全国市町村の半分の自治体が消滅……!?
2014年8月、編著・増田寛也による『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』(中央公論新社)が出版された。
2013年、増田寛也は「全国市町村のうちおよそ半分となる896の自治体に、消滅の可能性がある……」という調査結果を発表している。
ここでいう「消滅の可能性」とは、2040年までに20〜39歳の女性人口が5割以下に低下することを計算結果を指す。
その翌年に出版された同書では、豊富なデータを基盤に、地方に人々が止まり希望どおりの社会を形成するための戦略を考察された。
そんな同書は話題を呼び、第8回新書大賞に選ばれた。[出典13][出典14]
▼『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』
https://twitter.com/honto_jp/status/575597030396973056
増田寛也による解答編!
2015年8月、監修/解説・増田寛也による『地方創生ビジネスの教科書』(文藝春秋)が発売された。
同書は“問題提起”に当たる前作に対し、“答えを提示”するという関係性にあるという。
20~30代の人に読んでほしいですね。新しいビジネスを起こすヒントが詰まっていますから[出典14]
と語るように、同書は若い人が読んで面白い書籍とのことだ。[出典14][出典15]
▼若い人こそ読むべき1冊?
新春に各地で開催される書道展を見て歩く。世の中はデジタル化の時代だが、書がつくり出す線と造形の美しさに心が洗われる。今日は博光会の「書の新春展」を見た。因みに私が寄稿している毎日新聞「時代の風」の題字は、石飛博光氏によるもの。#博光会書の新春展 pic.twitter.com/RyRP6NgFXv
— 増田寛也(ますだひろや) (@hiroyamasuda) 2018年1月13日
増田寛也ってどんなひと?
父親も政治家だった
増田寛也は、元農林省局長で自民党参院議員だった父親を持つ。3人兄弟の末っ子として育った。[出典16]
また、生まれも育ちも東京都の増田だが、父親と祖父は岩手県の出身である。[出典17]
のちに父親と同じように知事選に担がれた際、母親から、
「そんなバカなことはやめなさい」[出典16]
と猛反対を受けた。それでも父親と同じ政治の道を進む。
父親の遺品である30冊のノートには岩手県内の農家など、細かいデータがびっしり残っており、「自分も可能なかぎり現場で多くを知ろう」と決意した。[出典16]
▼岩手県は父親と祖父のふるさと
https://twitter.com/hiroyamasuda/status/898497129378856960
結婚記念品を肌身離さず
結婚披露宴の際、帝国ホテルから新婚夫婦に対して記念品として贈られたキーホルダーを鍵にぶら下げている。
妻から「絶対になくさないで」と厳命を受け、増田寛也はそれ以来、建設省時代に幾度の引越しを経験してもほとんど手放すことがないそう。
たまに家に忘れると、かえって気にかかって家に電話をかけてしまうとか。[出典18]