2019年10月28日更新
どんな人？
- 有名老舗和菓子店・榮太樓總本鋪の御曹司である。
- 細田善彦は2003年にNTT東日本のCMで活動を開始した俳優である。
- 多くのテレビドラマで活躍している。
- 2007年にテレビドラマ『ライフ』(フジテレビ系)に出演し、悪役キャラを演じた。
- 刑事役として2019年にテレビドラマ『３年Ａ組―今から皆さんは、人質です―』に出演した。
- 2019年5月25日に公開される『武蔵－むさし－』で、武蔵役として映画初主演。
生い立ち
老舗和菓子店の御曹司である
細田は1988年3月4日生まれで、実家は老舗和菓子店・榮太樓總本鋪。榮太樓總本鋪は日本橋に本店を置く創業1818年の老舗店で、300名もの従業員を抱える。また、都内及び全国有名デパート・駅ビル内に店舗を持つ有名店で、「雪月花」というカフェも展開。細田はその経営者一家の次男坊である。[出典1]
芸能活動
デビューはCM出演だった
細田は2004年にＮＴＴ東日本『キャラクターDENPO』のＣＭでデビューした。[出典2]
かつては「細田よしひこ」だった
細田はデビュー当時、細田よしひこ名義でスターダストプロモーションに所属していたが、所属を外れて以降は現在の表記で活動。
なお所属はアルファエージェンシーである。
テレビドラマ『ライフ』で演技に注目が集まる
2007年、漫画家・すえのぶけいこ原作の同名テレビドラマ『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』(フジテレビ系)に出演し、ヒロインをいじめる変態男・佐古克己を演じると[出典3]、ハマリ役として話題に。
当時細田は「佐古克己をどのように演じようと思っていますか?」との問いに、
克己に限らずですが､演じるということはその人の人生を生きることなので魂を削る思いで演じようと思っています｡
原作の克己もすごく怖いし怪奇的ですが､せっかく生身の人間が演じるので表情や感情､仕草､目つきなどを工夫して原作よりも怖く､そして生々しく演じたいですね｡
と答えた。[出典4]
また2008年度のインタビューでは『ライフ』出演時を振り返り、
『ライフ』で演じた役はSMに興味を持っている少年だったんですね。
そのときはとにかくSMに関するあらゆる知識を吸収しました。
その上で、撮影に臨むときは全く何も考えない。僕は僕として演じるだけです。
そこに気づいてからは、「演技が上手くなりたい」と思わなくなりましたね。
とも語っている。[出典5]
大河ドラマで真田丸に
細田は2016年度のNHK大河ドラマ『真田丸』に出演、北条氏政の息子・氏直を演じている。[出典6]
テレビドラマ『３年Ａ組―今から皆さんは、人質です―』に刑事役として出演
日本テレビ2019年1月スタートのテレビドラマ『３年Ａ組―今から皆さんは、人質です―』に刑事・宮城遼一役として出演。菅田将暉演じる教師と対峙する刑事として、同じく刑事役の椎名桔平とタッグを組んだ。[出典11]
映画『終の信託』で展望を語る
周防正行監督作品『終の信託』に出演。
「女性自身」記者からの「今後どのような俳優を目指したいですか？」との質問に、「大沢たかおさんのような、年齢とともに、いろんな役を演じられるような俳優になりたいです」と語った。[出典2]
▼ 周防正行監督作『終の信託』細田善彦インタビュー
『武蔵－むさし－』で映画初主演
2019年5月25日にロードショー公開される三上康雄監督作品『武蔵－むさし－』に出演。細田は主演として武蔵を演じ、小次郎役は松平健が務める。細田が主役を務めるのは映画では初。
細田は本作の出演にあたり意気込みを
これまで何人もの名優の方々が演じてきた武蔵を、映画初の主役を演じる機会をいただけて、光栄であると同時に身が引き締まる思いです。かつて巌流島で、武蔵が小次郎と最期の決闘を果たしたのは29歳の頃と言われています。図らずも同じ29歳の今、一所懸命に武蔵の成長物語に挑みます！
と語っている。[出典10]
舞台でも活躍
細田は舞台俳優としても活動。
2014年に脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬による舞台『ハルナガニ』に出演すると、「げきぴあ」編集部の取材に応じ、「ほんのちょっとでも興味があればぜひ、足を運んでいただきたいですし、それだけに後悔させない作品を作っています」と自信をのぞかせた。[出典7]
ミュージックビデオにも多数出演
ドラマや映画、舞台と活動の幅が広い細田には、ミュージックビデオへの出演経験も。
▼ KREVA 「イッサイガッサイ」
▼ JAY’ED「ずっと一緒」
▼ S.R.S「ワンダー・ソング」
ギャップが魅力
2015年、22歳～34歳の働く女性を対象に『マイナビウーマン』が「知名度は高くないけれど注目している男性有名人は？」とのアンケートを実施。
回答の中には細田の名を挙げて、
演技をしていると普段とのギャップがいいです（32歳／パート・ソフトウェア／事務系専門職）
と評価するコメントがあった。[出典8]
私生活
バレンタインの思い出
細田はバレンタインの思い出について訊ねられ、
手紙が入っていたんですね。「●●に来て」って。で、そこへ行ったらまた手紙があるんです。
そこにも「●●に来て」と書かれていて。全部で8箇所くらい回りました。
2時間かけて(笑)。ようやく最終地点に女の子がいたんですが、その頃にはもうヘトヘトでした。
といったエピソードを明かしている。[出典5]
細田はメール世代？
自身初の主演映画となった2008年公開の『クリアネス』。
ケータイ小説を映画化したということもあり、劇中では携帯電話でコミュニケーションを取る場面が多く見られる。
当時細田はインタビュワーの「(細田は)携帯世代ですよね。手紙はどうですか？」という質問に、