2019年6月5日更新
少年院時代
余罪を追求され、児童相談所の保護施設を出て女子少年院に送致される。[出典7]
最初は少年院の中でも荒れ、通常10ヶ月で退院できるところ、戦慄かなのは満期2年で退院した。長期に渡り在籍していたため、少年院では「長老」と呼ばれていたという。[出典6][出典8]
戦慄は当時を振り返り、
反抗期みたいな感じて、けっこう問題を起こしていました。でもそれは子ども返りみたいなもので、甘えの欲求だったと思います。[出典6]
先生は本当に第2のお母さんみたいで、親に愛されてこなかったのが、少年院ですべて補われた感じがあるんですよね[出典6]
と語っている。[出典6]
少年院内で、先生(法務教官)の影響もあり高卒認定試験に合格。そのほか、そろばん検定、危険物取扱者、ワープロ検定などを取得した。[出典6][出典9]
▼「なつかし〜」
少年院を退院、アイドルデビュー
戦慄かなのは、2016年に少年院を退院。
その後は、母の勧めで薬局の事務員として働くも数ヶ月で退職。少年院にいて情報が遮断されている間に広まった「地下アイドル」の存在を知り、「自分にもなれそう」と感じていた。[出典10]
スカウト、のーぷらん。加入
その矢先、Twitterにアップした妹とのダンス動画を見た芸能関係者から、
「かわいいし、ダンスもうまいから、うちのイベントに出てみませんか。歌はもう、どんなふうでもいいので」[出典10]
と声がかかる。
イベントに出演すると、Twitterのフォロワーやファンができた。[出典10]
「私は地上のアイドルを目指しているわけじゃない。だったら、自分のやりたいことをしたいし、私が素を見せてもついてきてくれるファンがいればいいや」[出典10]
という気持ちから、いわゆるアイドルらしいぶりっ子キャラをやめると、歯に衣着せぬ言動が話題になりファンが増えた。[出典リストなし]
そして、アイドルグループ「のーぷらん。」関係者に声をかけられ、同グループに加入。2017年1月から5月まで活動したが、大学の受験勉強と「ミスiD 2018」の専攻のため脱退した。
▼のーぷらん。 「ドリ→ミング!ガール」
そして、2017年11月「ミスiD 2018」の最終審査で虐待や少年院の話を告白。その結果、見事「サバイバル賞」を受賞した。[出典11]
▼ミスiD2018 64 戦慄かなの
大学入学、NPO法人設立
仕事をしながら塾に通い、2018年4月に都内の有名私立大学法学部に入学した。[出典12][出典9]
法学部を選んだ理由について、戦慄はこう語っている。