片岡愛之助の芸能活動
上方歌舞伎への愛
片岡愛之助は、上方歌舞伎の一門・松嶋屋で育った歌舞伎役者である。そんな片岡は上方歌舞伎を愛し、発展させていきたいと思っているようだ。[出典8]
19歳のときに片岡愛之助を襲名
片岡愛之助は19歳のとき、片岡秀太郎の養子となった。そしてこのとき、六代目片岡愛之助を襲名している。[出典8]
また、養父・秀太郎からは「上方(近畿)は歌舞伎の公演が少なく、修業がしづらい。公演が多い東京に拠点を移しては?」と勧められたという。[出典8]
しかし、上方歌舞伎独特の役や雰囲気を魅力に感じ、なにより上方歌舞伎で育った片岡は、この勧めをきっぱりと断ったのだとか。[出典8]
「キレイな女形」と話題に
片岡愛之助は、20代の頃は女形の歌舞伎役者として活動していた。彼は女形が似合い、「キレイな女形」として話題になることもあった。[出典9]
『半沢直樹』でオネエなエリート役
2013年に放送された、堺雅人主演の人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)に金融庁の官僚・黒崎役で出演した片岡愛之助。[出典10]
片岡が演じた黒崎は、オネエ言葉を話すキャラ。このキャラは視聴者からも人気で、片岡自身もその反響に驚いたそうだ。[出典10]
ちなみに黒崎のオネエキャラは、片岡の弟子・片岡愛一郎がモデルらしい。[出典11]
新しい歌舞伎に挑戦
片岡愛之助は、新しい歌舞伎にも挑戦している。2015年には元宝塚・大和悠河と共に、「和と洋のコラボ」がコンセプトの歌舞伎『百合若丸弓軍功 ユリシーズ』を上演。[出典12]
また、片岡は2011年から上演されている『GOEMON 石川五右衛門』にも出演し、石川五右衛門を演じている。これは歌舞伎でありながら、フラメンコを踊る場面のある斬新な作品だ。[出典13]
▼片岡愛之助が出演する『GOEMON』
LINEのスタンプに
片岡愛之助は、LINEのスタンプにもなっている。スタンプには故郷・大阪の言葉のセリフや、オネエ風のセリフが書いてある。[出典14]
片岡愛之助の恋愛・結婚
妻は藤原紀香
片岡愛之助は2016年、藤原紀香と結婚した。同年9月に行われた披露宴では、6代目片岡愛之助にちなんだ6段のウェディングケーキが用意された。[出典15]
▼片岡愛之助・藤原紀香夫妻
https://twitter.com/Gede10082016/status/994434655972540416
2人の出会い
片岡愛之助と藤原紀香の出会いは2011年。藤原が主演したミュージカル『マルグリット』を片岡が観たことがきっかけだという。[出典16]
1981年12月、十三代目片岡仁左衛門の部屋子となり、南座『勧進帳』の太刀持で片岡千代丸を名のり初舞台。1992年1月、片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座『勧進帳』の駿河次郎ほかで六代目として片岡愛之助を襲名。その他にもドラマ・映画などで幅広く活躍。
出典:タレントデータバンク