2021年1月25日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 佐藤浩市(さとうこういち)は、日本で活動する役者。東京都出身の1960年12月10日生まれ。テアトル・ド・ポッシュ所属。
- 父親は役者の三國連太郎。息子は同じく役者の寛一郎。
- 父親に連れられて幼い頃から撮影現場へ足を運んでおり、その経験が役者を志すきっかけとなった。
- 大学在学中の1980年に、ドラマ『続・続 事件 月の景色』(NHK)で役者デビューを果たし、以降映像作品に多数出演している。
- 私生活では、1985年にモデルの女性と結婚するも、1年後に離婚。1993年に役者の広田亜矢子と再婚している。
▼佐藤浩市
生い立ち
佐藤浩市は、東京都出身の1960年12月10日生まれ。[出典1]
現在、年齢は60歳。テアトル・ド・ポッシュ所属。[出典2]
父親は役者の三國連太郎
佐藤浩市の父親は、役者の三國連太郎。[出典1]
佐藤浩市は幼少期、よく三國連太郎に連れられて撮影現場を訪れており、この経験が役者を志すきっかけにもなっているという。
そんな三國連太郎とは、1996年公開の映画『美味しんぼ』など、いくつかの作品で共演。
また、佐藤浩市は2017年に映画『花戦さ』で茶人・千利休を演じているが、三國連太郎もかつて、同役を演じたことがある。[出典1]
https://twitter.com/hanaikusamovie/status/860357231807680512
母親は神楽坂で芸者をしていた
佐藤浩市の母親は、神楽坂で芸者をしていた。
母親は芸者という職業柄、知り合いも多く酒好きで、夜は出歩くことが多かったという。
そのため、少年時代は家で1人で過ごすことが多かった。
その後、中学に上がる前に両親が離婚。
佐藤浩市は母親の元で育った。[出典16]
芸能活動
1980年にドラマ『続・続 事件 月の景色』で役者デビュー
佐藤浩市は1980年、多摩芸術学園在学中にドラマ『続・続事件 月の景色』(NHK)で役者デビューを果たした。
1981年に出演した映画『青春の門』では、「ブルーリボン賞」で新人賞を受賞。
また、同作の続編である1982年の映画『青春の門 自立篇』で映画初主演を務めている。[出典1]
その後、1994年公開の映画『忠臣蔵外伝・四谷怪談』、2016年公開の映画『64-ロクヨン- 前編』の2作品で「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞。
2000年公開の映画『ホワイトアウト』、2002年公開の映画『壬生義士伝 新撰組で一番強かった男』の2作品では「日本アカデミー賞」の最優秀助演男優賞を受賞するなど、”演技派”の役者として確固たる地位を築く。[出典1]
これまでに数多くの映画・ドラマに出演。
佐藤浩市は、これまでに数多くの映画・ドラマに出演。[出典2]
主演を務めた2015年公開の映画『愛を積むひと』では、妻に先立たれてしまう夫・小林篤史を演じた。同作は、エドワード・ムーニー・Jr.による小説『石を積む人』を原作としており、第2の人生を北海道で過ごそうと移住してきた夫婦の絆を描いている。[出典3]
2016年に公開された主演映画『64-ロクヨン- 前編』、『64-ロクヨン- 後編』では、誘拐事件に挑む刑事・三上を熱演。同作は横山秀夫のベストセラー小説を実写映像化しており、三浦友和、永瀬正敏、瑛太、綾野剛とベテラン・若手共に”実力派”が揃ったことも話題となった。[出典4]
また、2019年公開の映画『楽園』では、限界集落で村おこし事業を巡り村八分となってしまう男性・善次郎を演じた。同作は、映画『64-ロクヨン-』シリーズで共演した綾野剛が主演を務めており、吉田修一の短編集『犯罪小説集』が原作となっている。[出典5]
人物
- 役者の故・三浦春馬とは、”師弟関係”だったという。2人は2011年放送のドラマ『陽はまた昇る』(テレビ朝日)で共演。警察学校の教官と訓練生を演じている。三浦春馬は同作での佐藤浩市について、「主演としての立ち振る舞いをはじめ、すべてが勉強になる」と語っていた。[出典6]
- 息子・寛一郎の卒業式の謝恩会では、父親の三國連太郎と朗読劇を行った。また、朗読劇の脚本は、三谷幸喜が書いたものだという。[出典7]
- 趣味はヘヴィメタルを聴くこと。特技はゴルフ。[出典8]
- 20代の頃から競馬が好きで、馬がいない東京競馬場のターフビジョンでレースを見ることもある。[出典8]
- 食事には気を使っているが、肉はあまり食べない。[出典9]
- 甘いものが好きで、酒もよく飲む。[出典9]
- 料理ができる。そのため、妻の帰宅が遅い場合などは自身で食事を作るという。[出典10]
- 2020年に大腸にできたポリープを取るため、内視鏡手術を行った。また、その際に腸壁に痕のようなものが見つかり、再度削り取り手術を行ったという。[出典11]
- 寄生虫のアニキサスにあたってしまったことがある。その際は数日間食事をすることができなかった。[出典11]
- プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の大ファンで、横浜大洋ホエールズの頃から応援している。また、同球団が試合で負けた次の日は、すさまじいほど不機嫌になるという。[出典12]
結婚・離婚
1985年にモデルの女性と結婚
佐藤浩市は、1985年にモデルの女性と結婚。
同年に息子が誕生している。
しかし、翌年には離婚。息子は妻が引き取り、千葉県内で育てられた。
佐藤浩市は離婚後、役者として多忙を極めており、息子の元を訪れることはなかったという。[出典13]
1993年に役者の広田亜矢子と再婚
佐藤浩市は、1993年に舞台を中心に活動していた役者・広田亜矢子と再婚。[出典1]
1996年には息子の寛一郎が誕生している。[出典1][出典14]
なお、寛一郎は2017年に映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟 』で役者デビュー。[出典14]
2019年に出演したドラマ『グランメゾン東京』(フジテレビ)でアルバイト店員・芹田公一を演じたことで世間の注目を集めた。[出典15]
▼息子で役者の寛一郎
https://twitter.com/realsound_m/status/1203105316235141121
出演
映画
- HERO (東宝)
- アンフェア the end (東宝)
- 清須会議 (東宝)
- 64-ロクヨン- 前編
- 64-ロクヨン- 後編
- ザ・マジックアワー
- GONINサーガ
- 感染
- 続・深夜食堂
- アンフェア the answer
- のぼうの城
- 誰も守ってくれない
- 愛を積むひと
- 大鹿村騒動記
- THE 有頂天ホテル
- 忠臣蔵1/47
- 清州会議
- カムイ外伝
- 許されざる者
- あ、春 韮崎紘 役
- 花戦さ
- 遺体~明日への十日間~
- 亡国のイージス
- 魔界転生
- 忠臣蔵外伝・四谷怪談
- 北の桜守
- 友罪
- 起終点駅 ターミナル
- 陽気なギャングが地球を回す
- 天然コケッコー(2007)
- 結婚(1993年)
- スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ
- 超少女REIKO
- 犬死にせしもの
- こんな夜更けにバナナかよ 田中猛 役
- ザ・ファブル
- 空母いぶき
- 新・仁義なき戦い
- 記憶にございません!
- 町田くんの世界
- 人類資金
- 雪子さんの足音
- サイレント・トーキョー
1960年生まれ、東京都出身の俳優。1980年にNHK『続・続事件』でデビュー。翌年出演した映画『青春の門』でブルーリボン賞新人賞を受賞。以来多くの映画やドラマに出演し、その重厚な演技は高く評価され、数多くの映画賞を受賞。一方、三谷幸喜監督『ザ・マジックアワー』、宮藤官九郎監督『少年メリケンサック』などで抜群のコメディセンスも発揮し、硬軟両様の演技を魅せ、日本の映画界・ドラマ界では欠かせない存在となっている。父は名優・三國連太郎。
出典:タレントデータバンク