2024年1月16日更新
芸能活動
就職した広告代理店を2年半で退職し、劇団「惑星ピスタチオ」の看板役者として活躍を重ねた佐々木蔵之介。
なお、同劇団は1998年に退団する。
その翌年にはドラマ『天国に一番近い男』(TBS系)で、佐々木蔵之介は初めてのテレビドラマ出演を果たした。[出典6]
オードリーに出演しブレーク!
2000年、佐々木蔵之介は連続テレビ小説『オードリー』(NHK)で、新鋭の大人気俳優・幹幸太郎役で出演し、ブレークした。[出典6][出典8]
同役について佐々木は、
当時まだほとんどテレビドラマの出演経験もなかったのに、いきなり大スターの役を演じるって、結構戸惑っていた部分もあったんですよ[出典8]
と回顧する。
しかも同作では、幸太郎役だけでなくその息子の2役を演じることに。これには佐々木蔵之介も内心、「朝ドラで、新人役者が二役って……」と戦々恐々していたんだとか。[出典8]
けれどその一方で、同作への出演に父親は大層喜んだ。
佐々木蔵之介と父親との確執が氷解したのも、このドラマ出演がきっかけだった。
その喜びようといえば店中にドラマのポスターが貼られ、佐々木酒造では期間限定で「オードリー」という名前の日本酒を売り出したほどだったそう。[出典9]
ドラマや映画で活躍!
それ以降も、2003年のドラマ『美女か野獣』や『白い巨塔』(どちらもフジテレビ系)に出演。
2007年になるとドラマ『バンビ~ノ!』(日本テレビ系)に出演するなど、佐々木蔵之介は多くのドラマで好演を重ねる。[出典6]
また、2006年には映画『間宮兄弟』で自身初の映画主演を務めた。ちなみに同作ではドランクドラゴンの塚地武雅と兄弟を演じた。[出典6][出典10]
2010年には「第17回読売演劇大賞」にて、舞台『狭き門より入れ』に出演した佐々木蔵之介が優秀男優賞を獲得。[出典11]
他にも受賞しつつ、さらに2015年には、映画『超高速!参勤交代』の主演によって「第38回日本アカデミー賞」の優秀主演男優賞に選ばれた。[出典1][出典12]
出演作品(映画・ドラマ)
イケイケヤクザに扮する!
2017年1月公開の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』で、佐々木蔵之介は、関ジャニ∞の横山裕とW主演を務めた。
そんな同作で佐々木は、シャレた出で立ちとは対照的にキレやすい、凶暴なイケイケヤクザ・桑原保彦を演じた。
佐々木蔵之介にとっては真新しい「やくざ役」……かと思いきや、じつは「惑星ピスタチオ」在籍時代には悪役ばかり演じていたそうだ。
また、同作では「監督とともに、桑原が身にする衣装にもこだわった」とも振り返り、
眼鏡がないの時の方が、気持ちと表情がしっかり伝わる。要所要所でとったり外したりというのは少し意識していました[出典14]
と、佐々木蔵之介は役作りの裏話を明かした。[出典14]
1968年2月4日生まれ、京都府出身の俳優。第43回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞、第40回菊田一夫演劇賞等、多くの賞を受賞。テレビドラマや映画、舞台、広告など幅広く活躍。京都観光大使を務める。主な出演作は、NHK『ひよっこ』、TBS『クロサギ』『ハンチョウ~神南署安積班~』シリーズ、朝日放送『ミヤコが京都にやって来た!』『LIFE~夢のカタチ~』、映画『空母いぶき』『超高速!参勤交代』『噓八百』『20世紀少年』シリーズなど他多数。
出典:タレントデータバンク