2021年11月4日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 江口のりこ(えぐちのりこ)は、日本で活動する役者。兵庫県出身の1980年4月28日生まれ。劇団東京乾電池、ノックアウト所属。
- 中学卒業後にフリーターとして働き出したが、映画好きが高じて役者に興味を持ち、上京。
- 研究生を経て劇団「東京乾電池」に2000年に入団し、舞台に出演した。
- 2002年公開の映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』でスクリーンデビューを果たし、以降多くの映像作品に出演している。
- 2020年放送のドラマ『半沢直樹(2020年版)』(TBS)では、国土交通大臣・白井亜希子を演じ大きな注目を集めた。
プロフィール
芸名 / 読み | 江口 のりこ / えぐち のりこ |
誕生日 | 4月28日 |
出身地 | 兵庫県 |
デビュー年 | 2002年 |
身長 / 体重 / 血液型 | 170.0cm / 49.0kg / O型 |
星座 / 干支 | おうし座 / 申年 |
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▼江口のりこ
生い立ち
江口のりこは、兵庫県出身の1980年4月28日生まれ。[出典1]
現在、年齢は42歳。劇団東京乾電池、ノックアウト所属。[出典1][出典3]
5人兄妹で双子の姉がいる
江口のりこは、5人兄妹で双子の姉がいる。
双子の姉は江口のりこにそっくりで、かつて弁当販売店「オリジン弁当」でアルバイトをしていた。
その姉の働くオリジン弁当の店舗に、とある映画プロデューサーが来店したことがあり、働いている姉を江口のりこと勘違い。姉に話しかけたものの、映画プロデューサーと面識のない姉は不審者だと思いそれを無視した。
姉を江口のりこだと思い込んでいる映画プロデューサーは、無視されたことに大激怒。周囲に「江口のりこは調子に乗っている」と言いふらされてしまったという。[出典4]
中学卒業後はフリーターに
江口のりこは中学卒業後、すぐにフリーターとして働き始めた。[出典9]
働き始めてからは、中学時代から映画に興味を持っていたこともあり、神戸の映画館に足しげく通うように。
そして、数多くの映画を鑑賞するうちに、”映画に出演すること”に興味を持つようになったという。
また、映画出演への足掛かりとして劇団に入ることを考えていたところ、劇作家・岩松了の作品に出合う。
江口のりこは、その作品をきっかけに岩松了が所属していた劇団「東京乾電池」への応募を決意した。[出典5]
江口のりこは岩松了作品との出合いについて、
すごくおもしろくて、この人のいるところだったら私でも大丈夫かなと思い、劇団東京乾電池の研究生に応募したんです。でも私が入団した時にはもう岩松さんは辞めていたのですが。[出典5]
と語っている。[出典5]
その後、オーディションを経て、劇団「東京乾電池」に研究生として入所。
所持金も少なかったため、上京後は新聞の専売所で住み込みで働きながら、週2回ある劇団の稽古に通っていた。[出典5]
▼劇団「東京乾電池」
芸能活動
2000年に劇団「東京乾電池」に入団
江口のりこは、1年の研究生時代を経て、2000年に劇団「東京乾電池」へ入団。[出典5][出典9]
同劇団の主宰で役者でもある柄本明が演出を手掛けた、『真夏の夜の夢』、『授業』をはじめとする多数の舞台に出演するようになる。[出典1][出典3]
江口のりこは自身が役柄を演じるにあたり、”稽古前から役に入る”といったことはあり得ないと語っている。「別人になりきることが仕事である」と考える役者が多いが、自分にはそれができないためだという。
また、どんな役を演じていても結局は自分自身でしかなく、演じるということは色々と試しながら役を”探す”作業だと感じている。そして、その作業が好きなのだとも語っている。[出典8]
▼柄本明(写真左)
2002年公開の映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』でスクリーンデビュー
江口のりこは、2002年公開の映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』でスクリーンデビュー。
2004年公開の映画『月とチェリー』では、初主演を務めた。
また、2006年放送のドラマ『時効警察』(テレビ朝日)とそのシリーズにレギュラー出演し、個性的なキャラクターが話題となる。[出典1]
2010年からは、ドラマ『野田ともうします。』(NHK・NHKワンセグ)シリーズで主演を務めた。同作は、漫画家の柘植文による同名漫画を実写化。江口のりこは、主人公のロシア語科に通う女子大生・”野田さん”を演じている。[出典2]
以降も、2019年公開の映画『羊とオオカミの恋と殺人』、2020年公開の映画『仮面病棟』など、話題作にも多数出演している。[出典1]
2020年放送のドラマ『半沢直樹』で注目を集める
江口のりこは、2020年放送の大ヒットドラマ『半沢直樹(2020年版)』(TBS)に出演。
国土交通大臣・白井亜希子を演じ、大きな注目を集めた。
同作は、2013年に放送された前作に引き続き、小説家・池井戸潤の小説を原作としている。
また、初回放送から視聴率20%をキープし、最終回では瞬間最高視聴率35.8%を記録するなど、2020年最大のヒット作品となった。[出典6]
さらに、同作には所属する劇団「東京乾電池」の主宰・柄本明が、箕部幹事長役で出演。作中においても江口のりこと師弟関係となることが話題となった。
江口のりこは、柄本明演じる箕部幹事長に叱責されるシーンについて、「あれは芝居ではなく、本気で震えた」と語っている。[出典7]
人物
1999年、劇団東京乾電池研究生に合格。2000年、劇団東京乾電池入団。2002年に三池崇史監督『桃源郷の人々』桃子役にて映画デビュー。以後、映画・テレビ・舞台・CM・PVなど幅広く活動を展開。2004年、映画『月とチェリー』で主演を務める。主な出演作品に、映画『ジョゼと虎と魚たち』『スウィングガールズ』『イン・ザ・プール』『嫌われ松子の一生』『お姉さんと一緒』(主演)、TBS『こちら本池上署4・5』、フジテレビ『週刊真木ようこ』『ウォーターボーイズ』、テレビ朝日『時効警察』『スカイハイ』、舞台『東京乾電池本公演「夏の夜の夢」』『長屋紳士録』『授業』、CM『NTT「タウンページ」』『キリン「一番搾り~明石たこ篇」』『第一三共ヘルスケア「システィナC」』、PV『矢井田瞳「マーブル色の日」』『浜田省吾「Thank You」』ほか多数。
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