どんな人?
- 青山京子は1954年に三島由紀夫原作の映画『潮騒』に出演し、一躍注目を集めた元女優。
- デビュー以降1960年代まで数多くの映画に出演し、日本映画史の黄金時代を支えたと言われてる。
- 1967年歌手の小林旭と結婚し、芸能界を引退。
芸能活動
日本映画史の黄金時代を支えた女優
青山京子は1954年に三島由紀夫原作の映画『潮騒』に出演し、一躍注目を集めた。[出典1]
主な出演作
主な映画出演作は以下のとおり。
1963年
- 『男の嵐』
1961年
- 『ひばりのおしゃれ狂女権九郎旅日記』
- 『若さま侍捕物帖 黒い椿』
- 『ちゃりんこ街道』
- 『月形半平太』
- 『さいころ奉行』
- 『又四郎行状記 神変美女蝙蝠』
- 『若殿千両肌』
1960年
- 『姿なき暴力』
- 『江戸の朝風』
- 『嫁さがし千両勝負 恋しぐれ千両勝負』
- 『まぼろし大名 完結編』
- 『あやめ笠 喧嘩街道』
- 『大江戸の侠児』
1959年
- 『鳴門の花嫁』
- 『旗本退屈男 謎の大文字』[出典2]
私生活
夫は小林旭
青山京子は1967年に歌手の小林旭と結婚し、芸能界を引退。
小林は青山と結婚する3年前の1964年に、歌手・美空ひばりとの事実婚をしていた。
青山と小林の出会いは1966年。美空ひばりがボウリング場で青山を小林に紹介し、2人がペアを組んだことから交際に発展したという。[出典1]
小林は青山に対し、
「こういう女はそばにいて安心感を与えてくれるだろうし、支えにもなってくれる」[出典1]
と思ったと後に明かしている。
小林は交際スタートから間もなく青山にプロポーズし、1年4ヶ月後に麻布鳥居坂教会にて結婚式を挙げ、高輪のホテルで招待客250名という披露宴を催した。
小林は当時、芸能活動の傍ら行なっていた事業で多大な負債を抱えていたが、青山は芸能界を引退して小林を支え続けたという。[出典1]
小林は、
「家庭がしっかりしてるからオレが自由に動き回れるんですよ。女房には本当に感謝しています」[出典1]
と語っている。