2019年6月3日更新
絵を描くのが得意な米津玄師だが、男性の絵を描くと自分自身を投影してしまい、頭に袋を被せたり、頭をテレビにするなど顔を隠し、「これが自分自身だ」と思い込みながら描いていたという。
かいじゅうのイラストが良く描かれるのは自分自身を表現するための手段であると明かしている。[出典3]
米津玄師と菅田将暉
米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを担当したのが2019年5月14日に配信された菅田将暉の新しいシングル曲『まちがいさがし』だ。
同シングル曲は、松坂桃李主演のドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)の主題歌としてもドラマを盛り上げている。
また、米津玄師と菅田将暉がタッグを組むのは、『灰色と青』以来のこととなるが、米津玄師が菅田将暉のオールナイトニッポンにゲスト出演した際に
菅田将暉に歌わせるなら気の抜けた曲を作れない[出典53]
と相当気合いが入った状態で作られた楽曲であると語った。
▼菅田将暉のラジオにゲスト出演
https://twitter.com/sudaofficial/status/1120394768322891777
また、同ラジオ番組では米津玄師が
シンプルであればあるほど、声に対する比重はどんどん大きくなるわけでさ。本当にこれは、菅田将暉だから成立した曲だと思うので。作らさせてくれて本当にありがとうございます
と言うと菅田将暉も
こちらこそありがとうございます。あなたは天才よ[出典53]
と答え、更に米津玄師が
知ってる[出典53]
と返すやり取りもあった。
▼お互いにリスペクトしている
米津玄師と映画『海獣の子供』
米津玄師は、2019年6月7日公開予定のアニメーション映画『海獣の子供』の主題歌を担当している。
▼アニメーション映画『海獣の子供』予告編
アニメーション映画『海獣の子供』は、五十嵐大介の同名漫画が原作。
14歳の少女・琉花(声:芦田愛菜)とジュゴンに育てられた2人の兄弟・海(声:石橋陽彩 いしばしひいろ)と空(声:浦上晟周 うらがみせいしゅう)のひと夏の出逢いを描く作品となっている。
『一番大切な約束は、言葉では交わさない』という作品のテーマに通じる世界観が描かれた主題歌『海の幽霊』は、映画のために書き下ろされた。
米津玄師は、原作者の五十嵐大介と数年前より交流があり、アニメーション映画『海獣の子供』の主題歌を担当する際、
原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。[出典49]
とコメントしている。