2021年1月8日更新
当初、木村カエラは「リルラ リルハ」の一風変わった歌詞が世間一般に受け入れられるかどうか不安に感じていたというが、CMソングに起用されたことでブレイクし、ほっとしたという。
あのときに、ああ、自分を曲げなくて良かった。やっぱり「私はこういう人」という世界観を続けていくことが大切なんだと思った、最初のきっかけでした。 [出典5]
▼木村カエラ「リルラ リルハ」
2ndシングル「happiness!!!」
『Level 42』と『リルラ リルハ』の間に発売した2ndシングル『happiness!!!』のPVは、木村カエラの友人を集めて撮影したという。
で、すっごい嬉しそうに歌ってて、すごい幸せそうに歌ってて、すごい変な動きとかもしてて、すごいはしゃいでて。“あ、この歌はほんとはこうやって歌わなきゃいけないんだ”って感じて。[出典18]
また、『happiness!!!』リリース時に受けたインタビューのなかで木村カエラは、自身が手がける歌詞についてを、
詞を見て私だなって分かるような詞っていうのが大切かなって思っていて。ほんとに、みんなが体験したことあるようなことを、私らしく書ければいいかなと思ってます。[出典18]
とコメント。飾らない言葉こそ、木村カエラの持ち味なのかもしれない。[出典18]
▼木村カエラ「happiness!!!」
結婚式の定番曲「butterfly」
2009年に木村カエラが配信限定でリリースした「Butterfly(バタフライ)」は、結婚情報誌『ゼクシイ』のCMで話題となり、結婚式の定番ソングとして親しまれるようになった。
「Butterfly(バタフライ)」は、木村カエラが結婚する友人のために手掛けた曲だという。[出典16][出典17]
『紅白歌合戦』(NHK)で披露した影響もあってか、木村カエラの「Butterfly(バタフライ)」は配信開始から約半年で200万ダウンロードを突破。
また、着うたと着うたフルのランキングでともに1位を記録している。[出典19]
▼木村カエラ「Butterfly」
映画主題歌の「memories」
木村カエラの「memories」は、映画『パコと魔法の絵本』の主題歌に起用された。[出典20]
映画『パコと魔法の絵本』は、当時11歳のアヤカ・ウィルソンをはじめ、妻夫木聡や土屋アンナ、阿部サダヲや加瀬亮、小池栄子らそうそうたる顔ぶれでおくるハートウォーミングストーリー。
木村カエラは映画を見たあとに「memories」の歌詞を手掛けたという。
映画そのものを歌詞にしようと考えていきましたね。監督と話して、子供にもわかる言葉で、かつ大人だったら少し考えてしまうような、そんな歌詞にしたつもりです。[出典20]
▼木村カエラ「memories」
「egg」はドラマ主題歌に
2015年に放送されたドラマ『37.5℃の涙』(TBS系)には、木村カエラの楽曲「EGG」が挿入歌として起用された。[出典21]
ドラマ『37.5℃の涙』は、無愛想な病児保育士の卵・杉崎桃子(蓮佛美沙子)が、子供の病気の裏にある家族問題と対峙するヒューマンドラマ。[出典22]
木村カエラは挿入歌を制作するにあたり、コミック誌『月刊Cheese!(チーズ!)』で連載中だった原作とドラマ脚本を読み込み、世界観を踏まえたうえで歌詞の内容を調整したそうだ。[出典21][出典22]
桃子が病児保育士の卵ということもあり、その姿は私の中で、殻を何度も叩き外の世界に出ようとするヒナ鳥の姿と重なり、今回EGGという曲で表現することができました。[出典22]