2019年6月5日更新
どんな人?
- 戦慄かなのは、1998年生まれのアイドル。NPO法人bae(ベイ)の代表理事でもある。
- 実の妹・頓知気さきなとのセルフプロデュースアイドル「femme fatale」と、大森靖子率いる「ZOC」に掛け持ちして所属している(2019年6月5日現在)。
- バラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で、少年院上がりのアイドルとして話題を集めた。
- 小学生の時から、母親からの虐待を受けていた。高校生の時に自立したい思いからJKビジネスなどの犯罪・非行を始め、少年院に2年在籍した。
- 同じような境遇の人を助けたいという気持ちから、法律を学ぶために都内にある大学の法学部に通う。
▼戦慄かなの
戦慄かなのの生い立ち
戦慄かなの(せんりつかなの)は、1998年生まれのアイドル。現在の年齢は26歳。[出典1]
大阪府出身だが、親の離婚を機に上京した。[出典2]
実の妹・頓知気(とんちき)さきなとのセルフプロデュースアイドル「femme fatale」と「ZOC」を掛け持ちして所属している(2019年6月5日現在)。[出典3]
また、NPO法人「bae -ベイ-」の代表理事を務める。[出典1]
▼アイドル/NPO法人代表の肩書きを持つ
幼少期の虐待、いじめ、自殺未遂……
小学生の時から、母親と妹の母子家庭で育つ。
それ以前は父親がいたが、母の暴力が原因で父が家を出てしまい、暴力の矛先は戦慄かなのと妹に向いた。[出典4]
さらに、母親からネグレクト(育児放棄)される。小学生の頃、母親が出かけて一週間帰ってこないことがあった。[出典5]
しかし、暴力を振るった後はキスやハグなどのスキンシップがあったため、当時は虐待されている自覚はなかった。[出典4]
妹とともに食事やお風呂、服を着替えるといったことが普通にできず、毎日同じ服、髪はボサボサの状態で登校しており、小学生から中学生にかけて学校でのいじめが続いた。[出典5][出典6]
小学校高学年の時、母親の行為が「虐待かも」と感じ始め学校に相談するも、伝わらず状況は変わらなかったという。[出典6]
中学2年生の時には、学校の屋上から飛び降り自殺未遂に及んだ。[出典4]
▼「#我が家のDV現場」
“ビジネス”に手を染めた高校時代
高校生になり電車で通学するようになると、厳しかった母親を避け非行に走るようになる。
貧乏ではなかったが、母親が育児放棄状していたため、戦慄かなのと妹は実質的な”貧困状態”だった。[出典6]
母親から自立するために、歌舞伎町や秋葉原を徘徊し窃盗や万引き、詐欺といった悪事に手を染めるようになる。
高校1年生で学校を退学し、JKビジネスを立ち上げた。その内容は、
100円均一で大量に買ったパンツを街でスカウトした女子高生にはいてもらって、1枚8000円でオジサンたちに売っていました。[出典7]
というもので、月に100〜300万円の売り上げがあったという。
しかし、JKビジネスが10ヶ月ほど続いた16歳の時、自宅に警察官が訪れ児童相談所に送られた。[出典7]