2021年5月12日更新
どんな人?
- 塚本晋也(つかもとしんや)は、日本で活動する映画監督・役者。東京都渋谷区出身の1960年1月1日生まれ。有限会社海獣シアター代表取締役。
- 14歳の時に8ミリ映画を撮り始め、高校生の時に日本テレビ主催のフィルム・フェスティバルに入賞している。
- 大学在学中は劇団を主宰し、卒業後はCF制作会社に就職。その間劇団「海獣シアター」を結成し、1986年に会社を退社した。
- 同年から映画の撮影を再開し、1989年公開の映画『鉄男』は「ローマ国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを獲得し、国際的に評価を得ている。
- 役者として自身の作品以外にも、映画『シン・ゴジラ』やドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)など、様々な作品に出演している。
▼塚本晋也
https://twitter.com/tsukamoto_shiny/status/1292358304274903040?s=20
生い立ち
塚本晋也は東京都渋谷区生まれの1960年1月1日生まれ。現在年齢は63歳。有限会社「海獣シアター」代表取締役。[出典1]
小中学生時代は?
塚本晋也は、小学生の頃、絵を描くのが好きでマンガをよく描いていた。[出典2]
江戸川乱歩の少年探偵シリーズに夢中になり、少年探偵ごっこなどもしていたという。[出典2]
小学4年生の時には、「学校で演劇を体験し、恥ずかしがり屋だった自分が開眼した」と語っている。[出典2]
中学校の頃は、運動部と文化部の両方に入らなければならず、ハンドボール部と美術部に所属。ほかに写真部にいたこともある。[出典2]
14歳で8ミリカメラを手にする
塚本晋也は、中学2年生の頃に父親が趣味で買ったカメラを見たのがきっかけで、8ミリ映画の制作を始めた。[出典3][出典4]
高校は日本大学鶴ヶ丘高等学校へ通い、在学中に日本テレビ主催「フィルム・フェスティバル」に参加。入選という結果を残している。[出典3][出典5]
大学卒業後は就職
塚本晋也は、高校卒業後、日本大学芸術学部に在籍。劇団を主宰していた。[出典3]
大学卒業後は就職し、CF制作会社で働いている。[出典3]
会社勤めをしながら、1985年に劇団「海獣シアター」を結成。3作品の公演を行った。[出典3]
CF制作会社には4年間勤めたのち、退職している。[出典3]
芸能活動
監督として
塚本晋也は、1986年の映画『普通サイズの怪人』で8ミリカメラによる映画制作を再開した。[出典3]
1987年の映画『電柱小僧の冒険』では、「PFFアワード」でグランプリを受賞している。[出典1]
1989年には、映画『鉄男』で劇場映画デビュー。本作は「ローマ国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを受賞した。[出典1]
その後も監督のみならず、脚本や美術・照明などすべての作業に関わるスタイルで作品を作り上げ、国内外で多数の賞を獲得している。[出典1]
2018年には映画『斬、』を公開。監督として初の時代劇に挑戦した。本作は日本での公開前に海外の映画祭で上映され、高い評価を得たことが話題になった。[出典6]
俳優として
塚本晋也は、自身が監督作を務めた作品のほとんどに出演しているほか、他監督の作品に俳優として出演している。[出典1]
2010年には、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(NHK)に出演。ヒロインの義兄・塚本役を演じた。[出典7]
2015年には、映画『野火』に出演。自身が監督の作品で主演を務め、「第70回毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞している。[出典7][出典8]
2016年には、映画『シン・ゴジラ』に出演。巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)の中心メンバー・間准教授役を演じた。[出典7]
2017年には、マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』に出演。神父ロドリゴをかくまう、隠れキリシタンのキモチ役を演じている。[出典7]
2019年には、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK)に出演。オリンピック誘致活動のキーマン、副島道正役を演じた。[出典9]
また、2008年発売のゲーム『メタルギア ソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』では、Vamp(ヴァンプ)の声優を務めている。[出典7]
人物
- 食べ物の好き嫌いはない。[出典4]
- ボーッとしながら自転車をこぐ時間が好きである。[出典2]
- 昔からの夢は、秘密基地遊び。[出典4]
- 2002年の映画『六月の蛇』の頃に結婚。2004年前後に息子が誕生した。[出典10]
- 2011年の映画『KOTOKO』の頃に、母を亡くしている。[出典10]
- 影響を受けた監督は、黒澤明や神代辰巳、マーティン・スコセッシなど。[出典2]
- インタビューで「死ぬ前に映画がひとつだけ見られるとしたら?」と問われ、「神代辰巳監督の映画『青春の蹉跌』」と答えている。[出典2]
- 高校生の頃に好きだった女優は、原田美枝子。[出典2]
- 多摩美術大学造形表現学部の映像演劇学科で、1年間教授を務めていた。[出典5]
- インタビューで「映画とは何?」と問われ、「人生そのものである」と答えている。[出典4]
公式SNS・ブログ
ツイッター
出演
テレビ番組
映画
出典
- 『PROFILE』(塚本晋也)
- 『Who Are You?:塚本晋也さん(57歳) 映画監督』(VICE)
- 『塚本晋也』(KINENOTE)
- 『塚本晋也監督 Profile』(cinemadiscoveries)
- 『第4回 『野火』への道~塚本晋也の頭の中~』(シネマトゥデイ)
- 『塚本晋也、構想20年の最新監督作『斬、』 若手実力派・池松壮亮に陶酔【ロングインタビュー】』(FILMAGA)
- 『ACTOR』(塚本晋也)
- 『FILM2010~』(塚本晋也)
- 『【いだてん】塚本晋也、幻の東京オリンピックのキーマン・副島道正を演じて』(ORICON NEWS)
- 『「その痛みを想像できるのか?」死ぬこと、殺すこと、生きること。』(PINTSCOPE)