2019年12月31日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 阿部寛(あべひろし)は日本の俳優、モデル。1964年6月22日生まれ。神奈川県横浜市出身。茂田オフィス所属。
- 大学在学中にモデルデビューを果たし、ファッション雑誌『メンズノンノ』創刊から約3年半の間に43回連続で表紙を飾った。
- 大学卒業と同時に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。モデル業と並行しながら活動を続けた。
- 代表作として舞台『熱海殺人事件・モンテカルロイリュージョン』、ドラマ『TRICK』、『結婚できない男』、映画『テルマエ・ロマエ』などがある。
- 私生活では2008年に一般女性と結婚。09年には第1子、12年には第2子が誕生している。
▼阿部寛
https://twitter.com/kekkon_ktv/status/1159288034501677056?s=20
最新情報
作品 | 期間 | 主演 |
---|---|---|
ドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ) | 2019年10月~ | 阿部寛 |
舞台『彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾 『ヘンリー八世』』 | 2020年2月14日~3月1日 | 阿部寛 |
映画『HOKUSAI』 | 2020年夏公開予定 | 柳楽優弥・田中泯 |
映画『夕霧花園』 | 2020年公開予定 | [出典1] |
大人気ドラマの続編!『まだ結婚できない男』
阿部寛は、2019年10月放送開始の秋ドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ)に出演。主演を務める。
本作は、2006年7~9月に放送されたドラマ『結婚できない男』(フジテレビ)の続編。偏屈で独善的で皮肉屋な独身の建築家・桑野信介が、女性との出会いをきっかけに恋愛や結婚について真摯に考え始める日常を描いた作品。
2006年当時に”未婚”に対する斬新的な捉え方を提示し、多くのメディアで特集を組まれるなど、大きな話題となった。[出典2]
続編となる『まだ結婚できない男』では、前作で交際していた早坂夏美と破局。50歳を過ぎ偏屈さにより一層磨きがかかった桑野と、新たな女性達との出会いを描く。[出典3]
阿部は本作で引き続き桑野信介を演じている。13年振りに桑野を演じる阿部は、
随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしいです。[出典2]
と語っている。[出典2]
https://twitter.com/eiga_natalie/status/1159207623771561984?s=20
シェイクスピア35戯曲目の舞台『彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾 『ヘンリー八世』』
阿部寛は、2020年2月14日~3月1日に上演される舞台『彩の国シェイクスピア・シリーズ第35弾
『ヘンリー八世』』に出演。主演を務める。[出典4]
本作は、1998年に芸術監督蜷川幸雄のもとでスタートした、シェイクスピア全37戯曲の菅善上映を目指すシリーズの35弾目。ヘンリー八世を巡る英国王室のスキャンダルや欲望と謀略、熾烈な地位争いを、俳優でもある吉田鋼太郎監督のもと描かれる。
阿部は本作で、主人公のヘンリー八世を演じている。[出典4]
葛飾北斎の生涯を描く映画『HOKUSAI』
阿部寛は、2020年夏公開予定の映画『HOKUSAI』に出演。主演は柳楽優弥と田中泯。
本作は、平均寿命が40歳だと言われていた時代に91年という長寿を全うした江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎と、稀代の版元・蔦屋重三郎、人気戯作者・柳亭種彦とのエピソードを軸に”北斎の人生”を描いている。
阿部は本作で、青年期の北斎を見出した蔦屋重三郎を演じている。
台湾人気監督作品の映画『夕霧花園』
阿部寛は、2020年公開予定の映画『夕霧花園』に出演する。
本作は、マレーシア出身の作家Tan Twan Engの小説「The Garden of Evening Mists」が原作。第2次世界大戦後のマレーシアを舞台に、旧日本軍捕虜だった女性と、日本人庭師の男性の交流を描いた作品。
阿部は本作で日本人庭師を演じている。[出典5]
生い立ち
阿部寛は、神奈川県横浜市出身。1964年6月22日生まれ。現在56歳。身長189cm。3人兄弟の末っ子。
一浪の末、中央大学理工学部電子工学科に入学。[出典6][出典7]
在学中である1985年に、集英社主催「第3回non・noボーイフレンド大賞」でグランプリを獲得。モデルデビューを果たす。[出典6]
モデル活動から俳優活動まで
阿部寛がモデルデビューを果たしたのと同時期に創刊されたファッション雑誌『メンズノンノ』では約3年半程モデルを務め、43号連続で表紙を飾っている。[出典6]
一気にトップモデルへとのし上がった阿部のもとには、その人気振りから1ヵ月に4,000通ものファンレターが届いていた。[出典8]
大学卒業後の1987年には、映画『はいからさんが通る』に出演。俳優デビューを果たした。[出典6]
しかし、当時モデルあがりの俳優が少なかった事や、高身長のせいで女優との身長差から役を降ろされた事も少なくなかった。
次第に仕事が減っていった阿部は、バラエティ番組『あの人は今!?』(日本テレビ)に取り上げられた事をきっかけに一念発起し、改めて役者の道を歩み始める。[出典8]
1993年上演のつかこうへい舞台『熱海殺人事件・モンテカルロイリュージョン』に出演した阿部は、ナルシストの同性愛者を怪演し、役者としての注目を集めることとなった。
その後もクセのある役どころに挑み、モデル上がりの俳優である”二枚目の好青年イメージ”を払拭。個性派俳優としての地位を確固たるものとした。[出典6]
出演作品(映画・ドラマ)
阿部寛の代表的な出演作は以下の通り。
1987年 映画『はいからさんが通る』※俳優デビュー作
1988年 ドラマ『恋をしましょう』(日本テレビ)
1990年 ドラマ『ぼくが医者をやめた理由』(テレビ東京)※ドラマ初主演
1995年 ドラマ『八代将軍吉宗』(NHK)
2000年 ドラマ『TRICK』
2002年『TRICK2』
2003年『木曜ドラマ TRICK』
2005年『TRICK 新作スペシャル』
2010年『TRICK 新作スペシャル2』
2014年『TRICK 新作スペシャル3』(テレビ朝日)
2001年 ドラマ『HERO』(フジテレビ)
2002年 映画『TRICK劇場版』
2006年『TRICK劇場版2』
2010年『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』
2014年『TRICK劇場版 ラストステージ』
2004年 ドラマ『アットホーム・ダッド』(フジテレビ)
2005年 映画『奇談』
2005年 ドラマ『ドラゴン桜』(TBS)
2006年 ドラマ『結婚できない男』(フジテレビ)
2007年 映画『魍魎の匣』
2008年 映画『チーム・バチスタの栄光』
2009年『ジェネラル・ルージュの凱旋』
2008年 映画『歩いても歩いても』
2009年 ドラマ『天地人』(NHK)
2012年 映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』
2018年『祈りの幕が下りる時』
2012年 映画『テルマエ・ロマエ』
2014年『テルマエ・ロマエ II』
2012年 映画『カラスの親指』
2015年 ドラマ『下町ロケット』
2018年『下町ロケット 第2シリーズ』
2019年『新春ドラマ特別編 下町ロケット』(TBS)
2016年 映画『疾風ロンド』
2017年 映画『恋妻家宮本』
2018年 映画『のみとり侍』
2019年 ドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ)
俳優デビュー作となった映画『はいからさんが通る』
阿部寛は、1987年公開の映画『はいからさんが通る』に出演。主演は南野陽子。
本作は大正時代後期を舞台に、お転婆でハイカラの女の子・花村紅緒(南野陽子)が、許嫁の青年軍人・伊集院忍(阿部寛)と出会い、次第に惹かれあう様を描いている作品。
阿部は本作で伊集院忍を演じており、本作で俳優デビューを飾った。[出典9]
新境地を開拓した映画『TRICK劇場版シリーズ』
阿部寛は、2002年・2006年・2010年・2014年に公開された映画『TRICK劇場版シリーズ』に出演。仲間由紀恵と共に主演を務めた。
本シリーズは、2000年に深夜ドラマとしてスタートした『TRICK』の劇場版。自称超売れっ子の天才美人マジシャン・山田(仲間由紀恵)と、だまされやすい天才物理学者・上田(阿部寛)が、怪奇現象のトリックを見破っていくという物語。[出典10]
ドラマはテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠史上最大のヒット作となっている。[出典11]
ローマ人役に違和感がない映画『テルマエ・ロマエ』
阿部寛は、2012年公開の映画『テルマエ・ロマエ』に出演。主演を務めた。[出典12]
1964年6月22日生まれ、神奈川県出身の俳優。大学在学中にモデルデビュー。雑誌『メンズノンノ』創刊以来、3年6ヶ月表紙を飾る。大学卒業と同時に映画デビュー。2012年日本アカデミー賞にて映画『テルマエ・ロマエ』で最優秀主演男優賞を受賞するなど、映画・ドラマ・舞台・CMと幅広く活動。その他主な出演作は、映画『祈りの幕が下りる時』、TBS『下町ロケット』『新参者』、テレビ朝日『トリック シリーズ』、NHK『スニッファー 嗅覚捜査官』など他多数。
出典:タレントデータバンク