どんな人?
- 小林聡美(こばやしさとみ)は、日本で活動する女優・エッセイスト。東京都葛飾区出身の1965年5月24日生まれ。シャシャ・コーポレイション所属。
- 中学在学中である1979年に、ドラマ『3年B組金八先生(第1シリーズ)』(TBS)のオーディションに合格。クラスメートの1人として出演し、役者デビューを果たした。
- 1982年公開の映画『転校生』で主人公と心が入れ替わってしまうヒロインを演じ、スクリーンデビュー。
- 1988年に放送開始された、三谷幸喜も脚本として参加していた深夜ドラマ『やっぱり猫が好き』(フジテレビ)に出演。もたいまさこ、室井滋と三姉妹を演じた。
- 1995年に脚本家・三谷幸喜と結婚したが、2011年5月に離婚している。
▼小林聡美
生い立ち
小林聡美は、東京都葛飾区出身の1965年5月24日生まれ。身長156cm。シャシャ・コーポレイション所属。[出典1][出典2]
子供の頃から身長が変わらず、当時は長身だったためバレーボールのエースアタッカーだった。[出典3]
芸能活動
小林聡美は、中学校在学中である1979年にオーディションを経て学園ドラマ『3年B組金八先生』(TBS)に出演。杉田かおるや鶴見辰吾と共に、クラスメートの1人を演じ、役者デビューを果たした。
1982年公開の思春期男女の心が入れ替わる様を描いた映画『転校生』ではヒロインに抜擢され、映画デビューを果たしている。
また、同作の監督を務めた大林宣彦作品に多数出演しており、常連として活躍していた。[出典1]
アドリブやハプニングてんこ盛りな深夜ドラマ
小林聡美は、1988年放送の深夜ドラマ『やっぱり猫が好き』(フジテレビ)に出演。もたいまさこ、室井滋と三姉妹を演じている。
本作は、三姉妹と飼い猫がマンションで様々なことを繰り広げるシュチュエーションコメディ作品であり、アドリブや収録中のハプニングなどもそのまま放送されている。
ゆるい会話を中心に物語が展開していく深夜ドラマはサブカルチャー的な人気を博し、第7回ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)’90優秀賞を受賞している。また、23話目からは三谷幸喜が脚本を務めた。[出典1][出典4]
1988年から放送開始された第1シーズン以降、
- 1989年『やっぱり猫が好きクリスマススペシャル』
- 1989年『やっぱり逸見と猫が好き』
- 1990年『やっぱり猫が好き殺人事件』
- 1990〜1991年『やっぱり猫が好きシーズン2』
- 1998年『今でもやっぱり猫が好き’98スペシャル』
- 2003年『やっぱり猫が好き2003 あの恩田三姉妹が帰ってきた!』
- 2005年『やっぱり猫が好き2005』
- 2007年『やっぱり猫が好き2007』
が放送されている。[出典5]
小林は本作の大ヒットと共に知名度を上げ、以降映画『かもめ食堂』や『めがね』、ドラマ『きらきらひかる』(フジテレビ)、『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)など多数の作品に出演している。[出典1]
出演作品(映画・ドラマ)
尾道3部作の1作目!映画『転校生』
小林聡美は、1982年公開の映画『転校生』に出演。主演は尾美としのり。
本作は、作家・山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』が原作。また、自身の故郷である尾道が題材の大林宣彦監督作品「尾道3部作」の1作目。広島県尾道の中学校に通う8ミリカメラ好きの中学生3年生・斉藤一夫(尾美としのり)は、ごく普通の中学生。ある日一夫のクラスに斉藤一美が転校して来る。一夫と一美は幼なじみであり、自身のコンプレックスを知っている一美を一夫はうっとうしく思っていた。しかしある日、神社の階段から2人揃って転がり落ちたことをきっかけに、互いの心が入れ替わってしまう…。
小林は本作で、一夫と心が入れ替わってしまうヒロイン・斉藤一美を演じている。[出典6][出典7]
様々な事情を抱えた男女と優しさ描く映画『プール』
小林聡美は、2009年公開の映画『プール』に出演。主演を務めた。
本作は、映画『かもめ食堂』や『めがね』のスタッフが再集結した作品。タイ・チェンマイ郊外のゲストハウスで働く母の京子を訪ね、さよ(伽奈)がやって来る。しかし、ゲストハウスのオーナー(もたいまさこ)やスタッフ(加瀬亮)、母と共に暮らしているタイ人の子供たちと馴染めず、にいた。
小林は本作で、タイのゲストハウスで働く京子を演じている。[出典8][出典9]