思います
と語り、続けて周りの人々への感謝の言葉を綴った。途中、
勝って笑顔で終わりたかった。
勝ってお返ししたかった。
と本音をもらすも、最後には、
この悔しさ、経験を糧にして
さやかと再び世界一のチームを目指していきます!
と再び世界一を目指すことを誓った。[出典3]
ペアを組む上で気をつけていること
西堀は、溝江とペアを組む上で気をつけていることに「コミュニケーション」を挙げている。
気をつけることはコミュニケーション。よく話すということですね。
練習の時以外でも、全然バレーボールと関係ないことでもいろいろ話したりとかします。
普段は休みの時もずっと一緒にいるっていうわけではなくて、別々の時もあるんですけど、練習があったり大会があったり試合があると、必然的に一緒に居る時間が長いので、コミュニケーションを多く取るようにしています
と西堀は語った。[出典1]