2017年8月1日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 朝海ひかるは女優。1991年、宝塚歌劇団に77期生として入団する。1999年、雪組に異動し、翌年には『凱旋門』で初主演を果たす。新人公演の主演経験がない唯一のトップスターである。
- 仙台市の菓子メーカー「菓匠 三全」の「萩の月」のイメージキャラクターを務めていた。
- 2011年、東日本大震災宮城県が被災したことを受け、「朝海ひかるふるさと義援金」を設立した。また、当時稽古していた朝海ひかる主演の舞台『おもひでぽろぽろ』でもチャリティー活動を行っている。
芸能活動
『エリザベート』で主演
朝海ひかるは2008年に公演されたミュージカル『エリザベート』で涼風真世と共に主演を務めた。
同公演は、ミュージカル『エリザベート』が2006年に通算上演回数600回を達成したことを機に、主演に新たな2人迎え、四大都市縦断公演を行ったものである。
朝海ひかるは、
山口さんに頼りきってる。この間も、稽古中に胸に頭突きをしてしまいました[出典1]
と明かし、報道陣の笑いを誘っていた。 [出典1]
『おもひでぽろぽろ』
1991年7月20日に公開されたスタジオジブリの大ヒットアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』が2011年に舞台化され、朝海ひかるが主演を務めた。
ジブリ作品の舞台化は当作が初めてだといい、元宝塚雪組男役トップスターの女優・朝海ひかる主演にふさわしい作品となった。
「私はワタシと旅に出る」というキャッチコピーで有名な『おもひでぽろぽろ』は、東京生まれ東京育ちの27歳OL・タエ子が現在の自分に漠然とした物足りなさを感じ、休暇を取って姉の夫の実家がある山形へ向かう。夜汽車の中、ふと小5時代の自分が頭の中を駆け巡り、山形では自然と調和しながら暮らす農家の人々の姿に、地に足の着いた生活の魅力を発見し田舎気分を満喫。やがて東京へ帰る日の前夜、おばあちゃんからある聞かされ、物語が急展開していくという内容である。
主人公・タエ子を朝海ひかるが演じるほか、タエ子の母を同じく元雪組男役トップスターの杜けあき、山形で新しい農業に意欲を燃やしタエ子をいろいろ案内する青年トシオを劇団わらび座の俳優・三重野葵が演じ、演出は栗山民也、作曲は甲斐正人が務めるという豪華なキャスト陣となった。[出典2]
また、東日本大震災が起きた3月11日と稽古日が重なっていたことや、朝海ひかるの故郷が仙台であることもあり、
かえって自分が励まされているような感じ。いろんな人の思いを聞くと考えさせられ、反省させられますね[出典3]
としみじみと語っている。
稽古場の劇団や会場には『24時間テレビチャリティー』の募金箱が置かれたという。[出典3]
ネスレアミューズ「宝塚スター☆トーク」
ネスレアミューズは「宝塚スター☆トーク」と題して宝塚のスターたちをゲストに招き、トークを繰り広げる企画を行っており、朝海ひかるも「宝塚スター☆トーク」 にゲストとして出演したことがある。
同番組はアナウンサーの中井美穂が宝塚歌劇団出身のゲストを招き、知られざる素顔やエピソードに迫っていくというもので、話題を集めている。[出典4]
▼朝海ひかるの「宝塚スター☆トーク」 の様子がこちら!
出演
舞台
出典
- 『涼風&朝海で新『エリザベート』公演 男性陣は早くもメロメロ』(ORICON STYLE)
- 『『おもひでぽろぽろ』がミュージカルに ジブリ作品初の舞台化』(ORICON STYLE)
- 『朝海ひかる、復興へ向かう故郷・仙台を思い 「かえって励まされる」』(ORICON STYLE)
- 『宝塚スター☆トーク』(ネスレアミューズ)
1991年、宝塚歌劇団に入団。入団当初より透明感ある爽やかな個性とダンスの実力が注目され、2002年雪組男役トップスターに就任。作品ごとに見せる美しさと力強さは多くの観客を魅了した。06年「ベルサイユのばら」では主演のオスカル役が好評を博した。同年、宝塚歌劇団を惜しまれつつ退団。その後もミュージカル・ストレートプレイ・映像などで活躍。日本を代表する演出家の舞台へ多数出演し続けている。
出典:タレントデータバンク