どんな人?
- 忽那汐里(くつなしおり)はオーストラリア出身からの帰国子女である女優。中学時代に来日して「全日本国民的美少女コンテスト」に参加して審査員特別賞を受賞、芸能界入りを果たす。
- 忽那汐里は『3年B組金八先生』(TBS系)でデビューした後、「ポッキープリンセス」への抜擢や 『家政婦のミタ』(日本テレビ系)への出演を経て一躍有名に。
- ネット上で妊娠・出産しているのでは? と噂されたが本人が完全否定して話題となった。
忽那汐里はオーストラリア生まれ
「忽那汐里」は本名
忽那汐里は1992年12月22日生まれ。オーストラリア出身である。[出典1]
▼「忽那汐里(くつなしおり)」
「忽那汐里(くつなしおり)」という名前は本名。
テレビなどで目にする機会が増えても、名前の読み方がわからないという人が多くいたよう。
事実、2016年にも「読み方に迷ってしまう有名人ランキング」で忽那は1位となっている。[出典2]
オーストラリアからの帰国子女
忽那汐里は日系オーストラリア人3世であり、長い間シドニーに住んでいた。[出典3]
2006年、オスカープロモーション開催の「第11回全日本国民的美少女コンテスト」において審査員特別賞に輝いた。[出典3][出典4]
▼忽那汐里(左)は「美少女コンテスト」出身!
当時の彼女は中学1年生。
バイリンガルの忽那汐里は、デビュー後も堪能な英語を仕事の場でも生かせているようだ。[出典5]
オーディションへの参加については、
最初は、オーストラリアの田舎者がお土産を持って帰るような軽い気持ちで応募しました[出典4]
と語っている。[出典4]
将来の夢は舞妓はん?
忽那は一度だけのイベントのつもりで美少女コンテストを受けていたらしい。
彼女がかつて抱いていた将来の夢とは、「動物の飼育係」、「フラワーアーティスト」、「舞妓さん」であったと明かしている。[出典6]
忽那汐里は「全日本国民的美少女コンテスト」の出身
武井咲とは同期
忽那のデビューのきっかけとなった「全日本国民的美少女コンテスト」は米倉涼子や上戸彩、剛力彩芽など多数の女優を排出している。
同世代の日本人との交流経験が少なかったという忽那。コンテストでは年の近い女の子たちがたくさんいて舞い上がっていたという。
達成感によって授賞式の存在を忘れるほどであったが、
咲ちゃんとバックヤードで一緒に中華を食べたのを覚えています(笑)[出典4]
『3年B組金八先生』の帰国子女役でデビュー
忽那汐里はコンテストでの受賞の後、2007年のドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)において女優デビューを飾った。
実際の忽那汐里と同じく“帰国子女”の役である。[出典3]
オーストラリアの家庭は日本語で会話をしており、普通に日本語が喋れるつもりでいたそうだが、実際そう上手くはいかなかった様子。[出典3]
テレビ局の関係者によれば、忽那は必死に日本語の勉強をし、「金八先生」こと武田鉄矢も彼女の真面目な姿を見て、日本語や演技の習得に協力していたという。[出典9]
忽那汐里がブレイクに至るまで
第50代ポッキープリンセスに抜擢
忽那汐里が一躍、知名度を獲得するきっかけとなったのが「ポッキープリンセス」だ。[出典10]
2008年、江崎グリコの「ポッキー」のイメージキャラクターの50代目として、忽那汐里が抜擢された。当時彼女は15歳である。
歴代のポッキープリンセスとしては、松田聖子や新垣結衣、石原さとみなどがいる。[出典11]
CM曲はオレンジレンジが歌う「おしゃれ番長 feat.ソイソース」。そして忽那がそれに合わせて”ハッチャける”ダンスを披露する。[出典12]
ジャズダンスを趣味としている彼女だが、[出典8]
5歳からジャズダンスをしていたけれど振り付けダンスは難しかった[出典12]
と語っている。
黄色いミニスカの衣装にも忽那は驚いたそうだが、最終的に撮影は楽しく行えたらしい。[出典12]
『7万人探偵ニトベ』でドラマ初主演
2009年のドラマ『7万人探偵ニトベ』(BS朝日)で忽那汐里は初主演を務めた。
忽那が演じるのは、メールを打つのが日本最速という女子大生・新渡戸つぐみ。7万人の”メル友”ネットワークを活用して、事件を解決していく物語である。[出典13]
当時の忽那は“メル友”は10人ほど、と語っており、
仕事のない日は全くメールをしないこともあります[出典14]
と、10代女子らしからぬプライベート事情を明かしていた。[出典14]
映画デビューではカンニング竹山と共演
2009年6月、カンニング竹山主演の映画『守護天使』において、忽那汐里はスクリーンデビューを果たす。[出典8][出典16]
▼映画での初共演者はカンニング竹山
カンニング竹山、人見知りアピールする人を一喝!「自分で言うのは甘えてるだけ」 https://t.co/S4p0k5nyQj 人には性格ってもんがあるんだよ pic.twitter.com/gdVxXVvZAF
— アルファルファモザイク (@alfalfafafa) 2018年4月8日
忽那演じる女子高生・涼子は、竹山扮する冴えないサラリーマン・須賀に一目惚れされてしまう。しかし涼子はとある殺人犯に誘拐され、須賀は彼女を助けに向かうのであった。
劇中では、忽那がふんどし姿の竹山に追いかけられる場面もあるという。[出典16]