▼出演作品イベントに出席している小澤亜李(左)
https://twitter.com/therollinggirls/status/581829356948877314?lang=ja
日ナレで小澤亜李は、自分が成長したことを強く実感しているようです。
めちゃめちゃ私という人間が変わりました。
通い始めて半年くらいは1人で帰っていたんですが、レッスンでクラスのみんなと、お芝居を一緒にするようになってから人と関われるようになり、夢のために入ったんだからしゃべらなきゃって思うようになったんです。[出典1]
感情を解き放つことが苦手な小澤亜李ですが、上手くできないもどかしさの中で一心不乱に取り組んでいました。[出典1]
日ナレでは週一回のレッスンを受けていました。[出典1]
クラス内の発表会が多くて、誰かと組んで、3、4回くらい発表しましたね。また自分で考えることも求められました。最後には台本を考えたり、役や作品作りについても学びました。[出典1]
演技未経験の小澤亜李にとっては大変な日々でした。[出典1]
人とあまり話さなかったのもあって、滑舌もよくないし、ぼそぼそしゃべったり、腹筋がなかったり、あまり笑えなかったり、いろいろ欠如していたので(笑)。[出典1]
それでも持ち前のポジティブさで努力を積み重ねていきます。
家で毎日練習しましたし、自分では頑張ったなと思います(笑)。[出典1]
小澤亜李は最終的に6年間日ナレに通いますが、一番の悩みは舞台だったそうです。[出典1]
題材が日常なら自分の日常であった経験からイメージが引き出せますが、ファンタジーになると途端に動けなくなってしまって…。
それで実際に舞台を観に行ってみたり、自分なりの努力をして。
でも役を自分のなかに入れて、体で演じることは楽しかったです。
研修科でも舞台をやりましたが、舞台は難しさもありますが楽しいですね。[出典1]
対人演技は小澤亜李の苦手分野だったのかもしれません。
相手のお芝居を受けて、それにまた返すというのは舞台ならではですね。
また年上の役を演じる時も悩みました。高校生だったので大人のことってわからないですし。
思えば常に壁にぶち当たっていた気がしますし、ずっと必死でした。[出典1]
必死にもがき続けた小澤亜李がアイムエンタープライズに所属できたのは、高校を卒業し専門学校で調理師の免許を取って保育園に就職が決まったタイミングでした。[出典1][出典2]
はじめ、所属1年目ではオーディションのチャンスもないため、社会経験を積むことで演技の糧になるかもしれないと小澤亜李は考えました。[出典1]
けれども、声優になるために人生を積み重ねてきた小澤亜李は、数少ないチャンスにも挑戦したいと就職を断念。
進路を声優一本に絞ります。[出典1]
▼僅かなチャンスをも掴み取りたかった小澤亜李(右)
https://twitter.com/komori_anime/status/758125521939025920?lang=ja
しかし所属が決まってからも、小澤亜李は日ナレに通い続けました。[出典1]
他の人がデビューしたり、活躍の話が聞こえてきたりして気になったりもしました。[出典1]
それでも持ち前のハングリーさを武器に日々、声優としての力をつけていきました。
自分はまだまだだなと思っていましたし、学ばなきゃいけないことがたくさんあったので、ただ目の前のことに一生懸命取り組むだけでした。[出典1]
ひたむきに頑張り続けた小澤亜李が、ついに初めての仕事を掴み取ります。
デビュー後の活躍
小澤亜李の声優としての初仕事は、2013年WEBアニメ版『俺の妹がこんなにかわいいわけがない。』で、ゲームの声でした。[出典1][出典2][出典3]
セリフは一言で「クリスマスホーリーナイト!」というものです。[出典2]
長い養成所時代ですが、実際の現場に出て初めてわかることがたくさんあったようです。[出典2]
レギュラー作品では、2014年の『月刊少女野崎くん』(テレビ東京他)でヒロインの佐倉千代になります。[出典2][出典3]