片岡愛之助が挑戦！スペインの伝統・フラメンコと歌舞伎の融合
歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』で歌舞伎とフラメンコの融合に挑戦する片岡愛之助。片岡愛之助が語った歌舞伎とフラメンコの共通点や、フラメンコの難しさをこちらでご紹介！
2016年9月30日更新
片岡愛之助の「どうしても会いたかった人」とは？
2016年9月30日放送の『アナザースカイ』（日本テレビ系）では、片岡愛之助はフラメンコの本場・スペインを訪れた様子が紹介されるようだ。
スペインで片岡は、「どうしても会いたかった人」のもとを訪ねるとのこと。[出典1]
▼藤原紀香との結婚報告会見での片岡愛之助
なお、2016年9月現在『アナザースカイ』（日本テレビ系）のMCを務めている瀧本美織であるが、9月30日放送回をもって卒業することが明らかになっている。
ちなみに、瀧本の後任は中条あやみが務めるようだ。[出典2]
番組の顔！瀧本美織の衣装や今田耕司との関係についてはこちら！
『GOEMON 石川五右衛門』でフラメンコに挑戦
『GOEMON 石川五右衛門』とは、大泥棒・石川五右衛門が実はスペイン人の血を継ぐハーフという斬新な設定と、劇中で披露されるフラメンコが話題を呼んでいる歌舞伎作品である。
主役の石川五右衛門役を片岡愛之助が務め、五右衛門の父・カルデロンと霧隠才蔵の役を今井翼が務めることが発表されている。[出典3]
なお、フラメンコに挑戦した片岡は
フラメンコは頭の位置を動かさないというのが基本。
これは日本舞踊にも共通していることです。
しかし実際にやってみたら、そんな簡単なものじゃございませんでした（笑）。
フラメンコは本当に深くて、難しくって……[出典3]
とも語っている。歌舞伎役者の片岡にとっても、フラメンコは難しいようだ。[出典3]
→フラメンコの稽古を報告する片岡愛之助のブログ記事はこちら！
歌舞伎とフラメンコの融合
2016年8月30日に開かれた『GOEMON 石川五右衛門』の記者会見で、本作品の脚本・演出を担当した水口一夫は次のように語っている。
40年ほど前に、渋谷のジァン・ジァンという小劇場で、歌舞伎とフラメンコを融合させたものをやろうと思い立ったが、そのときは出来なかった。
長い時を経て実現できたことをうれしく思います[出典3]
歌舞伎とフラメンコを融合させることは、以前から考えられていたようだ。[出典3]
歌舞伎とフラメンコの共通点とは？
「歌舞伎とフラメンコを融合させる」という40年越しの構想を実現する大役を担う片岡。
そんな片岡は歌舞伎とフラメンコについて、初めは「対極のもの」と考えていたとのことだが
出雲阿国の念仏踊りから派生した歌舞伎と、“魂の叫び”で自分たちの喜怒哀楽を表すフラメンコとは、いろいろ学んでいくうちに共通していることがわかって[出典3]
と、両者の間に共通点を見出したようである。[出典3]
『GOEMON 石川五右衛門』で既成概念を破る
片岡は『GOEMON 石川五右衛門』を上演することについて
既存の考えにとらわれず、流行を取り入れながら人々を楽しませる、“歌舞伎の精神”を大切にしながら、“魂の叫び”をフラメンコで表現したいです[出典3]
と語っている。[出典3]
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