2022年7月31日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 岩松了(いわまつりょう)は、日本の役者・劇作家・演出家・映画監督。長崎県出身の1952年3月26日生まれ。鈍牛倶楽部所属。
- 大学在学中から演劇に携わり、大学中退後は劇団「自由劇場」を経て柄本明らと共に「劇団乾電池」を旗揚げした。
- 以降は劇作家、演出家として活動しつつ、脇役で役者としても活動している。
- 1989年には映画監督デビューした。
- 三木聡監督作品に多く出演している。
▼岩松了(左から2番目)
生い立ち
岩松了は、長崎県出身の1952年3月26日生まれ。現在年齢は72歳。鈍牛倶楽部所属。[出典1]
東京外国語大学外国語学部ロシア語学科に在学していたが、1975年に中退した。[出典2]
芸能活動
岩松了は大学在学中から演劇に携わり、大学中退後は劇団「自由劇場」に入団。
その後同じ劇団仲間だった柄本明らと共に、「劇団乾電池」を旗揚げした。
同劇団では「町内シリーズ三部作」から作・演出を務め、『蒲団と達磨』では「岸田國士戯曲賞」、『鳩を飼う姉妹』では「紀伊國屋演劇個人賞」、『テレビ・デイズ』では「読売文学賞」などを受賞している。
また、1989年公開のオムニバス映画『バカヤロー!2・幸せになりたい』の3話「新しさについていけない」で映画監督デビュー。
役者としては、1988年公開の映画『会社物語』出演以降多くの映画・ドラマに出演している。
2002年公開の映画『ハッシュ!』で役者として注目を集め、2004年の映画『ダメジン』以降は三木聡監督作品に多く出演し、常連でもある。[出典2][出典3]
2022年には、映画『シン・ウルトラマン』や『コンビニエンス・ストーリー』、ドラマ『新聞記者』(Netflix)や『17才の帝国』(NHK)などに出演した。[出典1]
人物
- 舞台制作に関わる際は、シュチュエーション先行で考えることもあれば、役者のイメージから物語を膨らませることもある。[出典4]
- 自身が演出した作品の稽古では、セリフのテンポやキャラクター間の関係性、感情の込め方など細かく指摘をしており、出演者からは「岩松の千本ノック」と恐れられている。
- 東京都の三宿にあるロシア料理屋「サモワール」に通い詰めている。
- 家庭の金銭的に上京するのは難しかったが、どうしても東京へ出たかったため東京の大学へ進学した。
- 「都会的」と感じたため何も知らずに演劇の世界へ飛び込んでいる。[出典5]
出演
映画
- ハッシュ!
- 真夜中の弥次さん喜多さん 瓦版男 役
- ボーイズ・オン・ザ・ラン
- 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
- 3月のライオン 前編
- RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 島村洋二 役
- インスタント沼
- 謝罪の王様
- 東京日和
- 22年目の告白 私が殺人犯です
- 無花果の顔
- 空気人形
- 東京喰種 トーキョーグール(映画)
- ペコロスの母に会いに行く
- 図鑑に載ってない虫
- 夢の中へ
- 亀は意外と速く泳ぐ
- あぜ道のダンディ (ビターズ・エンド)
- シン・ウルトラマン
- 恋の罪
- 音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
- 猫は抱くもの
- おじいちゃん、死んじゃったって。
- マークスの山
- 川の底からこんにちは
- クロユリ団地
- 転々
- 空がこんなに青いわけがない
- 3月のライオン 後編
- ガマの油
- 俺俺
- 連弾
- 花束みたいな恋をした
- 犬部!
- 大怪獣のあとしまつ
テレビ番組
- ナポレオンの村
- 絆〜走れ奇跡の子馬〜
- 熱海の捜査官
- 恋する香港
- 徳山大五郎を誰が殺したか?
- ゾンビが来たから人生見つめ直した件
- 時効警察はじめました
- GM〜踊れドクター (TBS)
- 植物男子ベランダー SEASON2 (NHK BS プレミアム)
- 砦なき者
- 時効警察
- 笑う招き猫
- トッカン 特別国税徴収官
- ドラマW 巷説百物語 飛縁魔
- 深夜食堂(ドラマ)
- 55歳からのハローライフ
- 外交官・黒田康作
- 同期
- 誰も守れない
- 大豆田とわ子と三人の元夫
- 今ここにある危機とぼくの好感度について
- 世にも奇妙な物語 第2シリーズ
CM
舞台
出典
- 『岩松 了』(鈍牛倶楽部)
- 『岩松了 - 略歴・フィルモグラフィー』(KINENOTE)
- 『岩松了』(映画ナタリー)
- 『岩松式戯曲のつくり方 岩松了ロングインタビュー(聞き手・柴田元幸)』(新潮社)
- 『岩松了「観客はあくまで、自分」 自分が面白いと思うことを貫く、揺るぎないポリシー』(AERA)
1952年3月26日生まれ、長崎県出身。劇作家・演出家・俳優として活躍。主な出演作品は、関西テレビ『大豆田とわ子と三人の元夫』、NHK『今ここにある危機とぼくの好感度について』、舞台『いのち知らず』、邦画『護られなかった者たちへ』『シン・ウルトラマン』『花束みたいな恋をした』など他多数。
出典:タレントデータバンク